中川船番所資料館の展望台で見た
『小名木村からの眺望(想像図)』で
150年前の海の近さと野っ原を想った
今私、なんだかとっても江東区が面白~い♪ (o≧▽゚)o
先月の “旧中川鍛錬遠足” をきっかけに
江東区中の運河を歩いてみたくなりました。
まず手始めに今回は、江戸時代初期に徳川家康が
江戸へ物資を搬送する運河として最初に造ったという
小名木川運河(全長約5km)を歩いてきました。
・・・の前に、前回時間がなくてパスした
『江東区 中川船番所資料館』≪
HP≫ に寄ります。
「ここから見えたと思われる江戸時代後期の光景」
始めに言っちゃいますが、ここ、最っ高に楽しいです♪
ちょろっと覗いたら小名木川へ…と考えていたのに
気が付いたらすっかりお昼を過ぎていたほどです。
見どころ満載、そしていろんな事が勉強できて
資料館を出た時には、ますますと賢~いお顔に
変わっていたのは言うまでもありませんw ( ̄ー+ ̄) キラリ
<散歩コース>
九段下駅--(都営新宿線・18分)-- 東大島駅
駅からすぐ 江東区中川船番所資料館 ・・・
★小名木川に添って“塩の道遊歩道”を歩く★
・・・萬年橋・・・隅田川・・・新大橋・・・日本橋人形町
水天宮前駅--(都営新宿線・8分)-- 九段下駅
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2022.02.12.Sat
前回のブログで書いた
「天気のいい日に、東から西へ歩こうと思います」
ええそうですとも、女に二言はありません。
本日はお日柄も良く、小名木川を歩いてきました。
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過去ブログより ★水鳥の楽園 旧中川を歩く(墨田・江東・江戸川区)2022.01.
実は 『川の駅』 でこういう冊子を入手しました。
これを書きながら≪HP≫も見つけました。
特集 小名木川を歩く
うん、歩こう!!
調べてみると 旧中川⇔隅田川 約5Km。
皇居一周分か、、、へっちゃらです♪
天気のいい日に、東から西へ歩こうと思います。
そのうちね。 (v^ー°)
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旧中川 全長約6.7km
小名木川 全長約5km ≒ 皇居一周分。
楽勝です。 (*^ー゚)v
<MEMO>
都営新宿線 九段下駅⇔東大島駅 18分。
東大島駅から旧中川に出てみると、
あん♡ さっそく居ましたコサギちゃん。
東大島駅 / 旧中川
ここの野鳥たちはかなり人慣れしているので
私が3メートルほど近づいてもお構いなしです。
コサギ
ベンチで朝ご飯を食べていたら…
ムクドリ
ツグミ
嬉しい朝です。 (o^ー^o)
ではでは、『江東区 中川船番所資料館』 へ。
※この写真は前回のもの
玄関口にあった顔出しパネルの
中川番&はぜちん(オリジナルキャラクター)。
旧中川はハゼ釣りが盛んと知りました。
ちなみに、季節は初夏~秋です。
◆江東区 中川船番所資料館
江戸時代に小名木川を通る船の取り
締まりを行った中川船番所と水運や
江東区の歴史に関する資料、釣具
資料(主に和竿)等が常設
入場料は大人200円、子供50円。
鑑賞コース 3F → 2F → 1F になっています。
びっくりな安さだったのでそれ相応かと思いきや…
とーーーんでもない!! ヾノ゚∀゚*)
エレベーターを降りたとせいで目の前に中川番所。
そして右手の壁と背面の壁にはのどかな川の風景。
江戸時代の小名木村、まさにココ、この場所です。
(o゚д゚o) わぁ~
なるほど、水平線はちょうど目線になっていて
自分の立ち位置は小名木川の中(舟の上)です。
波の音、人や野鳥の声が心地よく館内に響き渡り
照明は夜明け~日没までを美しく演出していました。
もう臨場感た~っぷりで、一気に江戸時代の
ピチピチ可愛い町娘としてタイムスリップです♪
あ、大名の美人奥方・・・のひとり娘でもいいや。
年齢にはこだわりたい。 d( ̄o ̄) ミ(`◇´)キ オイ
こっちが小名木川の東、千葉方面
あっちが中川の北、あれは筑波山!(≡▽≡)
今居る場所の昔に思いを馳せます。
出来ることなら四面とも風景で見たかったです。
江戸時代後期には100万人を超える世界一の
人口だったという江戸の生活物資を運んだ海運は
・大阪⇔江戸の「南航路」
・酒田⇔津軽海峡⇔江戸の「東廻り航路」
・酒田⇔下関⇔大阪の「西廻り航路」
あーそーだったそーだった。 (σo ̄) ホジホジ
小名木川の開削は千葉方面(今の行徳)から
「塩」を運ぶことが最初の目的だった。
その後、塩以外の物品や参詣客も運ぶ様になる。
確か教科書に載っていた 「入り鉄砲に出女」か。
あーそーだったそーだった。 (σo ̄) ホジホジ
思えば・・・
歴史、地理、体育(体力)が苦手な私でした。
なのにこの頃はこの3つを絡めてよく遊んでいます。
人間、長く生きると変わるんだ、興味と体形。 (^m^)
茨(ばら)の花
爰(ここ)をまたげと 咲きにけり
1791年、小林一茶が中川番所を通った時に詠んだ句。
調べてみたら、、、、、なーんか違った。 (亠_亠)
この句、私は思うに、鋭い棘のある薔薇だけど
花が咲けばせめてその部分だけは柔らかいでしょ。
「 “花咲く今こそ、さあ私を越えてお逃げなさい” と
女性の抜け道をつくってあげる様に薔薇が咲いていた」
と逆に薔薇の優しさを読んだ句と解釈したのですが
違うかなぁ。。。
館内の展示物や解説は分かり易く読み易く、
むかーし勉強したことのおさらいを楽しみました。
上のVTRでは、延宝1673~ → 寛政1789~ → 文政1818~
→ 嘉永1848~ → 明治10年代 → 昭和10年代 →
昭和20年代 → 昭和40年代 → 昭和50年代 → 現在も続く
開削・埋立工事の進行が面白かったです。
そうそう、小名木川の名前は、
この川を開削した小名木四郎兵衛さんが由来だそうです。
まだまだ興味深い資料はたっくさんで
ネタバレになるのでここまでにしておきます。
コロナのせいかな、来館者は少なくて
ほとんどの時間、私ひとりで3Fに居ました。 (゚_゚i)
<展望室>
江戸時代後期の光景
野っ原だ~~~ 海が近~~~い。 (≧∀≦)
さあ次、2Fへ。
<特別企画展> 荒川知水資料館連携事業
水害と江東 2021.11.10~2022.04.24
これこれ、ホント訪ねて良かったです。
過去・現在・未来の知るべきことが満載です。
「まずは東京都民は全員来て観ておけーっ!」
と思いました。
HPを拝見しますと…
川・運河と海に囲まれた江東区は、水害で大きな被害を
受け続けながらもそのたびに復興し、現在では「浸水の町」
から「親水の町」へと大きな発展を遂げました。
荒川放水路開削事業着手110年を記念し、「江東区の水害」
と荒川放水路を中心とした人々と町を守る「治水」の歴史を
たどります。
(亠_亠)・・・ダジャレている場合ではない。
そしてこれでは企画展の説明がぜんっぜん足りてません。
がしかーし、私にはボキャブラがありませんので
ぜひ皆様には200円握り締めてお訪ね頂ければ幸いです。
荒川放水路開削工事のコーナーでは
前回のブログで少し触れていたこともあって
より詳しいことが学べる展示資料には
驚きと感謝で喰い付きました。 (*^m^*)
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過去ブログより ★水鳥の楽園 旧中川を歩く(墨田・江東・江戸川区)2022.01.
◆中川
利根川水系の支流。
埼玉県・茨城県および東京都を流れ東京湾に注ぐ一級河川。
◆利根川 (坂東太郎)
新潟・群馬の境にある標高1,834mの山、大水上山を水源として
群馬→埼玉→茨城(犬吠埼)と流れ太平洋に注ぐ一級河川。
◆荒川
熊本・福岡・長崎を中心に大活躍した肥後のにわか役者。
そりゃ ばってん荒川さんやろがー!! ミ(`◇´)キ
失礼しました、、、荒川の源流は埼玉県の奥秩父。
埼玉、東京を流れ東京湾に注ぐ一級河川。
◆荒川と隅田川の分水地点
1924年、赤羽の東に岩淵水門を設けて一部
は隅田川へ、メインは新た築いた人工水路
「荒川放水路」へと分水がされた。
この荒川放水路が造られた事により中川の
下流は分断(下の地図)される。分断されて
再び荒川へと合流する部分が 旧中川。
<学習ポイント-1> d(^□^)
てことは、、、1924年より前、、、100年前までは
岩淵から下流の荒川は存在していなかったってこと。
知らなかったー。もんの凄い土木事業だったのですね。
じゃあ100年前までの岩淵から先の荒川の水はというと
今の隅田川を流れていました。
ナルホド無理、それでは大雨に耐えられませんよね。
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その中で私がもっとも喰い付いたのは
こちらのイケメンエンジニア、青山 士(あきら)氏です。
(♡ 艸♡) そーかこの男前が…
◆青山 士(あおやま あきら) 1878.09.23-1963.3.21
日本の土木技師、内務官僚・・・詳しい事はウィキってネ。
小名木川の掘削工事が小名木四郎兵衛さんなら
荒川放水路ほどのBIG工事の音頭は誰がとったのだろうと
ぼんやり考えていたところでした。
解説ボランティアのおじ様が、
この方はパナマに留学し、パナマ運河建設に
携わった唯一の日本人で、
帰国後はその経験を活かして荒川放水路の
工事と、なんとそれと同時期に新潟県にある
大河津分水路も指揮官として完成させている
…と教えてくださいました。
それは信濃川の分水路です。
地図を見てみるとJR寺泊駅(長岡市)と
分水駅(燕市)の間を流れていました。
いつかここも上田のМちゃんと旅が出来たら
いいなぁと思いました。
あー、日本海を眺めながら魚と蟹食べたいっ。
それが叶わない今は、東京駅で売っている
新潟の駅弁で我慢するけど。。。 (▽〃)。oO
なんてМちゃんゴメンゴメン、(>人<)
気持ち8割はМちゃんに会いたいと思ってるよ。
8割は。や、9割と言っとこっか。
さあ、いよいよ小名木川散歩です (=^ー゚)ノ
思いのほか(失礼) 資料館に夢中になり過ぎて
本日のメインイベント 「小名木川を歩く」 は
12:30のスタートとなりました。 (=^┰^=)
この場所は中川船番所があったところです。
前回歩いた平成橋が奥に見えます。
◆小名木川(おなぎがわ)
家康が江戸に入城した直後の1590年から着工。
政保国絵図(1640年頃→ウナギサヤホリ
江戸図正方鑑(1693年)→ウナキサハホリ
江戸図(1716年)→オナキ川
現在→小名木川
ウナギサヤホリ・・・鰻? ( ̄┐ ̄) じゅる
旧中川では今も鰻が捕れると
前回、青空生活のオジサンから聞きましたが
ウナギサヤは鰻とは関係あるのでしょうか。
MAP
ここからは資料館のお土産コーナーで見つけた
ナイスなクリアファイルを持って歩きます。
数えてみたら15の橋、西へ西へひたすらまっつぐ。
これも始めに言っちゃいますが、
ここの遊歩道、単調過ぎてすぐに飽きました。
(|||▽ ) 正直な感想だもん
ブログのタイトルには 「小名木川運河を歩く」
なーんて格好つけ風に書いちゃいましたが
「歩いたは歩いたよ」 くらいが正直なところ。
だって歩けど歩けど花もない、野鳥も居ない、
水も濁ってるし…そう、私には刺激が足りなかった。
歩いた季節が悪かったのだと思います。 (Υ_Υ)
といきなりトーンダウンな書き出しですが
出発します。 (^◇^;)
1- 番所橋
番所跡から300mほど歩いたまでは
7~8羽のカルガモやオナガガモを見ました。
でもこれから先暫くは姿を見ることはありません。
カルガモ
オナガガモ
2- 塩の道橋
橋の下の排水口
塩の道橋の右手を行くと
「仙台堀川遊歩道」ですが今回はパスします。
3- 丸八橋
お稲荷さんの狼煙が見えたので行ってみます。
大島稲荷神社
松尾芭蕉ゆかりの大島神社稲荷
秋に添て 行はや末は 小松川
秋を探しながら川に沿って行けばやがて小松川に行くであろう
4- 砂島橋 / 5- 新開橋
小名木川橋梁 JR貨物越中島支線(2000年廃線)
小名木川の中間地点まで歩きました。
ここクローバー橋は小名木川(東西)と
横十間川(南北)が十字に交差する場所で、
橋は×の字に架かっています。
15の橋の中では飛び切り大きな橋です。
6- クローバー橋(小名木川・進行方向の西側)
横十間川(北)
横十間川(南) ※奥は「横十間川親水公園」
あのブルーの涙型オブジェの正体は・・・
それは次号で。 (o´艸`)
クリアファイルマップを見ると半分まで
歩いたことがわかりました。
7- 小名木川橋
8- 小松橋
小松橋の下は遊歩道が途切れているので
一旦小名木川を離れて迂回します。
小松橋の上から見た扇橋閘門(見えないか…)
新扇橋の上から振り返って見た扇橋閘門。
9- 新扇橋
◆扇橋閘門
小名木川の新扇橋と小松橋間に位置し、東西の水位差を調節して
船の通航を可能にする施設です。
通航できる船舶は長さ90m、幅員8m、高さA.P.+4.5m以下となります。
※パナマ運河と同じ方式
おおっとここでまた
遊歩道が再び途切れてしまいました。 (*゚Д`;)
小名木川と大横川が交差します。
10- 新高橋
なので大横川の北方面に向かい
猿江橋を渡って対岸に行くほかありません。
大横川 / 猿江橋の上から東京タワーを臨む
大横川
はい、対岸に着きました。
10- 新高橋をくぐる
オオバン
オオバンの群れが居ました。
やっぱり散歩の醍醐味は生き物観察です♪
11- 大富橋
あと少し、頑張れ自分!! (≧△≦)ノ
12- 東深川橋
13- 西深川橋
ひとりぼっちのカルガモ見っけ。(≡▽≡)
カルガモ
14- 高橋
新小名木川水門が見えました!
ここまで来たら隅田川はすぐそこです。
新小名木川水門
萬年橋の上から振り返り見た新小名木川水門
15- 萬年橋
Gooooooooooooal! o(≧◇≦)o
目の前は隅田川です。
15の橋、小名木川塩の道 5km完歩しました/☆
15- 萬年橋の上から
やった~、偉いぞじぶん! o(≧◇≦)o
萬年橋の北、川船番所跡
隅田川テラスに降りると・・・ ((゚m゚;)
オオセグロカモメ
うーーーむ、オオセグロカモメは
生活力のある顔をしているなぁと思いました。
ほ・・・褒めてます。 (´艸`)
隅田川テラス
近くには『芭蕉記念館』があるのですが
まだ一度も行ったことがありません。
そのうちに…。 ≪HP≫
松尾芭蕉の句碑を辿りながら新大橋へ向かいます。
新大橋
新大橋の上から隅田川を臨む。 (*^o^*)
橋の上、中ほどにはベンチがあります。
先客のお姉さんが本を読んでいました。
いいですね、こういう休日。 (o^ー^o)
ならば私もと
2つ離れたベンチに腰を下ろして
本・・・ないからボ~~~っと涼みます。
※じんわり汗をかきました。
旧中川の7kmはあっという間でしたけど
小名木川の5kmは長~く感じました。
野鳥の励ましはやっぱり大事。 (*^m^*)
さあ次は人形町、甘酒横丁経由で帰ります。
小名木川 塩の道
歩いたー 疲れたー
リピ? たぶんなーい
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段ボールインは猫あるあるですが、
チャマも段ボールや紙袋があると
とりあえずはインしてました。これは
ガムテープのペラペラで遊んでいる
ところです。この後、ポスターカラー
で招き猫の絵を描いて顔の部分を
くり抜き、チャマがそこから顔を覗か
せた写真で年賀状を作りました。
あ、掲載はご容赦ください。(^m^)
ヤンチャ盛りのチャマ。こんなに丸々
してた頃もあったのかと懐かしい。
<1999年12月2歳 年賀状作り>
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