シマアメンボちゃん見~っけ♡
絶対居ると思いながらの散策でしたから
発見の嬉しさもひとしお…いやふたしおw
初めてシマアメンボを見たのは2年前。
目黒自然教育園内の湧き水が作った水路に
カメラを構えた “オヤジ溜まり” が出来ていて
「どーれ私にも」と掻き分け覗いてみると、(・_・)
水流に乗って行きつ戻りつの虫が2~3匹。
「目黒の水がキレイって証拠だよぅ」と
(自分含む)オヤジたち喜ぶ喜ぶの秋でした。
関東での観察時期:4月~12月
脚長のずんぐりむっくりな体型と
背中の縄文チックな幾何学模様が
とってもユニークな子♡
井戸や水溜まりで探す? ヾノ゚ェ゚*) ムリムリ
日本全国に生息するけれど、水流のある
綺麗な小川や湧き水のところにしか居ない。
さてその翌月、小金井市の野川散歩では
野川公園内の自然観察園内にまあ居る居る♡
そこはホタルの保存地域でもありますからね。
さすがは武蔵野台地のハケ地帯でした。
そんな記憶も新しく、今回の再会ですから
国分寺の午後散歩も相当楽しかった訳よん。
(´艸`) 撮れた~
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2023.12.10.Sun
国指定名称 殿ヶ谷戸庭園(随冝園)の続きです。
庭園西側の住宅街の坂道を下りていくと
湧きたての(笑)野川に当たります。
源流はここから北西へ1kmくらい上なので
そのうち行こうと思ってます。
野川
話しを戻しますが
前回シマアメンボを見た野川公園へは
ここから野川伝いに6kmほど東へ下ります。
先に言っちゃいますと、森林浴を楽しむなら
野川公園の方がおススメですw
過去ブログ
★野川を歩く♪~武蔵野公園・野川公園~(小金井市ほか)2021.12.
★国立科学博物館附属 自然教育園の秋(目黒区)2021.11.
ではでは、今回の散歩道を発表しまーす♪
青色の線(MAP)に沿って歩きました。 d(^□^)
・お鷹の道 (江戸期お鷹場に由来する小道名)
・真姿の池湧水群 (伝説の池がある)
・おたかの道湧水園 武蔵国分寺跡資料館
・国分寺 万葉庭園
国分寺の町づくりはビジターにとても親切で
行く先々にこうした案内板がありましたので
迷うことなく目的地に進めました。
途中には野菜や果物の販売所があります。
散歩のおやつに蜜柑を一袋買いました。
お鷹の道
◆お鷹の道(おたかのみち) ※案内板のまま
江戸時代の寛延元年(1748)に国分寺市内の村々は
尾張徳川家の御鷹場に指定され、慶応3年(1867)に
廃止されるまで、村人の生活に多くの影響を与えていた。
崖線下の湧水を集めて野川にそそぐ清流沿いの小道は
いつころからか「お鷹の道」と呼ばれ、昭和47~48年に
国分寺市が遊歩道として整備しました。
カラー 和名: 和蘭海芋(オランダカイウ)
点々と咲いていた白いカラーは
たしか夏の花だと思うのですが・・・。
アブラハヤ(たぶん)の群れを見ながら
進みます。 └(=^‥^=)┐♪
本多家(分家?)の長屋門
本多家はこの後あらためて登場しますが、
享保九年(1724)の文書にもその名を残す
代々国分寺村の名主の家系だそうです。
今ここ ▲ です。
『真姿の池湧水群』 に行く前に
地主さんのご厚意で建てられているという
東屋で休憩させていただきました。
□( ̄-( ̄)ングング 蜜柑旨し!
さ、行こ。
サラサラと小川(深さ5~10cm)が流れる
この道の奥が 『真姿の池湧水群』 です。
( ̄‥ ̄) クンクン 焼き芋?
先へと逸る気持ちはあるのですが
2軒の果物と野菜の直売所が気になって
ちょこっと覗いてみました。
左:糸萬園 / 右奥:本多園
糸萬園さんでは子供たちが焼き芋を
頬張っていましたよ。 ( ̄┐ ̄) ジュル
さっき蜜柑を買ったので、こちらでは
お正月の筑前煮用の里芋ゲッチュです。
さあてと、小川を覗いてみます。 (-_-)
水、キレイでしょ ん? ん? んんん?
*.+゚☆ 居た~ d(≧▽≦)b シマアメ~ ☆゚+.*
シマアメンボ
今日は会えると思ってたんですよ♪
そうですね、シロウトの目ですと
流されてく ススキの種子(小穂)にしか
見えないと思います。 (*^皿^*)
ス~~~っと3~50cm流されては
ワッセワッセと元へ戻ってくるのを繰り返す
ずんぐりむっくりな可愛い子♡
いや~写真を撮るのムズかったです。
思いのほかたくさん見ました。
1㎡あたり1~2匹は居たかと思います。
関東での観察時期は4月~12月らしいので
12月の今、ギリギリ会えて嬉しかったこと♪
真姿の池湧水群
伝説の池、ここか! (≧∀≦)
2軒あった野菜直売所のすぐ奥左手に
小さな祠が見えました。
今は弁財天様が祀られているそうです。
「真姿の池」の名の由来は、嘉祥元年(848)
不治の病に苦しんだ玉造小町が、病気平癒
のため国分寺を訪れて二一日間参詣すると、
一人の童子現れこの池に案内し、この水で
身を清めるようにと言って姿を消した。
その通りにしたところ、たちどころに病は癒え、
元の美しい姿に戻った・・・という伝説から。
パン パン (ー人ー)
落ち葉の季節っていうのもあるのでしょうね、
比較してはいけませんが、懇々と湧き出る
阿蘇の湧水群のイメージで訪ねたので、
ちょっと違いました。 (*^皿^*) えへへ
でも清流をたっぷり湛えた美しい池でした。
◆東京都指定名勝 真姿の池湧水群 ※抜粋
昭和60年に環境省の名水百選に選ばれた。
平成10年には国分寺崖線湧水群の中の代表的な
湧水であるとして、東京都名勝に指定される。
※ここの湧水は飲用には向いてません。
長い時間をかけて自然が作り上げたローム層や礫層
などの地層を多摩川の流れが削ってできた国分寺崖線の
下から湧き水がでている。
この辺りでは「水口八十八ヶ所」とい言葉があり
多くの湧水源があった。しかし、都市化などにより、
枯渇したり埋め立てられた結果、湧水源も湧水量も
少なくなっている、、、とのことです。
真姿の池の前の小川
こうして武蔵野崖線から沁み出た水は
お鷹の道に沿って流れて野川に流入します。
その野川は約20kmを流れて世田谷区二子玉川で
多摩川へ注ぎ、そして東京湾に出て行きます。
ちょっと寄り道♪
祠の裏山、国分寺崖線を上がってみます。
『武蔵野国分寺公園』 の南端に出ました。
ここは公園内の “野鳥の森” の中です。
白○のところです。
上のMAP ▲現在地 の右(東)は
『史跡武蔵国分寺跡 北辺区画溝 』 の碑(?)があり
「この場所の地下には幅3mの溝が保存されている」
と記されていました。
ヒヨドリとカラスがけたたましく鳴いていて
喧しかったけれど、木漏れ日は最高♪
では、真姿の池湧水群に戻ります。
再び小川の前です。
飽きずにシマアメンボを追っていたら
一羽のキジバトが飛んで来ました。
キジバト ※別名:ヤマバト
首回りがメタリックグリーンなドバトと違って
色合いがシックなところが好きです。
キジバトはいつから水鳥になったのか!!
冷たい流水に辛抱強くお腹をつけたまま
じーっとしているものですから、
私も水筒のあったかい珈琲を飲みながら
じーっとそれを観察してました。
パクッ (・θ・)
あっこらっ!! (#`Д´)ノ
お目当てはシマアメンボだったのです。
うーーーむこれも自然の摂理…
よござんすよ、おあがんなさいな。
パクッ (・θ・) (TーT)
5~6匹ついばんだところで気が済んだのか
突然じゃぶじゃぶと行水を始めたかと思うと
さっさと林に戻ってったという10分間の出来事。
ただそれだけの話しです。 (≧艸≦)
12:30
私もお腹が空きました。 └(=^‥^=)┐♪
本日のお楽しみは
名所巡りの他にもうひとつありました。
『おたかの道湧水園』 の真向いにある
おたカフェでのランチです。
え、いつものオニギリですか?
それは朝ご飯として殿ヶ谷戸庭園の後に
とっくに食べ切ってますw ~(0 0)~
史跡の駅 おたカフェ
地元野菜をふんだんに使った
スパイスカレーが美味しいと評判です。
食べてみたいじゃないですか!!
(≧∀≦) ぺこぺこ~
◆史跡の駅 おたカフェ ≪HP≫
国分寺市西元町1-13-6
お鷹の道の癒・交流・展示空間。
弁当・食事・トイレ休憩など誰でも
自由に入れます、とあります。
名物はスパイスカレー
他にはトースト類とドリンク
『おたかの道湧水園』 のチケット
(100円)はここで購入します。
なにより、お店の方の感じのいいこと♡
はじめは2階のカウンター席に通されましたが
「今、1階のテラス席が空きました
今日は暖かですし、いかかですか?」 と
わざわざお声を掛けてくださったのです。
2階だって素敵なのに・・・ (≧∀≦) 是非っ
チーズケーキも頂きたいからと、気取って
スープカレーのご飯を少なくしてもらいましたが
めっちゃ好きな味!やっぱ大盛りでもイケました
…と話したら、ウケました。 ((^┰^))ゞ
おたかの道湧水園
市重要有形文化財 旧本多家住宅長屋門
◆旧本多家住宅長屋門 (江戸時代末期建造)
代々国分寺村の名主だった本多家。
幕末から明治時代、能書家であり村医者(漢方医)でもあった
本多雖軒(すいけん)氏が住居兼診療所として利用した場所。
「門」と名がつくけれど、立派なお家です。
◆本多雖軒 1835-1916)
名主本多良助の四男として誕生。
17歳の時、下谷保村(国立市)の
本田覚庵の塾に入門して医術と書を学ぶ。
その後に故郷国分寺で村医者をしながら
国分寺村最勝学舎の教職に就いた。
1階にはトイレや縁側があります。
2階は資料展示室になっていますので
当時の暮らしはちょっと想像しにくいですが、
養蚕道具の一式や薬入れの引き出し、
本多家や雖軒氏の生涯がわかる
資料の展示は面白かったです。
武蔵国分寺七重塔推定復元模型 1/10スケール
武蔵国分寺跡資料館
『お鷹の道湧水園』 の中にあります。
◆武蔵国分寺跡資料館 ≪HP≫
史跡武蔵国分寺跡の出土品を展示して
これまでの発掘調査の成果や、市内の
文化財、史跡武蔵国分寺跡の整備事業
などを紹介しています。
主な展示資料
武蔵国分寺跡推定復元模型(1/200)
瓦(朱墨書「寺」)、せん、須恵器、土師器、
灰釉陶器、銅製鋺片、硯、鉄製品、海老錠
玄関に置かれた水槽です。 (^m^)
やっぱりお鷹の道沿いで見た小魚は
これだったのではないかと思いました。
アブラハヤ
オイシイ モクズガニ
私の田舎では 「柿の葉が散る頃に…」
というのが田んぼや沢でモクズガニを捕る
季節の目安になっていました。
関東でその話をしても誰も知らない。
東北人も知らなかった。
んーーーーーー。 (亠_亠)
お鷹の道湧水園内の池
やっぱり季節柄なのか、
それとも湧水量が減ったのか、
透明度はそんなになかったです。
蔵の横にあったベンチで休憩します。
□( ̄-( ̄)ングング 蜜柑旨し!
さ、出発 └(=^‥^=)┐♪
○のところ。
この看板はいたるところにありました。
ホタルの幼虫はカワニナを食べるので
町をあげて保護活動をしているみたいです。
ホタルが飛ぶのは5月下旬から6月上旬。
ちょうどお花のカラーも咲いた頃です。
農家の方に 「楽しみですね、また来ます」と
言うと 「なかなか居ないのよぅ」 との返事が。
いつの日かホタルが舞う小道を・・・ (>人<)
らんららんらら~ん └(=^‥^=)┐♪
武蔵国分寺 (万葉庭園)
本日最後の目的地に着きました。
今ここ ▲ です。
*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*
今更ですが 「国分寺」 のお勉強 d(^◇^)
私の故郷 大分県にも 『豊後国分寺』 の、跡史跡公園があります。
子供の頃に一度遠足で行っただけなのでよく覚えてないです。
国分寺とは、741年(天平13年)に聖武天皇が仏教による
国家鎮護のため当時の日本の各国に建立を命じた寺院のこと。
(*^0^*) なーるほど
当時大流行した疫病(天然痘)と飢饉を仏の力にすがって鎮め、
国を護り、国民を救うこと。また全国病死者の菩提を弔うためにと、
各国に釈迦仏像1躯と挟侍菩薩像2躯の造像と 『大般若経』を写す詔、
『法華経』10部を写し七重塔を建てるようにとの詔を出している。
他にも、僧寺には水田を施せや封戸(給料制度)を置けとか、
僧や尼僧の数までいろいろと定められたそうです。
(*^0^*) たいへんだ
東大寺・法華寺は総国分寺・総国分尼寺とされ、
全国の国分寺・国分尼寺の総本山と位置づけられた。
(*^0^*) またひとつ賢くなった気になりました
*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*
◆武蔵国分寺 ≪HP≫
奈良時代、聖武天皇の詔により創建されたお寺。
1200年の歴史ある国重要文化財「木造薬師如来座像」を
本尊とされている。
楼門
◆国分寺楼門
2階には16羅漢像(現在13体)を安置。
国分寺市重要有形文化財に指定されている。
◆国分寺本堂 ≪HP≫
分倍河原の戦い(1333)で武蔵國分寺は焼失。
新田義貞の寄進により薬師堂が再建(1335)。
本堂は享保10年(1725)に再建。
現在の本堂は昭和60年に改築されたものである。
国分寺万葉庭園
万葉植物園は現在は 『国分寺万葉庭園』 に
改称されています。
訪ねた季節が悪かったのでしょう。
植物と歌が合致するところが少なかったです。
(*^皿^*) 花の季節に来ないとね
本堂
ニャンコしぇんしぇ~♡ (☆゚ ▽ ゚☆)
艶といい肉付きといい、きっと飼い猫でしょう。
保護猫活動用の餌をひとつだけあげました。
はい次~ └(=^‥^=)┐♪
国分寺仁王門
周りは結構荒れ地・・・怖いな~
この山ひとりで上がって行くの嫌だな~
と思っていたら、オッチャンが!!
追い掛けます。 (*^皿^*)
薬師堂
オッチャン待って~~~ (≧△≦)艸
と私も上に着いたら
オッチャン、どこにも居ない・・・ (o゚д゚o) え?
薬師堂
お参りの人じゃなかったのでしょうか。
不思議なことがあるものです。 (゚_゚i)
薬師堂を東に抜けると八幡神社がありました。
八幡神社
これこれ!
この大樹がいかにも武蔵野の森♪
現在地は大きい白○のところです。
都立武蔵国分寺公園
国分寺散策はそろそろおしまいです。
公園を抜けてJR西国分寺へ向かいます。
こもれび広場
オオムラサキ!?
見てみたいじゃないですか!!
φ(ー ̄*)memo 7~8月と
◆オオムラサキ
日本に分布する広義のタテハチョウ科の中では
最大級の種類。翅を広げると10cmくらいあります。
R145をまたぐ ふれあい橋
武蔵の池
円形広場
15:30
まだ明るいけれど影が長ーくなりました。
あの蜜柑、もう一袋買っておけばよかったなと
ちょっと後ろ髪を引かれながら帰ります。
*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆
まあどちらの王子様かしら? (Ψ▽Ψ*) ステキ
柔らかい朝陽が差して、偶然ですが
いい感じにソフトフォーカスがかかっています。
あれは元旦にだけ、母ちゃんもめったと口に
入らない極上のマグロ刺を食べた顔です(笑)
味を覚えてまた夕飯で催促されないように、
休み中は大好物の干しカマボコ(安い)を
こまめにあげてマグロのことを忘れさせます。
これはケチ賢い母ちゃんが14年間で培った
子育てのテクニックのひとつです。
<2012年1月2日 14歳 お正月>
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