まず最初にお伝えしておきます。
私はアート初心者です
2019年2月に開催された「新・北斎展 HOKUSAI UPDATED」から、アートの世界に踏み入れまして
それから深すぎるアートの魅力をもっと知りたくなり、
初心者なので、スポーツで言うところの基礎練をしないといかんだろうと。
まずは数を打たないと語れるようにはなれないなと、いうことで
毎月1回~2回はアートデーを作って展覧会を見に行っております。
あ、いま数えたら10か月で33の展覧会に行っていた結構はまってますね
初心者の実感としては、
美術館とか博物館に来ると、別世界に来たみたいで小旅行気分に浸れるし
あまりにも未知なものに触れるから想像するために集中するし
仕事で使われていない脳がぐるぐる使われてる感じがして
スイッチの切り替えに最高です
見終わったあとの爽快感と、なんだかよくわかりませんが知的充実感(?)が半端じゃない
そして、スポーツでいうと基礎練で数こなしていると、
もっとうまくなるためにコツが知りたくなって、
コーチに聞いたり、スポーツ雑誌見たりしてますよね?!
それと同じように、アートの見方が知りたい!と思うようになってきたんです
私の友人に大学体育会所属時代から、
勝つためにアートを鑑賞するようになった
というアート上級者がおりまして
その方から楽しいアートの見方を聞いたり、
あとすごく参考になったのはこの本
『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?(岡崎大輔)』
この本は、タイトルに惑わされないでください
エリートだからどうこうとか関係なく、
初級者・中級者・上級者別のアートの見方を説明してくれていたりして
とてもわかりやすくアート鑑賞の極意を知ることができ、早速実践しております
本からの学びをメモします
ニューヨーク近代美術館開発美術鑑賞法VTS(ビジュアル・シンキング・ストラテジー)なるものがある
アートとは、アート作品と鑑賞者の間のコミュニケーションです。
「見る」とは「解釈する」こと
VTSの対話型鑑賞法すると、私は驚きが倍になった
そして、この本からアートとスポーツの共通点も見えてきました
アートが新しい時代に重要である理由を説く、著者からのメッセージです。
アート作品を鑑賞することは、正解のない問いに主体的に取り組み
自分なりの答えを見つけ出すという行為でもあります。
そして、アートを通して身につくのは
正解がない問いに主体的に取り組む姿勢と意欲、
詳細な観察力と、論理的体系的な考え方
そして、それが身につくと
自分自身の日常を振り返り
そこからさまざまな気付きを取り出して学ぶ力
セルフエデュケーション力が高まります。
つまり、アートを通じて「学び方」を学んでいるということです。
スポーツと同じでしょ
ということで、勝利に向けて頑張る選手・指導者の皆さん
フィジカル的に休養が必要なときや
雨で練習できない日には
「アートトレーニング」取り入れるのはいかがでしょう