古今東西の桜☆多摩森林科学園(八王子市)2019.04. | 今よりは風にまかせむ。

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爺様猫のチャマとふたり暮らし。
休日に自然や文化・歴史にふれたプチ旅に出るのが楽しみです。
緑に包まれたベンチでおにぎりを頬張る… 空を見上げる…
流れる雲を見送る… 深呼吸~~~
すべての煩わしさから解き放たれて、静かな喜びが胸に満ちてきます。

 

「海猫に会うために山へ行きました」

ほーらね、木の芽時にはこういう人が

いるんですよ… 此処に (^m^)

 

 

東京都八王子市廿里町にある

『森林総合研究所 多摩森林科学園』 を

再び訪ねて来ました。

 

今日は一日中、山歩きをして

古今東西の桜を見て過ごそう♪ という趣向。

そ、前回のは下見旅でこれが本番旅です。

 

 

       ↑  ↑  ↑ 

山歩きと言っても8割方こんな道です。

足元がきっちり整備されていて

なーーーんの苦労もありませんでした。

 

 

  季節はずれの記事ですみません。

  只今、撮りっぱなしの写真を掘り起こし中。

  暫くの間、生温かい目で見てやってください。

                       By 尚雀

 

 

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2019.04.20.Sat

 

♡ 海猫ちゃんに会えるかな ♡

 

 

9:00 

高尾駅に着きました。

2度目だと気持ちに余裕が出ますね。

  ♪ヽ(^。^)ノ ランララ~ン

 

北口改札を出たらそのまま真っ直ぐに

山側を目指して歩きました。

 

一か月前は蕾だった桜が

見てくださいな、こんなですよ♪

 

 

一緒に電車を降りた前を歩く皆さんも

多摩森林科学園のお花見客で、

ヤング層は・・・えっとえっと

いませんでした。 (*^m^*)

 

道すがら楽しめる動植物の紹介。

 

 

歩くペースやお弁当の場所は
ざっくり決めています。

迷う箇所などひとつもありません。

 

(この山いいわ~、楽勝だわ~) (o≧▽゚)o

 

はい、駅から10分で到着です♪

 

 

 

森林総合研究所 多摩森林科学園

 

 

↑↓ 写真を撮り忘れたので3月のを流用

 

 ◆国立研究開発法人 森林研究・整備機構

 森林総合研究所 多摩森林科学園 ≪HP
 東京都八王子市廿里町1833-81

 

 HPをぜひぜひ、是非ご覧ください。

 桜の保存林8ヘクタール、樹木園7ヘクタール、

 それらの倍くらいの土地は非公開の試験林で

 ◎サクラ品種の研究 ◎都市近郊林の研

 ◎生物多様性の研究 ◎森林環境教育の研究

 などがされています。

 

 

MEMO φ(ー ̄*) 

飲み物の自販機はここだけ。

トイレは3ヶ所あるのでまあ大丈夫。

 

 

では

園内MAPを握り締めて、出発~! (=^ー゚)ノ

 

 

・・・てもう誰もいないの。  (゚_゚i)

 

ついさっきまで料金所でモタモタしていた
シルバーチームの皆さんは
私が帽子を取出し靴紐を結び直してる間に
一も二もなく姿を消していました。
 
元気なんだ、あの世代は。。。
 
 
≪第2樹木園≫
 

 

この先ずーっとほぼひとりぼっちの
森林歩きになります。
下見の時よりはだいぶマシですが。

 

 ← このように

 要所要所で季節の野花や昆虫、

 森の生き物たちの説明があります。 

 いろいろ勉強しながら歩けますから

 ぼっちでも全く退屈しませんでした。 

 

 ( えっ、そうなの?どこどこ? ) (o^^)o

 

 と、小さな植物や珍しい植物も

 見逃さずに楽しむことができました。

 

 

 

 

  わ~ゼンマイだ~

  こっちにも~あっちにも~ (≧◇≦)

 

なーんて初めは嬉しくて小躍りしましたが

ナーニじきに慣れます。

春の山菜なんかそこいらじゅうですから。

 

 

 

 

 

≪桜保存林≫

 

さあ桜の森に入りました。

ここには昭和30年代から全国各地から収集した

貴重な桜が、約1,400本もあるそうです。

それが3月から順々咲いていくのです。

 

観光名所じゃないから知る人ぞ知る?
ここって凄くないですか!! (≧▽≦) 

 


チケット売り場のお姉さんが

「この場所が一番日当たりが良くて

 今だと八重桜が満開ですよ」

とMAPを指して教えてくださった場所です。

 

 

 

 

安行の〇〇って

はじめ私は、どこぞのお偉いお坊さんが

命名したのかと思っていたのですが

埼玉県に昔あった地名だと後で知ります。

バカですねー。

 

確かに日当たりは抜群!

でも桜保存林で唯一の難所でもあります。

 ※たいした距離ない階段ですが (≧δ≦)

 

 

階段の道は男坂。

右側には女坂がありましたが、

( ここを行けばオニギリがより旨かろう )

と、ひ弱な尚ちゃん頑張りました。

 

ここでは桜の研究をしていますから

どんなに年寄りになった木でも

たとえ一枝になった木でも

大切にされているところに感動しますよ。

 

 

まるで個々が個々の役割を

承知しているかの様に、

名札を掲げて、美しい花を咲かせて、

とても誇らし気に立っています。
 (≡д≡)

 

 

ん?この写真は・・・何だっけ?

 

 

あそっか

階段の途中で、もう草臥れた自分を

誤魔化すために撮った一枚で…

猫のペロペロと同じです。 (Ф ﻌ Ф)

 

ふらふら立っているのは私だけ?

(^┰^) ゞ イヤマイッタネ

 

さあこの男坂を登ってしまえば

この先は大半が横移動になるので

ヘッチャラホイです♪

 

 

白妙、白雪、衣通姫、江戸彼岸、オカメ…

知らない品種がた~くさんありました。

 

 

 

見上げると 『見晴らしあずまや』 が…

( うん、行けたら行こうかな ) 

と思った段階で行く気ナシです。 (^┰^)ゞ

 

 

当然ですが、歩道以外は立入禁止です。

 

 

遠くて見えない桜や名札や看板は

カメラの望遠で撮ってから見ます。 (*^ー゚)b

 

さあ、歩け歩け♪

 

 

御車返(みくるまがえし)。

 

 

京都にゆかりのある桜は

御所御車返、御所右近の桜、祇王寺祇女寺、

鞍馬本社 祇園枝垂、佐野の御室有明など

約20種類あるみたいです。

 

あの若葉になっちゃった木もみんな桜の木です。

つまりは再訪が遅すぎた。  (゚ーA) 

 

 

ほらね、街の桜みたいに

「危ない枝なので伐りましょう バッサリ」

じゃないところが優しいでしょ?

 

 

崖下には休憩用のベンチが並んでいて

何組かがお弁当を広げていました。

 

 

私?行かない行かない。 ヾノ゚ェ゚*)

降りたらまた登らなきゃだもん。

 

 

この先に、一番大きな休憩所が…

 

 

ほ~らありました♪ (o^ー^o)

 

 

皆さん桜を愛でながらのランチタイム。

 

でも私は、後でまたこの上を通るから
今は一旦スルーします。

 

 

さ、お花見の続き♪

 

 

徐々に高度を上げています。

 

 

足元には野草がたくさん咲いていました。

 

 

向かいの山。

上の道が通ってきたところです。

下の道は崖下のベンチに続く道。

 

 

♡♡ もうじき会える ♡♡   (。> v <。)

 

 

♡♡ 今日会いにきました ♡♡   (。> v <。)

 

 

 

:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:

 

海猫ちゃ…

ガーーーーーーーーーーン!! ( ̄□ ̄;)!

 

 

 花はとっくに終わっていました。 

   (TーT) しもたー

 

 せめて一輪だけでも…

  

 と探して撮ったのが上の一枚で、

 しなびた花びらがかろうじて

 踏みとどまっているお姿でした。

   (TーT) おそかったー

 

 

この花をどうイメージして

「海猫」 という命名に至ったのかを

自分の目で見て感じたかったのに

あ~あ、残念でした。

 

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ショックでよろめいたその先に

この日一番のべっぴんさん 「関山」 が

艶やかに咲いていました。

 

 

手前の白い桜は 「市原虎の尾」 で

これも京都ゆかりの桜だそうです。

江戸時代から栽培されていた品種だと

案内板にそう書かれていました。

 

 

黄緑色の桜 「御衣黄」。

 

 

ほんわか甘い香りの桜 「糸括」。

園でイチニを争う大輪です。

 

 

ジグザグジグザグ。

スイッチバックでまだまだ登りますぞー♪

 (=^ー゚)ノ

 

 

うぅもう東西南北がわからない。 (≧_≦)

この場所から街が見えます。

 

 

あれは八王子でしょうか?

 

 

さて、突然賑やかになりました。

 

下を見ると…

(^o) (^0^) (o^) (^o) (^0^) (o^)

シールバーチームの遠足でした。

楽しそうだったー。 (^▽^)

 

 

 

ハイ、戻ってきました。
ここが本日のお弁当場所です♪

 

 

<お弁当> 鮭のオニギリ2個&茹で卵。

 

  ♪お酒飲むひと 花ならつぼみ~

      今日もさけさけ 明日もさけ~

 

 

「酒」 と 「咲け」 & 「鮭」 ってか。 ( ̄w ̄)

 

 

では続き。

桜の道からコースアウトします。

 

( あのオジサンについて行こう )

 

 

…と思ったら逃げ足の速いこと。

 

 

 

『山の上のあずまや』 に着きました。

私の “ざっくり計画” では1時間半もの遅れ。

まいっけどね。 (。・_・。)

 

 

一休みしたらまた歩く♪

 

 

 

歩く歩く♪

 

 

 

…にしても、歩きやすい道です。

有難や有難や。 (>人<)

 

 

あ、右前方に人が!

私も続いて行ってみました。 (=^ー゚)ノ

 

 

 

そこはタンポポが一面の場所でした。

西洋タンポポ、日本タンポポ、両方の。

 

 

ここもキレイだった~。 (≡o≡)

 

 

葉桜はいいっ♡ 大好き。 (o^ー^o)

 

 

 

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・:,。★\(^-^ )♪

 

さあここで、私はこれまでの人生で

3本の指に入るだろう桜吹雪を経験し、

女の花道を飾って参りました。

 

 

見上げると尻餅つきそうな大木の 「仙台吉野」。


 ふわ~っと風が吹くたびはらはらはらはら… 

 いやいやそんな優雅なものじゃなくって

 ばらばらばらばら… どかどかどかどか…

 舞台フィナーレ級の花吹雪が舞いました。

 

 こういう時ってスマホやカメラの機能で

 映像にするものなのでしょうが

 そーゆーのムリムリ、無理ですから私。

  ヾノ゚∀゚*)

 

よーし誰も見てないってことで

花びらつかみ~~~~~♪

 \(^▽^\) (/^▽^)/ キャハハハ~

とかして遊んできました。

 

:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:~:

 

 

 

さ、気が済んだので先に進みます。

 

 

「彼岸」 を道の名前に使うなんて面白い。

( あのお姉さんについて行こう )

 

行ってみました。 (*^▽^*)ノ

 

 

後悔しました。 (≧△≦)艸

 

 

えっ?・・・アグー豚さん? ( ̄ー ̄?)

 

明るい道に出ました。

前方に午前中に通った道が見えました。

 

 

ここら辺で今回の計画したコースの

8分目くらいです。

 

 

( 人がいた!ホッ ) ε= ( ̄。 ̄;)

 

 

もうあと少しで一周です。

 

 

黄緑色した 「御衣黄」 や 「鬱金桜」 は

花が終わりに近づくと黄緑色から薄ピンクに

変わるのが面白いですね。

 

 

 

「手弱女(タオヤメ)」 =しとやかで優美な女性

 

 

( カメラのズームを活用)

パリコレのスーパーモデルの様に高身長です。

肉眼でお花を見ることは叶いませんでした。

 

 

 

谷には野鳥の水飲み場があります。

そこが本日最後のお楽しみと休憩場所♪

 

 

 

「高野姥(タカノウバ)」・・・姥でなくて姫がいい。

この桜もきれいでした。

 

 

 

  もう満足、ほんと満足、

  桜巡り大満足です/☆

   (o^ー^o)

 

 

 

では、谷へ降ります。

 

 

休憩場所を決めましょう。

 

 

ここ、下を見れば 花筏、上を見れば桜の場所。 

 

 

期待したほど野鳥は訪れず

見えても遠かったので

ただただ自分を天日干ししました。

 

 

<おやつ> 虎屋のミニ羊羹

 

  ♪医者の頭に 雀がとまる~

     とまるはずだよ ヤブじゃもの~

 

 

( なんてね、さ、帰るか~ ) └(=^‥^=)┐

 

 

 

16:00

開園から閉園まで

た~っぷり遊ばせていただきました。

 

 

こちらこそありがとうございました。

またのお越しはぜったいします。

来年こそは海猫ちゃんに会いたいです。

 

( 帰ろ帰ろ~ ) └(=^‥^=)┐

 

 

なんじゃこりゃ。 ( ̄ェ ̄;) わからん

 

 

こーゆーのが好きなブロ友さんにサービスカット。

 

( はいはい帰ろ帰ろ~ ) └(=^‥^=)┐

 

 

街路樹の桜…これで見納めです。

 

 

☆ これ面白い ☆  ≪HP

『桜の新しい系統保全 -形質・遺伝子・病害研究に基づく取組- 』 

 

 

   海猫ちゃん

   来年会おうね

   約束だよ

  

 

 

 

 

 

 

 え、来年のこと?

 

 来年の事なんか言うと

 鬼が茶を沸かすよ

 未来に縛られたいの?

 チャマは嫌だな

         By チャマ