曼珠沙華が咲いた小石川植物園(文京区)2020.09. | 今よりは風にまかせむ。

今よりは風にまかせむ。

  
爺様猫のチャマとふたり暮らし。
休日に自然や文化・歴史にふれたプチ旅に出るのが楽しみです。
緑に包まれたベンチでおにぎりを頬張る… 空を見上げる…
流れる雲を見送る… 深呼吸~~~
すべての煩わしさから解き放たれて、静かな喜びが胸に満ちてきます。

 

東京も秋のはじまり♪

植物園内のあちらこちらに

紅白の彼岸花が咲きました

 

 

にしても街路樹の銀杏の実が臭い臭い ( ´艸`)
散歩するワンコのアンヨがかぶれないか
心配な今日この頃です。

 

文京区にある 『小石川植物園』 を秋散歩。
正式名称:東京大学大学院理学系研究科附属植物園

 

 

    ◆小石川植物園
    植物学の研究・教育を目的とする東京大学の教育実習施設。
    江戸幕府によって開園された『小石川御薬園』がこの植物園の遠い前身。
    開園 1877年(前身の御薬園を含めると、1684年。日本で最古の植物園)
    面積は161,588m2(48,880坪)
    (アクセス) 東京都文京区白山3丁目7番1
    ・都営地下鉄三田線 白山駅下車 A1出口 徒歩約10分
    ・東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車 出入口1 徒歩約15分

 

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

 

2020.09.27.Sun

北の丸公園が咲いたのだから…

「そうだ!小石川にも行ってみよう」 と

彼岸花を見に訪ねてきました。

 

坂の途中の “黄色” は何? (o゚д゚o)

 

 

行ってみますと

こんな可愛いお花が辺り一面に散っていました。

 

フクロミモクゲンジ(袋実木欒子) ムクロジ科

 

 

 

 

ここは大銀杏の木の下です。

ほらね、こんなに咲いてた♪ (o^ー^o)

 

ヒガンバナ(彼岸花)

 

 

 

 

 

んーー、あんまり美しく撮れなかったです。

カメラ設定が今ひとつ理解出来てない

自分にガッカリです。  (TーT)

 

 

   ◆彼岸花◆ = ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草

   有毒植物 地中を荒らす小動物や昆虫が嫌うので、畦や墓地に植えられた

   異名多く、日本・中奥・韓国・米英で1000種以上ある

   子供が口にすると危ないので、忌み嫌う名前をつけたと言う説がある

   鱗茎には利尿や去痰作用がある成分がある 生薬名=石蒜(せきさん) 

   花と葉は同時に存在することがない 花が咲いた後に葉が出る 

   学名:Lycoris(リコリス)はギリシャ神話の女神の名

 

   ◆名前の由来◆

   日本では  

   ◎曼珠沙華 : サンスクリット語で 「manjusaka=天界に咲く花」 という意味

   ◎彼岸花 : 彼岸の頃に開花するから 食べた後は彼岸(つまりは“死”)しかない

   ◎死人花(しびとばな) : 墓地の周りにあり、お彼岸頃になるとあの世から戻った魂が咲く

   ◎葉見ず花見ず : 花と葉は別々に出て互いを見ることがないから

   ◎火付け花(ひつけばな) : 家に飾ると火事になる ※毒性が強いので触れさせない為

   ◎地獄花(じごくばな) ◎幽霊花(ゆうれいばな) ◎しびれ花   

   ◎剃刀花(かみそりばな) ◎狐花(きつねばな) ◎捨子花(すてごばな) …など

   韓国では

   ◎相思華(サンシチョ) : 花と葉は別々に出るので「葉は花を思い、花は葉を思う」ことから

 

 

さ、秋のはじまりを楽しもう♪

 

 

トネアザミ(利根薊)

 

 

 

 

ツマグロヒョウモン(♀)

 

 

 

再び ヒガンバナ(彼岸花)

 

 

 

ハギ(萩) と ヒガンバナ(彼岸花)

 

 

 

 

 

ルツボ(蔓穂)

 

 

 

日本庭園

 

この後あの山の上を歩きます。

 

 

 

コムラサキ(小紫)

 

 

 

東京大学総合研究博物館 小石川分館(旧東京医学校)

 

 

 

     ◆東京大学総合研究博物館 小石川分館

     国の重要文化財
     昭和44年(1969年)に本郷構内より移築。
     明治9年(1876)に建築され、東京大学に関係する
     建造物では現存する最古の建築物。

 

 

針葉樹林の森へ。

 

 

カリン(花梨)の林

 

 

 

今年も豊作みたいです。

黄色く実ったら 園の入口(料金所前)で

「お土産」 として置かれるのが楽しみです。

 

 

ほらここにも!

 

 

今年はコロナの影響で巾着田(埼玉県)の

彼岸花はみんな刈り取られたそうです。

それはもう広範囲に真っ赤っ赤に咲いて

見事なのですよ。

友だちを誘って行きたかったのに残念です。

 

     過去ブログ

     ★巾着田の曼珠沙華まつり(埼玉県日高市)2018.09.
     ★巾着田の曼珠沙華まつり(埼玉県日高市)2015.09.
     ★巾着田の曼珠沙華まつり (埼玉県日高市) 2013.09.

 

 

 

苔まっぷし! (o゚д゚o) 

 

 

 

巨木並木へ。

 

モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)

 

 

他にも

スズカケノキ、アメリカスズカケノキ、ユリノキ、

オオバボダイジュ、大イチョウなどがあります。

 

 

旧養生所の井戸

 

 

 

井戸の近く、冬もまだなのに

早春桜の花が咲いていました。

 

 

 

 

分類標本園

 

花の少ない季節です。

 

 

オトコエシ(男郎花)

 

 

オミナエシ(女郎花)

 

 

ウド(独活)の実

 

 

 

ナンテンハギ(南天萩)

 

 

タケニグサ(竹似草)の実

 

 

 

そしてここが有名な

イロハモミジの並木です。

 

 

紅葉が楽しみです。 (≧∀≦)

 

     過去ブログ (紅葉の頃)

     ★小石川植物園のイロハモミジ並木 (文京区) 2016.11.

 

 

 

 

公開温室

 

 

     過去ブログ (公開温室)

     ★小石川植物園の紅葉(文京区)2019.12

 

 

ソメイヨシノ(染井吉野)の広場

 

 

     過去ブログ (お花見の頃)

     ★小石川植物園の桜 (文京区)2016.04.

 

 

小石川植物園の横綱! ヒマラヤスギ

 

 

園内で一番存在感のある大木で大好き♡

 

帰りがけにもう一度彼岸花を撮影。

 

 

 

今年の彼岸花は小石川植物園で

たっぷり観賞させていただきました。

 

 

     紅白満開で

     めでたし めでたし

 

 

 

 

 

 

*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*

 

 

 栄養点滴をしてきたばかりです。

 母ちゃんは 「少し寝ますか?」 と

 チャマを布団に押し込んだくせに、

 「もう寝た?」 とすぐに布団をはぐり

 写真を撮ろうとするからね。

 「えっまだ体制が整ってませんよ」

 のやや驚いた顔です。

 お目目がパッチリでしょ?

 ホントはまだ眠くないんですよ。

 でも猫は布団の中が大好きだから

 一日の半分はここに居ます。

 < 2019.09.27. 寒くなったしね >

 

 

*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*―――*☆*