鍼は、表皮に刺して
癒し効果を発揮する! 再論➂
「本来の鍼」は
微鍼による「表皮刺法」でほとんどの病苦を癒し
病の状況に応じて他の鍼を使い分けるものである。
しかし、過去から現在までのすべての「鍼理論」では、
「表皮」を通過し、「真皮」にいたりさらに「皮下組織」にまでいたる刺し方で
刺すことが土台になっている。
そしていろいろな「感じ方」を鍼治療の効果の根拠とし
中国哲学で解釈したり現代医学で説明しようとしている。
私はこれは誤りであると考える。
新しい「鍼医学」は「表皮」の見直しの上に
現代医学も根本的に検討し直し、
患者を癒し切る医学・医療の学問を
築く基礎である。
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