小石川植物園 初秋の昆虫たち(文京区)2021.09. | 今よりは風にまかせむ。

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爺様猫のチャマとふたり暮らし。
休日に自然や文化・歴史にふれたプチ旅に出るのが楽しみです。
緑に包まれたベンチでおにぎりを頬張る… 空を見上げる…
流れる雲を見送る… 深呼吸~~~
すべての煩わしさから解き放たれて、静かな喜びが胸に満ちてきます。

 

ふと思った…なして?

花粉を運んでもらう訳でもないのに

曼殊沙華は蜜で蝶々を寄せている

 

 

この花は球根の株分けで増えてく植物で
受粉して実った種から増えるんじゃないって事は
そんなの常識タッタタラリラ♪ですよね。
じゃなんで?どして?蝶をこんなに集めるの?
そもそも蜜って必要?

 

ナミアゲハ(並揚羽)

 

    ◆小石川植物園

    文京区にある 『小石川植物園』 を秋散歩。
    正式名称:東京大学大学院理学系研究科附属植物園
    植物学の研究・教育を目的とする東京大学の教育実習施設。
    江戸幕府によって開園された『小石川御薬園』がこの植物園の遠い前身。
    開園 1877年(前身の御薬園を含めると、1684年。日本で最古の植物園)
    面積は161,588m2(48,880坪)
    (アクセス) 東京都文京区白山3丁目7番1
    ・都営地下鉄三田線 白山駅下車 A1出口 徒歩約10分
    ・東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車 出入口1 徒歩約15分

 

 

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2021.09.23.Thu 秋分の日

 

あーんもー、あーんもぉぉぉぉぉと
考えがいろいろまとまらない時の逃げ場、
小石川植物園を訪ねてきました。
いやいや逃げるんじゃないっ、「一旦忘れる」。
コレけっこう得意分野だったりします。 (*^m^*)
 
受付門をくぐった正面の坂道の途中です。
今年も黄色い絨毯が敷かれていました♪
 
 
フクロミモクゲンジ(袋実木欒子) ムクロジ科
 
この黄色を見た瞬間からもうゴッキゲン♪
 (☆゚ ▽ ゚☆) なんもかんも忘れた~
 
 
ヒマラヤスギ
 
威風堂々、男らしいです♡  (=μ_μ)σ|
 
イロハモミジの並木
 
今年の葉っぱは日焼けしていないので
紅葉の色に期待が持てそうです♪
   
      過去ブログ (美しい紅葉)
 
 
 
この日、咲いていた花。 ※一部です
 
トネアザミ(利根薊)
 
ツユクサ(露草)
 
キツネノマゴ(狐の孫)
 
キバナコスモス(黄花秋桜)
 
なんだこれは?なんの実だ?
 
フヨウ(芙蓉)
 
クマギク(熊野菊)  なぜ名前に“熊”が?
 
ハギ(萩)
 
曼殊沙華については日なたは半分以上枯れていて
「ちと遅かったか」 とガッカリでした。 (≧ε≦)
お彼岸でこれだもの、今年は開花が早かった様です。
 
 
    過去ブログ
 
 
さて、今回の散歩の収穫は 『昆虫』 でした。
始めは 「ヨーシ赤トンボでも追いかけてみるかー」 と
意気込んでいたのに、実はまだそれほど居なくて
思いのほか蝶々がたくさん飛んでいました。
 
先ほどの黄色い絨毯を過ぎたところには
そこそこにまだ活きのイイ 曼殊沙華が咲いていて
見るとアゲハチョウが 3、4、5 …たっくさん居ました♪
 
ナミアゲハ
 
早い早い早いっっっ!!
   ヽ(≧Д≦)ノ 落ち着けみんなー 
動きが速すぎてカメラが追えませんでした。
 
 
よーしよし
これだけ載せたら気が済みました。 ( ̄ー ̄) フッ
 
 
で、話は元に戻りますが
ここで冒頭に書いた「疑問」となったのです。
そもそも虫に受粉を頼む必要がないのに
蜜を出す、蝶を集める、なんのため?
  ↓ ↓ ↓
散歩の間じゅう考えて出た答えはコレです。
こんなにも妖艶な姿に生まれついたのに
虫も寄り付かないのはプライドが許さない。
虫と言っても地味な虫は御免だ、シッシ!
アゲハ蝶ならばアクセサリーに相応しい。
目的は 「ワタシキレイデショ」 それだけ。
  ↓ ↓ ↓
魔性の女は自分の魅せ方を知っている。
わかるわ~、お・な・じ。  (Ψ▽Ψ*) イヤン♪
 
 
さ、散歩の続きだ。 (亠_亠)
 
ツマグロヒョウモン ♂
 
とまっているお花、キツネノマゴ(狐の孫)は
キツネノマゴ科キツネノマゴ属の一年草です。
 
ツマグロヒョウモン 
 
ツマグロヒョウモンは土とか枯れ葉が好きとか、
また弱ってパタパタしている訳ではありません。
花から花へと飛び回っている途中で
こうして私にシャッターチャンスをくれました。
この日は ♂♀が撮れて嬉しかったナ♪ (v^ー゚)
 
 
ヒカゲチョウ 日本固有種 ※ヒメジャノメにそっくり
 
 ↑ 羽が少し傷ついています。
    ♂♀の区別は難しくてわかりません。
 調べるとタテハチョウ科ジャノメチョウ亜科に分類される
 ヒカゲチョウ(日陰蝶)だとわかりました。
 名前のとおり日陰を好み、樹液によく集まるそうです。
 茶色くて●◎●マークが付いた蝶もそっくりさんが多くて
 一見(資料)のヒメジャノメかと思いました。
 ( 実家の窓辺でよく死骸を見つけたなぁ (Υ_Υ) ) 
 
 
コミスジ(小三條)
 
この蝶はだいぶ傷ついていました。 
羽を何度かばたつかせては広げ、
羽ばたつかせては広げて止まってくれるので
美しい模様の観察がしやすい蝶です。
お洒落な柄だと思いませんか? (*^.^*) ♡
 
 
アカボシゴマダラ
 
『薬園保存園』 でマメ科植物の葉につかまって
じーっといつまでも動かずにいました。
 
この綺麗な蝶の名を調べてみましたら
さあ困った・・・要注意外来生物 だとわかりました。
「 “放蝶ゲリラ” による人為的な放蝶によると
 考えられている」 なんて文言もありました。
大陸から人為的に持ち込まれた外来種で
発見した場合には駆除が必要である、とも。。。
 
見付けた時はそんなこととはつゆ知らず。
また知っていたとしても私には何もできません。
もう会わないことを願うばかりです。 (TーT)
 
 ちなみに
 守りたい在来種・ゴマダラチョウ
 このように黒と白だけの模様です。
 小粋な感じで美しいですね。 (*^.^*) ♡
 この蝶も花の蜜に集まることはなく
 木の幹から沁み出した樹液を吸うそうです。
 
 
 
 
 
 
ナナホシテントウムシ
 
んも~動きが早くてやっと撮れた一枚です。
実際はもちょっと赤色が鮮やかでした。
 
 
ツユムシ
 
 
外のバッタに比べると全体的に柔らかボディです。
ツユムシって名前も弱そう。
触ろうとしたらジャンプして逃げられました。
「うん、これなら食べ易い」 ・・・って私じゃなく
野鳥たちはそう思っていると思いますw
 
コアオハナムグリ / シラヤマギク
 
えっハナムグリのくせにムグってないですと?
んなこたぁありません。花粉まみれですw ↓
 
コアオハナムグリ / お茶の花
 
好物の中に全身スッポリ…って羨ましい話です。
生クリームのお風呂に首まで浸かって
ペロペロするイメージ? 憧れる~ぅ。 (≧∀≦)
 
ニホンミツバチ
 
日本ミツバチ一匹の働き蜂が一生の間に集める
蜜の量は小さいスプーン一杯なんだそうです。
西洋ミツバチはその4~5倍、だから養蜂向き。
 
郊外よりも都心の花壇の方が日本ミツバチに
よく会えるのはその圏内で養蜂していないから。
昔そんな話を聞きました。ほほぅナルホドね。
 
 最後に
 ハナアブとミツバチの超簡単な見分け方。d(^□^)
 ◎足に蜜団子がくっついているのがミツバチ
 ◎目が涙型しているのがミツバチ
   (資料)ハナアブの目はハエ目だけにハエに似てる
 ◎ミツバチは触覚が長い
 
 
 
ナミアゲハ …?
 
おやおや?と。
帰りがけに見たこのナミアゲハには
尾状突起がありませんでした。
傷ついたのかなと観察してみると
左右とも美しいシンメトリーです。
わからん・・・でも元気なら良し。 (o^ー^o)
 
     
     来年はモスラを探して
     羽化シーンを観察しよう
     よし、そうしよう♪
 
 
 
 
 

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  あらららチャマが草に絡まっています。
 これは長野県の…えっと何処だっけ?
 仕事仲間、釣り仲間の10数人で松茸
 狩りをした日です。 ※大丈夫、これは
 山の持ち主からの招待です。 皆から
 すっかり “犬扱い” されていたチャマ
 は「オマエも来るんだぞ」と誘ってもら
 えました。 こうして私とチャマは海に
 山にとよく遊んだのです。。。(TーT)
 チャマにとっては初めての秋です。
 にゃんだにゃんだ歩きにくいぜの顔♡
 <1997年チャマ0歳 秋旅行>
 

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