浜離宮恩賜庭園の栗名月-雅楽の調べ-(中央区)2023.10. | 今よりは風にまかせむ。

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爺様猫のチャマとふたり暮らし。
休日に自然や文化・歴史にふれたプチ旅に出るのが楽しみです。
緑に包まれたベンチでおにぎりを頬張る… 空を見上げる…
流れる雲を見送る… 深呼吸~~~
すべての煩わしさから解き放たれて、静かな喜びが胸に満ちてきます。

 

~浜離宮でお月見散歩~

将軍の御庭で栗名月を愛でる

汐入の池に響く船上雅楽の調べ

 

 

待ちに待った浜離宮の船上雅楽♪
17日(金)は仕事帰りに東京の友だちと、
18日(土)は茨城のМちゃんを誘って
二夜連続で楽しんで来ました。
 
今回の記事は17日のものです。
去年と違って楽人の衣装も小船も地味~と
思っていたら、翌18日には衣装だけ
若干華やいだものに変更されました。 
(*^皿^*)
 
 
ちなみに昨年の衣装はこちら ↓
 
    過去ブログ

 

 

 

 <お月見散歩> 

 2023.10.27(金)~29(日) 日没~21:00

 

 <船上雅楽>

 和船に小編成の楽人を乗せ、

 かつての将軍が園内で楽しんだと

 言われる 「船上雅楽」 を再現します。

 ・18:00~18:20 

 ・19:00~19:20 

 ・20:00~20:20 

 

 衣装についてスタッフの方に伺ったところ

 「今年はより幽玄に…」 がコンセプトとのこと。
 なるほどそういうことか。

 

 

 笙(しょう) 

  天から差し込む光 

 篳篥(ひちりき) 

  地にこだまする人の声

 龍笛(りゅうてき) 

  空を舞い立ち昇る龍

 

 

 

 

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2023.10.27.Fri

 

16:30

私とYちゃんは仕事を早めに切り上げて

浜離宮庭園の前で待ち合わせしました。

  ( ゚∀゚)人(゚∀゚ ) ここ初めて~楽しみ~

一回目の演奏は18:00からですが
それまで庭園内を案内しようと思ってね♪
 
「コスモス、だいぶ終わりかけだからね」
なんて言ったけどそれどころじゃない、
大部分が掘り返されて新地なっていました。
一週間の間でこんなに変わる!?
 
 ◆浜離宮恩賜庭園

 東京都中央区、隅田川河口にある

 恩賜公園。約7万5620坪。
 元は徳川将軍家の御鷹場であった

 のを四代将軍徳川家綱が甲府宰相

 松平綱重(三代将軍家光の第2子)

 に下げ渡したそうで、「甲府濱屋敷」

 や「海手屋敷」と呼ばれていた。
 綱重の子綱豊が6代将軍家宣になっ

 た際に、再び将軍家のものとなって

 「浜御殿」と改称される。現在は宮内

 省管轄の 「浜離宮」となった。

 
 
 Y  「わ~じゅうぶんじゅうぶん」  (☆゚ ▽ ゚☆)
 
 
 
草の種を食べるスズメ可愛かった~♡
 
 
 
はい、コスモス畑はこれでおしまい。
暗くなる前に潮入りの池を一周して
浜離宮の全体を知ってもらいます。
   行くよ~ (=^ー゚)ノ
 
 
 
 
   ≪暮らしのワンポイント講座-1≫ d(^□^)
   ~栗名月~
   十五夜に次いで美しいとされる十三夜。
   ・十五夜(芋名月)=今年は9月29日
   ・十三夜(栗名月)=今年は10月27日
   その頃に収穫される作物(供物)に
   ちなんでいる
 
 
今年はこの船着場から出ました。
 
 
燕の御茶屋
 
 
   ≪暮らしのワンポイント講座-2≫ d(^□^)
   ~栗名月~  
   中秋の名月(十五夜=芋名月)から約1ヶ月後の満月の直前、
   十三夜の月のことを指します。
   栗名月は日本発祥の行事で、平安時代の宮中の行事という説あり。
   十五夜と十三夜の名月を合わせて「二夜の月」と呼び、
   かつては2回とも楽しむ風習がありました。
   そして片方しか月見をしないことは「片月見」と呼ばれていて
   縁起が悪いと忌み嫌われたそうです。
 
 
鷹の御茶屋
 
松の御茶屋
 
 
   ≪暮らしのワンポイント講座-3≫ d(^□^)
   十三夜(=栗名月
   これから満ちていく縁起のいい月。
   十五夜(=芋名月)のお月見は中国からの伝来、
   十三夜のお月見は日本で始まったもの。
 
 
中島の御茶屋
 
18:00
笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)を
奏でる楽人3名と船頭が漕ぎ出しました。
 
 
今年は観覧客が少なかったので
私たちはゆっくりと進む奏者を追いました。
 
 
雅楽の演奏は20分かけて
潮入りの池を一周するペースです。
この後19:00からの演奏も聴いてきました。
 
それにしても
夜の写真が下手過ぎて面目ないです。 
┐(´д`)┌
 
 
将軍が宮家を招いて楽しまれたという
このお月見の船上雅楽の宴ですが、
現代の私たちの様に
「♪月が~出た出た~月がぁあ出た~」
なーんてお月様を直接見上げることなどなく、
水面に映り込んだ月を愛でていたのだとか。
高貴な方のなさる事は違いますね~。
風流ですね~。
 
 
 
     私などはついつい
     バウッ!!と叫んで
     お肉落っことしちゃうw
 
 
 
 
 

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 目黒時代も麻布十番時代も食卓は
 テーブルと椅子。 チャマ用の椅子も
 ちゃんとあってご飯の時は私と同じ
 テーブルに猫茶碗を置いて一緒に
 食ていました。 おやつの時も。
 地べた(?)に置いてあげる様にな
 ったのはこの一番町時代から。
 どうやらその習慣が残っているみた
 いで、お腹が空くとテーブルに手を
 ついて “ごはんちょうだい” とこの
 ポーズで待つように。笑っちゃう。
 <2006年秋 9歳 ちょうだい>

 

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