ナツオとトアコ | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

「自慢じゃないけど」と言えば、一般的に自慢の前置きに使う言葉のようです。
 
が、私、自慢じゃないけど物言いがストレートなので
「自慢じゃないけど、ほどんど毎日仕事なくてヒマなんだよね」
「自慢じゃないけど、マラソンが趣味の割に走るの苦痛でしかない」
「自慢じゃないけど今、人生最高体重なんだよね」
などと話していたら
 
「ほんとに自慢にならないね」
 
と言われました。( ゚Д゚)
…だから「自慢じゃない」ってストレートに言ってるのに…。
時々、日本語の言い回しに翻弄されている気分になります。
 
 
 
 
 
ところで先日、修行に行ってきました。
と言っても、この怠け者が好き好んで修行なんかするわけがないので
こういう表現になったということは、アレしかありません。
 
 
「アレ」の詳細を説明しようと思ったけど、すでに豆粒サイズ。
 
 
そして誰もいなくなった。
仕方ないので進みながら説明していきますが、
ここは通称“菰野ボルダー”。ほぼトレランです。
ルートは雲母峰(きららみね)から椿大神社までの往復約20km。
 
 
先ほど紹介しようとした豆ランナーは、ご存知なっちゃんです。
なんとこの日、二人的初雪観測。
みぞれ混じりなので写真に上手く写っていませんが、まあまあ降ってます。
いやもう、寒いわ~。(|||´Д`)
 
なっちゃん、ケツ痛でほんの数日おとなしくしていたようですが
今週からジョグ始めるから。
ジョグだから。
今日はカロリー消費のゆっくりランだから。
と、連れ出されました。
 
なっちゃんと知り合い、苦節2年半。(短)
もちろんそんな言葉は1ミリも信じてませんが
前夜、なっちゃんとの忘年会でこんなもの食べたりした手前
致し方なく渋々ランウェアに着替えたというわけです。
宿泊はなっちゃんの豪邸だったので、逃げられません。
 
 
走り出しからなかなかの坂を上らされ、若干の怒りを覚えたりしつつ
雲母峰を抜けたら、目の前に茶畑!
遥か向こうには四日市のコンビナートが太陽に照らされています。
太陽、こっちも照らす気はないか…?(´д`|||)サムイ
 
 
名勝もみじ谷を通って、
時期はちょっと遅かったかな、でもまだキレイでした。
 
 
東海自然歩道に入ります。
坂ばっかりだけど、このコースキライじゃないなと思っていたんですが
台風の影響か、倒木倒木また倒木、の辺りからイヤな予感。
 
 
さすがのなっちゃんも走るのをやめました。(また豆)
 
そして…
……
………
 
 
…ここはなんだ!!Σ( ̄□||||!!
藪!
これは藪!!
 
「ここおかしいでしょ!これ道じゃないよ!!」
「え~、でも合ってるよ」
 
なっちゃんが藪をかき分け指差した先に
東海自然歩道であることを示す道標…( ;`Д´)
 
 
 
 
東海自然歩道管理協会(仮)!!
草を刈ってくれ!!!( ´;゚;∀;゚;)
 
 
 
 
もはや2m先のなっちゃんが見えません。
しつこいようだが、ここに道はない。
獣が通った跡すらないこの藪を、何を指標にしているのか
ガサガサとかき分けながら進んで行くなっちゃん。野生…
 
私の苦情をゲラゲラ笑いながら受け流し、そして
「なんならカマキリの卵もあるで」
心底どうでもいい。
 
「写真撮って」「イヤだ(即答)」
心底どうでもいいものなど撮りたくない。
そんなことより早くここを抜けたい。
 
「えー!やだやだ撮ってよー!!カマキリの卵久しぶりやもんー!」
なおなっちゃん、重いからとケータイ不携帯。
写真は私をあてにしています。
よって、要りもしないカマキリの卵となっちゃんの写真は私のスマホに入ります。
 
この藪の中、なっちゃんの思考がまったく理解できませんが
撮るまで動かないと言わんばかりに駄々をこねるので仕方ない。
「うるせーな」超テキトーな態度で対応する私がおかしいらしく、
笑いが止まらないなっちゃんとカマキリの卵がこちらです。
なっちゃんは笑いでそれどころでなく、私ははなから写す気がないため、
結局カマキリの卵のアングルよ…。
 
 
そんなこんなな一波乱の藪を抜けたところ。
おわかりになるだろうか。
私たちが一体どこから出てきたのか。(; ・`ω・´)
(私にはわかりません)
 
 
さらに一つ山を越え、椿大神社(つばきおおかみやしろ)に到着!
小雨の降る寒い日でしたが、参拝客はたくさんいました。
 
なっちゃんおすすめのお茶屋さんで一息。
こだわりのお茶で温まりました。(´ω`*)
もう出たくない。て言うか走って帰りたくない。
でもこの店、価格設定変わって(たらしい)二人の有り金全部出したから、バス代ない。
 
 
…仕方なく帰りも己の脚頼り。
あまりに寒いためか、行きより帰りの方がペースが上がるなっちゃん。
実は私ガーミンを忘れてきまして、ペースがわからないんですが
まあ、わかろうがわからなかろうが置いていかれるのは一緒です。
 
最後の数kmでは
「なっちゃん、これキロ5切ってるでしょ!」
「とあねーすごいね。今4'50」
「なっちゃんはジョグかもしれないけど、私はキロ5切ったらわかるから!」
「でも付いてきてるじゃん」
「下りだからな!!(#゚Д゚)←」
 
猛抗議したり、
 
「ちょっとなっちゃん、ペース上がってる!」
「えっとねー、今4'20」
「おいっ!私のインターバルペースやないか!(#゚Д゚)←」
 
その後一瞬にして置き去りにされたりとありましたが、(3分台…手加減なし)
坂と藪のハードなコースだったにも関わらず
最後にスピ練までしていただきまして、あざーしたっ!!(#゚Д゚)←
 
 
言わずと知れた国際ランナーのなっちゃん。
サブ4すら遥か彼方に遠ざかっている私との走力差は歴然で、
そこには絶対縮まらない距離があるんですが、
なぜかいつも一緒に走りたがる走ってくれようとします。
「だって楽しいもーん♪」
 
正体はドSでしょうか。(ーдー)
 
 
 
そんななっちゃんの愛猫、福もご紹介。
ほんとおとなしい。
なっちゃんの溢れる荒々しい愛情を、されるがままに受け入れる超癒し猫。
可愛い過ぎて、猫飼いたくなりました。犬派なのに。
 
あ、関係ないけどなっちゃんが焼く目玉焼きは、パーフェクトな半熟でした。
 
 
 
 
 
ところでこの記事、なっちゃんの記事と対になってるんです。
「絶対誰かと一緒なのに、誰と行ってるかわからないように書こうかな。
誰でしょうか!?みたいな♪で、とあねーが答え書く」
 
 
藪の中でカマキリの卵とツーショット撮るくらい意味不明だと思いつつ
こういう突拍子もない?無邪気?なところがなっちゃんのキャラでもあるので
黙って提案に乗ってみましたが、果たして
 
「えっ!?誰!?なっちゃん誰と走ったの!?ドキドキ」
 
という思うツボだった方、どなたかいらっしゃいました…?
 
……
………
 
 
…ねえ?
いませんよねえ、そんな人。(´,_ゝ`)
 
 
こうなることはわかってましたが、どうせやるならと
古~い朝ドラにあった(らしい)なっちゃんのタイトル「君の名は」と、
ドラマ縛りで私のタイトルも「ナオミとカナコ」に似せてみました。
「な」と「こ」しか合ってないけど。
あと、なっちゃんが参照したのは比較的新しい映画だろうけど。
 
 

 
内輪のじゃれ合いと見ていただければ幸いです。(。-∀-)