週刊エコノミストの4月22日号で最後の英語やり直し! という特集があります。
同タイトルの勝間和代さんの本 とのコラボ企画のようです。
- エコノミスト 2014年 4/22号
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その中で、勝間さんによる英語を身につけるための”5つの鉄則”が示されています。
鉄則① 学習は1000時間以上
鉄則② まずは単語を覚えろ
鉄則③ お金はかけるな
鉄則④ スペルは覚えるな
鉄則⑤ 紛らわしい発音だけ区別
相変わらず歯切れの良い主張で、「なるほど、一定の効果がありそうだな」と思える方法が並んでいます。方法論は色々あって良いと思いますが、一つだけ確かなことは、英語に限らず何事においても、自分に合った方法を見つけ、長時間触れることが上達の道です。
さて、「方法論は千差万別」と言っても、英語を習得する目的によって方法論は制約されると思います。そして、目的(=ビジネスのための英語習得)に照らすと、どう考えてもおかしな方法
が1つ紹介されているので指摘しておきます。
それは、1,000時間の英語学習に関する部分です。
1,000時間という時間自体に根拠はないと思いますが、おかしな点はそこではなく、1,000時間の内容に関する以下のような記述です。
1000時間を洋画でマスターするには、毎日2時間の映画を1本ずつ見れば500日で終わる。私はもともと映画好きなので、まったく苦にならない。わからない言葉やセリフがあっても聞き流して、ひたすら本数を見たことは上達できたコツだ。
既にお気づきと思いますが、『毎日2時間、500本も映画を見る』などということは、ビジネスパーソンのスキルアップ・キャリアアップという目的に照らすと、明らかにおかしな方法です。言い換えると、ビジネスパーソンが決してやってはいけない勉強法といえるでしょう。![]()
「洋画を見るな」とは言いませんが、ビジネスで英語を使う目的で英語を勉強するのなら、「息抜き」程度に留めるべきでしょう。
言うまでもなく、ビジネスマンやビジネスウーマンの本分は「仕事」です。「仕事ができる」というのが前提条件で、英語は+αです。英語だけできるようになっても、ほとんど意味はないのです。
ビジネスマン・ビジネスウーマンは、この基本的な視点(目的と方法論の整合性)を見失わないように、どうやったら英語も身につけることができるかを考えて、自身の勉強法を構築する必要があります。![]()