「ハリの医術」は凄い‼ 心も身体も元気になった。 -12ページ目

「ハリの医術」は凄い‼ 心も身体も元気になった。

浅く快く刺す「ハリの医術」は、いろんな患いがすぐ楽くになり元気に生きる礎だ。その土台である新しい「ハリ医学」は人間のいのちの本質に基ずく「健康の学問」を築く。

ハリ治療では、「ツボ」を刺せば、痛みは

どんな初心者でも必ず治せる。

 

「管鍼法」は「ハリ」ではない。

即席刺激療法だ‼ ⑥

 

ハリの鎮痛効果は、

針先が痛む部位の皮膚の表皮に触れる

と同時である。だから、

誰が刺しても「痛みは消える」のは事実である

 

しかし、「ハリ治療」の対象は「痛み」だけではない。

ほとんどすべての「心と身体」の病苦を癒すのである。

それはハリを刺す「ツボ」が身体全体の状況を反映し、

正常な健康を取り戻すからである。

 

「ツボ」は体表にひろがる「経脈の反応点」である。

だから、「管鍼法」を使用するとハリを刺すと同時に

「体表」を通過し、真皮またはより深く刺入してしまう。

 

そして、「脳・神経システム」の支配を受けていろいろに「感じる」。

これをハリの効果の表れと勘違いしているのである。

これは、今の医療の「理学療法」と同じ単なる「刺激療法」である。

一切「ハリ治療」とは無関係である。

 

「科学的根拠」とか言って

「現代医学」の解釈で説明しているが

これは誤りである。

 

「ハリの理論」は、しっかりと「本来のハリ」の根源から見直し、

「本来のハリ」を刺す事実の上に築かなければならないと思う。

ただ誰でも「痛み」がとれるだけで、

「ハリの学と術」は終わりではないのである。

(次回に続く)

 

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ハリ医術は凄い! 

誰でも刺せば、必ず治せる。

「管鍼法」は「ハリ」ではない。

即席刺激療法だ‼ ⑤

 

ハリの鎮痛効果は、

針先が痛む部位の皮膚の表皮に触れる

と同時におこる。

だから、誰が刺しても「痛みは消える」

という事実がある。

 

「管鍼法」で、一気に刺しても

「刺す」場合は、必ず「表皮」を刺す。

だから、どんな初心者でも

刺す部位があっていれば「必ず治せる。」

 

私自身の「ハリ治療体験」は

この凄い「ハリ効果」に始まる!

 

私は70年前に、「失意の青春時代」と決別し

新しい医学の分野「漢方・鍼灸」に挑もうと

上京していた。

「鍼灸学校」へ働きながら通うため

「指圧治療」を無資格勉強していた。

(当時は今より規制がゆるく、指圧・あん摩などを

しながら「通学していることが多かった。)

 

そんなある日、たまたま「指圧」に行ったら

激しいぎっくり腰で

「ハリ」をしてくれと言われたが、

全然できないので「明日先生に来てもらいます」

と軽く指圧して帰った。その晩、先生に話すと

「これから教えるからお前がやれ」というのである。

 

私は断ったが、

どうしてもお前がやれと先生も引かない。

それで、一生懸命に「管鍼法」を練習して、何とか刺せそうなので、

患者の所へ行って「治療を始めたら」

「どこのツボに刺す」のか勉強してこなかった。

 

一瞬冷や汗が出たが落ち着いて、

「ツボ」を探すふりをして指圧をしていたら

「痛い、そこだ」と患者が叫んだので

「しめた」と恐る恐る管を固定して

ハリの頭をポンと叩いた。

すると、患者は「うーん」と声を出した。

私は慌ててハリを抜いてしまった。

患者は、急に立ち上がり「治った」と喜びの声を上げた。

 

今度は、こちらが「びっくり」してしまった。

これが私の「ハリ」を刺した「はじめての体験」であった。

だから確信をもって言える。

「ハリ医術は凄い。

誰でも刺せば必ず治せる」

(次回に続く)

 

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「管鍼法」は「ハリ」ではない。

即席刺激療法だ‼ ④

 

ハリの鎮痛効果は、

針先が皮膚の表皮に触れる

と同時におこるという事実が、

「管鍼法」への誤信の原因である。

 

激しい痛みの急性腰痛の「ハリ治療の効果」は

確実である。

誰でも、どんな「初心者」でも必ず見事に治る。

「ハリが表皮に触れたと同時に痛みは消える。

これは「体験したもの」にしかわからない。

 

しかし、これは「管鍼法」で刺すとわからない。

切皮と同時に、「表皮」は通過して、

脳・神経システム支配の部位に達してしまう。

ハリを刺して、ひねったりつっついたりいろいろ操作して

おきる「感じの差」を治療効果の表れと考えてしまった。

これでは、

ハリの切皮時の「痛み」の即時消失は体験できない。

何度も「治療を重ねた効果と思い込み

「管鍼法」を誤信するのは当然である。

(次回に続く)

 

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「管鍼法」は「ハリ」ではない。

即席刺激療法だ‼ ③

 

「本来のハリ」はひとつしかない。

「ハリの起源」にしっかりと基づき

中国古代の医人たちが「鍼経・九鍼十二原第一」に

書き残した「刺し方」を正しく受け継ぐこと。

これを土台に、真の学問を築くしかない。

 

これまでの「鍼灸学」はすべて、

文献学者の言説の単なる「継承」であった。

実地の「ハリの医人」ならば、

当然「経脈の流れる体表」にしか

刺すわけがない。

すべての誤りの根源である「直視の誤読」など

ある筈がないのである。

 

わが恩師・丸山昌朗先生は、

しっかりとした漢学の素養の上に立ち「基本的な誤読」を指摘された。

しかし、50年前には、誰ひとりこの「問題性の大きさ」を理解できなかった。

 

私は、やっと四年近く前のある朝の

驚くべき自己治療体験によって

「丸山先生の偉大さ」を実感させていただき、

過去の「鍼灸学」の「学びなおし」を始めた。

 

そして、江戸時代に「管鍼法」全盛の時代に

「ハリは縦にまっすぐ刺すより横に刺す」・・・

と「横刺」の方が「管鍼法」による「直刺」より

「10倍の効果がある」と主張された「鍼術秘要」に出会い、

「横刺」から「水平刺」そして「浅刺・置鍼」の確立へと進んで来た。

 

その「自己治療体験」で

ハリの鎮痛効果は、

針先が皮膚の表皮に触れる

と同時におこることを体験した。

この事実が、

本当の新しい「ハリ医学」の根底である。

この解明と「管鍼法」の問題は(次回に続く)

 

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「管鍼法」は「ハリ」ではない。

即席刺激療法だ‼ ②

 

「ハリ」とは

「経脈の流れに沿って刺す」ものである。

「経脈」は皮膚の表面に存在する。

(参照 公益社団法人・日本鍼灸師会発行

”鍼灸のすすめ”-以後”すすめ”)

 

従って、ハリの刺し方を示した九鍼十二原第一の

(正指直視無左右)

「正しく指で針先を押さえ表皮に沿って左右にぶれないように素直に刺す

としか読めないのである。

教科書的に「正しくツボを押さえ、針先を押手の第1~2固定し、刺し手で

真っ直ぐに刺しこんでいく」と読むと、必ず「皮膚の表面より深く刺してしまう。

「管鍼法」では全く問題外である‼

私の時代は、しっかりと練習して「撚鍼法」で刺した。

「管鍼法」を使うのは、「杉山流」を信奉するもの、

または初心者か「練習嫌い」に限られていた。

 

現在の鍼灸師は、ほとんどが「管鍼法」を用いる。

何故こうなったかを解明し、

高い「ハリの有効性」の土台である

「本来のハリ」の本道をとり戻そうと思う。

(次へ続く)

 

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