一番じゃなくてもいい! | 「好き」を仕事に夢ある道へ!!真のやりがい発見コラム

「好き」を仕事に夢ある道へ!!真のやりがい発見コラム

人生このままでいいんだろうか?今の仕事で満足できない・・・
もっと他にやりたいことがあるんじゃないか・・・?
今の仕事がつまらない・・・
そんな悩める社会人を心理学で応援するブログです。

こんにちは。

やりがい発見相談室の小野です。


自分は何のために働いているんだろう?

食べていくためには働かなくちゃいけない

ことはわかっている。


けど、今の仕事を続けていても、将来自分

が幸せになっているとは到底思えない。



業界でのキャリアを積み重ねることは出来る

けど自分はこの本当にこの仕事を続けてい

きたいんだろうか?



この仕事を続けた先に、いったい何があるん

だろうか?もっと充実感を感じて、一生懸命

になれる仕事があるんじゃないか?




今の仕事にやりがいが感じられず、明るい将来

も全く見えない。


そんな状態で働くことって本当につらい。


オーストリアの精神医学者ヴィクトール・フランク

は第2次世界大戦時に強制収容所に収監され

自由を奪われた時に、生きる意味を見出すこと

が出来ないような欲求不満があることを発見し、

これを


『実存的欲求不満』


と呼びました。


これが長期にわたって満たされないと毎日を

何の目的もなく過ごし、すべての責任から逃れ

て生きるようになる。


そして、無気力状態に陥っていくそうです。





「いったい自分は何のために働くんだろう?」

「いったい何のために生きているんだろう?」


私自身が、社会に出てからずっと抱えてきた

悩みです。


考えても考えても答えが出ずに、最終的には

考える事を諦めていた時期もあります。


今の自分に、将来の自分に希望が持てずなん

の目標もないまま毎日をだらだらと過ごす。


そうして、辛い現状から逃げるために、休み

になると仕事で得られない充実感を満たす

ために、遊びほうける。


今思うと、それは満足できていない気持ちを

ごまかすためのものでした。


一時的な楽しみでその気持ちをごまかす事

はできていたけれど、本当はとてもむなしい

気持ちがいっぱいでした。



全くやりたいことがわからない状態で、悩み

に悩んでいたときに、気がついたことがあり

ます。


私は、本当はやりたいことが何個

か頭の中に浮かんで
いました。


けど、それに対して、いろいろ言い訳をして

「無理」

と決めつけてしまっていたんです。


教師になってみたいなぁ。

けど、今更大学にいって教員免許を取って

超難関の教員採用試験を受けるのか?

そんなの無理だ。


起業して自分の会社を経営してみたいなぁ。

けど、自分には起業する資金もないし経営

する知識もない。そもそもそんなレベルで起

業して失敗したらどうするんだ?そんなの

無理だ。


そうやって、自分のやりたいことを、無理

だと決め付けていたんです。



もちろん、カウンセラーになるのも無理だと

思っていました。


大学に入りなおして、更に大学院に行って

臨床心理士の資格をとらないと、カウンセ

ラーになれないと、思い込んでいたんです。


高校生のときにその事実をしまったことで

私は「スクールカウンセラー」の夢を

諦めました。


そこで知識が止まってしまっていたんです。

けど、そうじゃないってことがわかりました。


やりたいことを探しているときにぶつかる

大きな壁。

それは、夢と現実のギャップです。

自分のやりたいことがあっても、その仕事を

するためには、何か資格を取らなくちゃいけ

ないかもしれないし、特別なスキルが必要か

もしれない。


しかも、その仕事ですでに活躍している人

なんかを見てしまうと


「自分はこんなふうになれるわけがない・・・」


自分も、そのレベルにならないと駄目なん

じゃないかって感じてしまいます。


今の自分と、その道のプロを比べてしまう

とその差があまりにも大きすぎて、雲をつか

む様な話しに思えてしまう。


”今の自分”と”なりたい自分”

そのギャップに自信をなくしてしまうんです。

そして、やりたい事を諦めてしまう。


自分がやりたい仕事って未経験のもの

が多いと思います。


だから、良く考えたら自分はその分野

での経験もなければ知識もなくて当然。


ギャップがあってあたり前なんです。


いきなりその道のプロになることだって

出来ない。


現在自分が目指す仕事をしている人だち

だって、一歩を踏み出したときは素人

だったはず。


だから、最初から1番になろうとしなくて

もいいんです。


1000番でも2000番でもいい。

あまりにも高すぎる目標は、逆に行動す

る意欲をなくしてしまったり、途中で挫折

してしまう可能性も高くなる。



だから、別に今は1番を目指さない。


一番を目指せる様になったら、それが手に

届きそうな時に目指せばいいんです。


今は1000番でもかもしれない。

であれば、まずは900番を目指す。


そうやって、まず行動することが大きな力に

なってくるんじゃないかなって私は思います。


最初は、ほんの些細なことから始めてみる。

時間がかかってもいい。ゆっくりでもいい。

着実に、夢に向かって進んでいく。


ガンジーも


「良きことは、ナメクジのように

 ゆっくりと進む」



といっています。


目標を少しづつ達成していく。

少しずつ取り組んでみる。



それは、ケーキを食べることと似ています。

大きなホールケーキを一人で食べようと

するとそれを目の前にしたときに


「こんなの無理・・・」


と感じてしまう。


無理やり食べようとしても、苦しいどころ

か飽きて具合が悪くなってしまいます。


けど、小分けにしてた1ピースだったら

とってもおいしく食べれますよね。


そうやって、自分の目標も今の自分が

楽しくやれるくらいまで小分けにして

みる。




楽しくやるのが継続の秘訣ですよね!


最初から大きな目標に立ち向かおうと

せず、いつか全部食べきろう。

のぐらいの気持ちでいいと思います。


どんなに大きなケーキでも、おいしそう

ならまずは一口ためしに食べてみる。


おいしければ、またちょっと食べてみる。


そして、残ればまた明日。

最終的に全部食べてしまえばいいのです。




ケーキは早めに食べきってしまわないと

悪くなってしまいます。




けど幸い、

夢には賞味期限はありません!!