こんにちは。
カウンセラーの卵です。≧(´▽`)≦
私たちは日々、さまざまな「あたり前」
の中で生活しています。
例えば、毎日朝、昼、晩御飯を食べるのはあたり前。
毎日歯磨きするのはあたりえ。
毎日お風呂に入るものあたりまえ。
こう考えてみると、特に意識して考えていなくても
行動していることって、意外と多いです。
こういう「あたり前」の中で毎日生活することって
実は生きるうえでとっても大切なことなんです。
なぜかというと、それは脳の情報処理工程がそうなって
いるからなんです。
服を着るときに、ん?これは服なんだろうか?
これは靴なんだろうか?これはズボンなんだろうか?
いやまてよ、なんで人間は服を着なくちゃいけ
ないんだ・・・?そもそも人間ってなんぞや?
なんていちいち哲学的に考えていたらとてもじゃないけど
生きていきません。生活ができません。
そうならないように、普段から見るものや触れるものを
一瞬で判断して「これは服」と認識することによって
それ以上考えなくてすむようなしくみになっています。
脳はそうやって常に五感を通してやってくる膨大な量の
情報の処理を効率化しているんです。
日本に産まれた私たちは、小学校、中学校に当然のように
進学して通います。
それに対して今更「何で?」とは考えません。
それがあたり前だからです。
そう考えると、私たちは「あたり前」に就職活動をし、
「あたり前」に仕事に就く。
そこに、「なぜ?」という気持ちは、少なくとも当時の
私にはほとんどありませんでした。
私の最終学歴は専門学校ですが、学校を卒業したら
ほとんどの人が就職します。周りの人もみんな就職します。
クラスが、就活モードに入ると更に、自分ももっとがんばって
早く内定を取らなくちゃ!と思っていました。
こういうのを、心理学では同調行動っていいます。
周りがそうするから、自分もそうする。
そうしとけば、社会的なメンツも保てます。
集団の意見と自分の意見が一致すれば、そこに
妥当性ももてます。
自分がとった行動は正しい!だってみんなそう
してるから。と思うことができる。
その結果は・・・?
私は、その後6年間悩み苦しむことになります。
まさに今、
「仕事がつまらない・・・」
「仕事にやりがいがもてない・・・」
って長い間悩んでいると、そんな自分に自信が
もてなくなっていってどんどん深みにはまっていって
しまいます。
けど、それはただ単にそういう、脳の働きや
心理的な要因があったからに過ぎません。
どうか、自分を責めないでください。
今は、自分の人生をより良いものしていこうと
しっかりと自分と向き合うことができています。
悩んでいるってことは、ちゃんと考えている
証拠です。
そうやって自分と向き合う勇気をもっているって
ことです。
真剣に悩んだぶん、考えたぶん人生はきっと豊かに
なっていく。
私は、そう信じています。
そうやって真剣に自分の人生と向き合った人が、
本当の「やりがい」をもって、充実感のある
仕事を見つけることができる。
その一歩踏み出せたことを、誇りに思ってくださいね(*^▽^*)