こんにちは。
やりがい発見相談室の小野 弘樹です。
私たちは毎日仕事をします。
仕事をしなければ生きていく事ができません。
そして、人生の中で仕事をしている時間って
かなりの割合をしめます。
その仕事がイヤイヤやっているとしたら
人生の限られた時間の多くをイヤイヤ過ごして
しまう事になる。
逆に仕事をしている時間がほんとうに充実感が
感じられて、イキイキと仕事をする事ができたら
人生どれだけ豊かになるでしょうか。
けど、生きるため、収入を得る為にはイヤな
仕事でもやらなくちゃいけない。
そんな中でも頑張って働かなくちゃ家族を
養っていけない。
そうやって自分を押し殺して頑張って、
心の病にかかってしまったり、人生に
なにか希望を見出せずどんどんその深みに
はまってしまう・・・
そんな人がとっても増えています。
ところで、私は毎年冬になるとスノーボードをします。
今でこそ普通に滑る事ができますが最初
の頃はとてもじゃないけどまともに滑ること
なんてできませんでした。
立っては転び、立っては転び・・・
始めた頃はとてもとても楽しいと思うこと
なんてできませんでした。
だって、痛いだけです。
人間は本来、自分の得になること、イヤな
ことを回避する為に行動します。
楽しくもなんともなくて、痛いだけの
スノーボードを、なぜ頑張ることができたのか。
それは、スキー場には自由自在にスノーボードを
乗りこなし、猛スピードで気持ち良さそうに
滑っている人がいたから。
ジャンプして回転したり技を決めたり。
めっちゃカッコいい!!!自分もそうなり
たいって思えたから、頑張って練習すること
ができたんです。
ある程度頑張ったら自分もそうなることができる。
そう思うことができる期待感をアメリカ心理学者
アルバート・バンデュラは
「結果期待」
と呼びました。
スキー場でスノーボーダーがみんな立っては転び・・・
誰もまともに滑ることができない人達
ばかりだったら、とてもじゃないけど
頑張ろうなんて思えません。
頑張っても滑れないんだったら
練習しても意味がないって思ってしまいます。
仕事にやりがいがもてない・・・
って思っている人にも同じことが言えると
思います。
会社の先輩、上司たちは身を粉にして
働いている。
楽しんで仕事をしている人がいない
どころか、辛い思いをしている人達ばかり。
そんな状況の中から仕事にやりがいを
見つけること自体、至難の技です。
その先輩たちや上司たちが自分の数年後
の姿だと思うと、希望を見出せなくて当然です。
けど、みんながそんな状況で働いているから
それが当然と思ってしまう。
仕事にやりがいがないなんてあたり前。
お金を稼ぐんだから辛いのはあたり前。
そう言っている人も、きっと本当は楽しく
働けるなら、そうしたいはず。
やりがいをもって働けるならそうしたいはず
です。
みんなそうしたいはずなのに、誰もそうして
いないから、自分もそうするのがあたり前
と思い込んでしまう。
そのあたり前から抜け出して、自分が本当に
やりたい仕事とを見つけることができれば
それは大きな
「結果期待」
となります。
仕事が楽しくて毎日充実感に溢れている自分。
エネルギッシュに働けている自分。
すごい集中力で仕事に取り組んでいる自分。
仕事に対してそう感じることができたら
これほどすばらしい事ってないですね!
何をやったらそう感じることができるのか。
どんな状況だったらそう感じることができるのか。
それを探っていくことで、きっと本当の「やりがい」
を見つけることができる。
それを考えてみることも、自分の人生をより良く
していくための一歩です!
是非、考えてみて下さい!(^0^)/