◆摂食の調節について
視床下部の摂食中枢、満腹中枢によっておこる。
視床下部は、大脳の下の間脳の視床の下部に位置する。
空腹:何も食べないと起こる欲求の表れ。
食欲:ある特定の物を食べたいという欲望。
摂食中枢(視床下部外側核)LH
満腹中枢(視床下部内側核)VMH
①食べ物を摂取することによる消化器への直接的・間接的な刺激は食欲を減少させる。
胃や小腸へ食物が入ると迷走神経が刺激
↓
摂食中枢LHを抑制する。
摂食による消化管ホルモンの分泌
↓
LHに直接作用し、摂食抑制
②レプチンの働き
脂肪細胞からレプチン(ペプチドホルモン)は分泌される。
↓
視床下部の受容体に作用する。
飢餓の場合:摂食量を増やす、副交感神経系↑、エネルギー消費↓
肥満の場合:摂食量↓、交感神経系↑、エネルギー消費↑
しかし、肥満者はレプチン抵抗性があるため、レプチンたくさんでても効果なし。
ダイエットによるリバウンドは、
体脂肪の急激な低下による血中レプチン濃度の低下
それにより、甘みに対する感受性が上がり、食事がよりおいしくなる!
よって、食べる量が増えてしまうことも一因ではないか。
要は、体が糖質欲しているほど、体が命のキケンを覚えたということ。
問題
摂食中枢を破壊すると、食欲が異常に亢進する。
×食欲は減少。
グレリン―食欲増進
ニューロペプチドY(NPY)―食欲亢進
◆消化
消化:巨大分子として取り込まれた栄養成分を、消化管の上皮を通すために小分子化していく分解過程。
吸収:消化物が細胞内に取り込まれ、血液またはリンパ液へ移送されることを吸収という。
糖質は、~ラーゼにより消化分解されていく。
タンパク質は、ペプシン、トリプシン、カルボキシペプチダーゼ。
脂質は、~パーゼ。
コレステロールはコレステロールエステラーゼ。
*消化管ホルモン
ガストリン
G細胞、胃酸およびペプシンの分泌
セクレチン
S細胞、膵臓から炭酸水素イオン分泌
コレシストキニン
I細胞、膵酵素分泌、胆嚢収縮
アセチルコリン、ガストリン、ヒスタミンの刺激により、壁細胞はH+を能動的に分泌する。
アセチルコリンにより、主細胞はペプシノーゲンを分泌するが、このペプシノーゲンは壁細胞が分泌するHClによって活性化ペプシンになる。
迷走神経により、G細胞はガストリンを分泌する。
食塊
↓
迷走神経
↓
ガストリン、アセチルコリン分泌
↓
壁細胞で胃酸分泌
主細胞でペプシノーゲン分泌
↓
消化され十二指腸へ
↓
S細胞はセクレチン分泌
↓
タンパク分解によりオリゴペプチドやアミノ酸できる
↓
I細胞からCCK分泌
↓
セクレチンにより、膵液分泌
↓
セクレチンは肝細胞からHCO3‐分泌させ、胃酸とガストリンの分泌抑制。

