右卵巣切除 入院~退院まで | チャレンジばぁばのブログ

チャレンジばぁばのブログ

チャレンジするばぁばです。
音楽制作のこと、日常の「よもやま話」を書いていきます。
制作した楽曲はYouTubeに公開していきます。

前回は、卵巣膿腫発見から切除手術決定までを書きました。

今回は、入院から退院までを書きます。

 

この年の7月9日に愛犬のポチが亡くなり、ペットロスで大変な時期でした。

入院は、8月20頃だったと思います。

 

入院当日は、病棟の看護師さんが様々な説明があり、夕方明日の手術のため入浴、夕食。21時以降の飲食禁止(水分のみ翌日9時まで可)

手術当日、午前10時より点滴開始、当日担当の看護師は、点滴の血管をうまく探せず3回失敗。

「点滴の針を刺す人でうまい人はいないの?」と言ってみたら、プロを連れてきた。

さすが、見えない血管を探し出し「スー」と針を入れた。全然痛くない、その後の点滴薬もスムーズに入り快適だった。

 

午後2時過ぎの手術開始だったと思うが、手術終了し病室へ戻った。それからしばらくは安静、水分も2時間くらい制限された。

 

夜中に激痛で目が覚めた。尿道に入れられてた「管」が原因だった。ナースコールで看護師を呼び「激痛」を訴えたが、病院の決まりだから明日の朝まで外せないと言われ、私は「おしめに変えてくれ」と懇願したが聞き入れてもらえず、「鎮痛剤を点滴にいれてくれる」ということで納得せざるを得なかった。その時「明日の朝1番で管を抜くから…」ということも言われた。

 

手術翌日早朝 検温や問診に来る看護師に「早く尿道の管を抜いて」と言っても、昼勤務の人の役目と言われ聞き入れてもらえなかった。

 

朝食後に、担当医師(女医ではなく手術した医師)が様子を見に来た。その時にうれしい話があった。

「子宮腺筋症で開腹手術した時の影響で,腸と腹膜(?)の癒着があちらこちらにあり、それを剥がして癒着防止剤を入れておきました。卵巣摘出より、そちらの処置の方が大変でした」だって…。お腹が妙に太っていた原因がこれだったのか…と納得。

 

11時頃日勤の看護師が「お待たせしました」と嬉しそうにやってきて、尿道の管を抜いてくれた。やっと一安心。と思っていたら

腹痛が始まった…筋肉痛のような痛みだった。看護師に話し鎮痛剤をもらって飲んだ。

 

入院3日目、突然看護師が「この病棟からコロナ患者が出ました。部屋から出ないで下さい」と言ってきた。

私が入院した病室は4人部屋みんなカーテンを引き、個室状態にしているので顔も見ない、名前もわからないという状態だったが、一人だけ話をすることができた。この病院の手術室担当の看護師で、働きすぎで早産の危険があるということで強制入院させられたそうだ。

 

この看護師から貴重な話を聞いた。

私の腹痛の原因は、腹腔鏡手術が原因だった。お腹に3か所(内一か所はおへそ)穴をあけ、そこからガスを注入しお腹を風船のように膨らませてから、手術をするんだそうです。だから筋肉痛のような痛みが出る…納得。

 

尿道に入れる管は、尿道に入れてから「水」で抜けないように管を膨らませるのだそうです。(ストッパーの役目)

尿道の太さは人それぞれ、この水の調整がうまくいった人は痛くないし、うまくいかなかった人は激痛に苦しむ…納得。

 

次回入院することがあって、尿道に管を挿入しなければならない時は、手術室の担当者に「水を少なめにして」とお願いしてみよう。

 

コロナの話ですが、どこの病室から出たのか看護師に聞いたらびっくり、私の病室でした。

隣のベットの人が咳をしたり、鼻水をかんだりしていたので「出産前なのに大丈夫かな?」と思っていたけど、いつの間にか

ベット毎居なくなっていた。この人がコロナ感染者だったのか…。びっくりでした。

 

私は、コロナの濃厚接触者となり退院が伸びるかと思ったら、PCR検査、コロナ検査も陰性だったため、予定通りの退院が許可された。1か月は重いものを持たないこと、濃厚接触者なので2週間は自宅待機することの注意があった。

 

今回の入院で困ったことがありました。

それは食事です。味付けが濃く、煮物は茹でた野菜に煮汁をかけただけのもの、朝から揚げ物等々、驚くことがありました。

白米が食べられなくなり、院内のコンビニでふりかけを買って、ご飯をおかゆに替えてもらい、「ふりかけ」で食べていました。

 

退院して最初にしたことは、いつもの我が家の食事作りでした。

6日間の入院だったのに、夫は一人で暮らすことの大変さを理解したようで、心なしか「やさしく」なりました。

 

時系列がわかりにくいかもしれませんが,何とか理解して下さい。そして何かを感じていただけたら嬉しいです。