まだまだマラソンシーズン真っ盛り
明日にもたくさんレースが開催される中、いつも通りの遅レポすみません。
結果はタイトルで書いちゃってるので、ダラダラと(これまたいつも通り)書き殴ります。
ここ数年ノーコロナノーインフルで調子に乗ってたんですが、3月に入った途端体調不良。
ええ、それこそ律儀に1日から。
そうは言ってもさが桜は23日だし、それまでに治るでしょと軽く考えてたんです。
それがまあ長引く長引く…要約すると、風邪→咽頭炎→風邪と、1週間ごとに体調を崩し直してました。
もう2回目の風邪の時には「何事もなく出走」は完全に諦めたよね。
同時に行かないって選択肢も考えたんですけど、今日より明日って回復を信じて先延ばしにするのが人情、「行かない」が現実的になった時にはとっくにキャンセル料が発生する時期。
計算したら15000円くらいかかったんですよ。
ええ…行かなかったら今取ってる有休返上するかもなのに、出勤する日常に15000円払うの…?
もちろん正確にはそうじゃないけど、やだよね心理的に…。
そうだ、佐賀、行こう。
というわけで、行くだけ行くことに。
余談ですが、愛知から飛行機・新幹線・バスで一本で行けない都道府県が2つあって、それが茨城と佐賀だそうです。
狙ったわけじゃないけど、今年制覇しちゃいました。
まずは小牧空港からFDAで福岡へ、地下鉄で博多へ移動して、特急ゆふいんの森で鳥栖まで。
九州って特急多いですよね。
鉄じゃない私でも見るとテンション上がるので、鉄にはたまらないだろうな。
(同じホームにいた特急ハウステンボスと白いソニック)
福岡もインバウンドすごかったです。
こんなこと言うのもなんですけど、観光業でもないただの日本人観光客からすると多すぎてどこ行ってもほんと邪魔。
みんな終点(由布院)まで乗っていくのか、鳥栖で降りたのは私だけでした。乗車時間20分。
鳥栖駅では有名な立ち食いホームうどんを。
九州のうどんと言えばごぼ天ですが、ここではかしわうどんを。
いわゆるスーパーで売ってるゆで麺みたいなうどんなんですが、気取らない家庭のうどんみたいな感じで、地元民のソウルフードなのわかる。
ちなみに私はコシ強うどんもやわやわうどんも好きです。
駅徒歩3分のホテルにチェックインして、近くのスーパーへ買い出しへ。
とりあえず佐賀入りしましたが、前日になっても体調は戻らず、次なる選択は「現地に行くか行かないか」。
買い出しの時点ではまだ決めかねていましたが、さすがにこんな状態で走れるほどフルマラソンが甘くないことはわかっていたので、アルコールを購入。
フルを走らないことは決まってる。せめて飲んでやる。←
正直体調が良くないので飲みたくもなかったけど、ある意味ヤケ酒ですかねw
ホテルでのんびり晩酌しながら、せっかくここまで来たんだからスタートには立とうと決める。
さらにコース図を見ながらリタイアバスに頼らずに帰れるのは10kmかハーフしかないと見極めをつけ、どちらでやめるかは明日走ってみて決めようと心を決めました。
当日の朝は特急リレーつばめに乗車。
スタート55分前に佐賀駅に着くギリギリ電車なのに、けっこうランナーいた。
ちなみに佐賀駅からスタート地点まで、早めに歩いてもガチで20分かかります。
私は今日フルマラソンランナーじゃないからもう開き直ってるけど、みんな心の準備とかいらないのかな。
さが桜は更衣室に入るのにゼッケン裏の緊急連絡先チェックとか、手荷物検査とか、かなりしっかりしてる印象でした。
私、荷物キャリー含めて全部持ってきてたので、手荷物検査の人大変そうだったな。
なお手荷物は更衣室に置いておく方法なので、最悪袋に入らなくても大丈夫です。
私はギリギリ全部入ったけど、実際壁際に置いてあるキャリーケースもありました。
更衣室に入ったのが8時25分。スタートは9時で、ゲート〆切が8時45分。
当然過ぎるとブロックの最後からスタートで、私はそれでいいと思ってたんですが、更衣室のスタッフさんがしきりと「スタートブロックまで時間がかかるので8時半には出てください!」と声かけしていて、逆にのんびりしてるのも申し訳なかったので、着いて5分で出ました。
出てすぐスマホを忘れたことに気付いて、やっぱり多少反抗的に見えてもゆっくり準備すれば良かったとしょんぼり。
なのでこれ一枚しか現地の写真がありません。
名前が「桜マラソン」だからか、テーマカラーがピンクで可愛かった。
結局ブロックには余裕を持って着いてしまい、今日の私には分不相応なBに入場。
ブロックの外にはまだまだたくさん歩いているランナーがいて、ずっとブロック締切のことについてアナウンスされています。
地元DJの男性(※超美声)が、締切時刻を告げる何度目かのときに「のんびり歩きよるヒマはなかーーー!!!」と博多弁?で急かしたのはおもしろかった。
方言は現地感があっていいですね。
そして10分ほどのスタートセレモニーの後、桜吹雪と共にスタートの号砲。
3月に入って2回目のランニングスタート。
思ったより走れるけど、咳は出る。これはハーフも無理だ、本日のゴールは10kmとする。
走り出して1kmで判断。
静かに走りたいのはやまやまだけど、走ってる間にもゴホゴホゲホゲホ出ちゃうので、周りのランナーには本当に申し訳ない。
あまりに止まらない時は一旦コースを外れて沿道に避け、落ち着いてから合流。
5kmで歩きたくなったけど、こんなところで歩いたらフルを走るランナーの士気に関わる。
そんな感じでどうにか10kmまで辿り着き、DNF。
体感5分半切ってたのに、実際はキロ6超えてたw
悪癖の怠け根性ではなく、これ以上はどう頑張っても走れないし、今日はここが限界だとハッキリ言える状態だったので、悔しくはなかったです。
むしろ佐賀まで来て、スタートに立って良かったと思えました。
ちなみに体調は、一昨日ようやく寝汗かかず(途中で着替えず)に一晩寝られました。
復活までマジで3月いっぱいかかる気かよ、私の体。
ところで自分がゴールする気で走ってる時はまったく気付かなかったけど、そのつもりで見ていると同じく10kmでDNFしたランナーがたくさん歩道を歩いて戻ってきていることに気付きました。
謎に仲間意識で見てたw
この日は最高気温が24℃とマラソンするには暑すぎたので、10kmでも汗だくびちゃびちゃでした。
仮に健康で走ってても418職人にはなれなかっただろうな。
走ったランナーのみなさんお疲れさまでした。
DNFすると水の一滴すら貰えないんだなーと知らない世界を見ながら更衣室に戻ってゆっくり着替えました。
誰もいないかと思いきや、10km?のチャレンジランって種目があるらしく、それに出たランナーたちがちょいちょい戻ってきていたので紛れて完走者みたいな顔ができたw
更衣室を出た時にはもう誰1人として外を走ってはいませんでした。
ここからレンタカーを借りて、マラソンついでの目的旅をするのだけど、それは改めて。
レンタカーで出発してすぐにスタート地点近くを通ったとき、5時間前後のランナーたちが暑い中をゴールに向かって走っている姿を見てちょっと胸がちくっとしました。
楽しみにしていた佐賀の人たちに満足に会えなかったし、景色も見られなかったので、また戻ってこようと思います。
ただ去年も鹿児島の前日に背中痛めてるし、3月はなんか鬼門なんだよなあ…。
健康のありがたみを痛感する月です。