第54回愛媛マラソン①~前夜から5kmまで~ | RUN!FUN♪RUN!

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走ることがそれほど好きではないのに、なぜかランニングを趣味にしてしまった怠け者のブログです。
走れば走るほど太るという奇跡のランナーの卒業ついでに
せっかく太った体を使って、1kg痩せると3分速くなる説の検証中。(※痩せる痩せる詐欺が止まらないため一時中止)

こんにちは。



お待たせしていたコメントのお返事ですが

耳を揃えてお返ししました。(日本語おかしい)

たくさんのコメントありがとうございました。(*´∀人)



職場へのお土産に坊ちゃん団子を持っていったところ

「チョイスがいいなあ」

例の話の長い上司が大変お気に召してお代わり。

試食が役立ちました。

ありがとう、愛媛マラソン。(´∀`)


ちなみに数ある坊ちゃん団子、選んだメーカーはもちろん

愛媛マラソンに提供してくれたうつぼ屋のものです。

少しでも売り上げに貢献したら

この先もたくさんのランナーを楽しませてくれるかな。

(と、すかさず父にも買わせた)







さて、レース後はいつもの長編レポです。


書いてみないと何km区切りになるかわからないんです。

気持ちとしては15km区切りなんですけど

果たして今回は何回連載になるでしょうか…。

おヒマな時にお付き合いいただければ幸いです。




マラソン前夜から。


今回の遠征のお供は、父とその友人二人。

ここのところ父は、マラソン遠征の娘を

グルメツアーのコンダクターか何かと混同しているようです。


ですが、友人が来てくれれば私が父のお守りをする必要がなく

自分も気楽に楽しめるという利点もあり、

かつマラソンの応援をもれなく強制オプションで付けているので

できる限りは楽しませないといけない。(`・ω・´)


酒好きなオッサン3名が満足する店はないかと

愛媛出身のしかぱぱ(KSR)に情報をいただき

この日は大入亭という魚料理の店を予約しました。

ホテルから徒歩2分というアクセスの良さ。



席にはすでにつき出しが置いてありました。

ごぼうサラダ、酢だこときゅうりの和え物、さざえ。


これを見て、コース予約していると思った父。(してません)

無理もない。これがつき出しってすごいよね。



いわゆるメニューというものはなく、

その日仕入れた魚を出すというスタンスのよう。

その日の魚は壁に手書きの紙が貼ってあります。

値段が書いてないので、ちゃんとした大人しか行けない店だな。



とりあえず注文した刺身の盛り合わせ。

白身魚が多くて、今となってはどれが何やらわかりません。

これは2人前なので、1種類2切れずつです。

ざっと15種類くらいの魚が乗ってる!Σ( ̄ロ ̄)


これはすごい。

そして旨い。とても旨い。(貧相な感想)



通常ならフルの前に生魚は避けるべきですが

こういうのも楽しめるのが遠征のいいところ。

私のような者は、つくづく気楽なファンランが向いてます。



これはカツオの塩焼き。

身が柔らかくて脂が乗ってて美味しかった。

カツオの塩焼きって、愛知で食べたことあるかな…。


ビル1Fの奥で立地は決して良くないのに

座敷は予約で一杯、カウンターも満席。

しかぱぱが予約必須だと言ってましたが、その通りでした。


この他、ふぐのから揚げを食べて、一足先にお暇しました。

あとはオッサン3人で楽しくやってください。(・∀・)

コンビニでおにぎりを一つ買って食べ、大浴場に入って就寝。




翌朝6時に起床、6時半に朝ご飯。

ホテルのバイキングで、ご飯のお供として

納豆、梅干し、焼き鯖、味噌汁、明太子、だし巻卵をチョイス。

去年の熊本で、朝食べ過ぎてしばらくまともに走れなかった経験から

ごはんは一杯で留める。

私はあまり食べ過ぎない方がいいようです。

蓄え、充分ありますし。( ̄▽ ̄)



愛媛マラソンのスタートは10時。

多くの大会は9時ですが、1時間違うだけでかなりのんびりできます。

テレビを見ながらゆっくり準備をしてもやることがなくなり

仕方ないのでうさ耳を装着して、8時過ぎにホテル発。

会場までは徒歩10分足らずなんですけど。



外に出た途端、妙にジロジロ見られるのはうさ耳の仕業。

ここで動揺してはいけません。( ー`дー´)

あくまでポーカフェイスを保ち、無の境地で会場へ。

影を見て、浮かれた奴がいるなあと思う程度にうさ耳のことは忘れる。

前日も展示していた、みきゃんプリウス。

松山城をバックに。

ゆるキャラをここまで推してる土地もあまりない。

…いや、熊本のくまもんは溢れ返ってたか。



ひっそりとバリィさんが乗ってた。( ´艸`)
明け方まで雪が降っていたそうです。

私が出る頃には太陽も出ていましたが、空気は冷えてました。


案の定早く出発しすぎたようで、やることがない。

地面もどこも濡れてるので、座ることもできない。

そしてじっとしてると寒い。(((=_=)))


アップでもして体を温めればいいんでしょうけど

私の余裕のない脚をムダに使う気はさらさらありません。

更衣室へ移動する脚すらもったいないときています。

スタートブロックへ並び始めるのが9時~。

9時40分にはスタート位置へ移動が始まります。


ギリギリまで暖かい服装でいたいので

荷物は9時20分に預けました。

充分余裕があったくせに、

せっせと作ったエイドチャートを一緒に預ける失態を犯す。



多分予想ゴールは4時間くらいで出したと思うんですけど

スタートブロックはEでした。

9時くらいから曇ってきて寒かったです。

周りのランナーもみんな震えてる。


ゲストランナーはQちゃんとタレントのみかんさん。

司会者の「高橋尚子さんです!」と言う声に、

明らかにみかんさんの時とは違うテンションで

一斉に歓声と拍手で歓迎するランナーたち。

やっぱりQちゃんはマラソン界では一際輝くスターですね。

そして密かに涙ぐむ感動気質のデブが一人。(iДi)

(※ぎふ清流ハーフに続き二度目の感涙)



今日は寒いけど、こういうみぞれまじりの天気の日は

空気中に湿気が含まれているので呼吸がしやすい!

今日タイム狙わずして、いつ狙うという好条件!

今、寒くても、5kmも走れば汗をかきますから大丈夫。

私も最後尾からスタートして、

ここにいるほとんどの皆さんとハイタッチしたいと思います!



すっかり喋りも上手くなったQちゃんの激励を聞いて

膝のあったかサポーターは取って走ることを決めました。

年始になるぽんと走った時、急に冷えたことで鋭い痛みが出て

数km走れなかったというハプニングがあったので

これだけは預けずに着けたままにしていたんです。


靴を履いたまま、いそいそとサポーターを脱ぐ。

ホテル前に父がいるはずだから、そこで渡そう。

さあ、準備万端です。


前が進み始めました。

最近ではお約束の、ゆるキャラ総出のお見送り。

県外住みだからか、全然知らないマイナーすぎるゆるキャラも

ここぞとばかりに出てきます。



JAバンクかな、これはよくできたデザイン。(上から)

肉球がみかんでかわいいです。



前方に、Qちゃんとみかんさんがお見送り。


逆光…。
Qちゃんたちのお見送りゾーンを過ぎてしばらくすると

周りのランナーがざわつき始めます。
「え、スタートした?」

「スタートゲートどこ??」


そう、私も思ってた。

スタートゲートがないと。


ガーミンを押そうかどうしようか散々迷いながら

Qちゃんゾーンから約100mも進んだでしょうか。

ものすごーく地味に小さいスタートゲートと、そして

坊ちゃん電車のお見送り!

(ガーミン押さなきゃいけないし写真撮らなきゃいけないし

動揺が全面に出ているブレブレの写真)


こっちはさらにブレてる上に、何この角度。
スタートロスは約6分でした。



【スタートから5km】

7‘10-6‘03-6‘05-5‘51-5‘53



大混雑の中、父にサポーターを渡すという使命のため

なんとか左側に寄り、キープしながら走ります。

が、ここで虫の知らせが下りてきた。


ホテルは反対車線側。


間が悪いという特性を持つ父のことだから

本当にホテル前で見ているという可能性が大いにある。

いよいよホテル前を通過しようという時、

最端より反対車線の歩道をおそるおそる確認…



…うん、いた。(›´ω`‹ )




やっぱり。

ですよね。

だと思ってた。


直前に覚悟を決めていたおかげで、落胆も最小限でした。

が、父を呼ぶ気も失せて、黙って前に向き直る。

サポーターはランパンの前に挟んで走ることにしました。

後で父に言ったら「渡れんかった」とか言ってましたけど

朝から飲んでるからだよ!!(怒)←



サポーターが落ちないように、不自由な手袋のまま

ランパンの紐を何度も結び直しながら大通りを左折。

道狭い!

しかし前が進みません。

道幅一杯ランナーなので、抜くのも無理。

つくづくファンランと決めていて良かったです。



さらに左折、平和通りと呼ばれている大通りに出ました。
道幅はかなり広くなりましたが、ランナーは変わらず一杯。

ちっとも進みません。(二回目)



ここから道路のぎっちり具合をお楽しみください。

何が楽しいのかわかりませんが、せっかく撮ったので。






お遍路さん発見。( ̄▽+ ̄*)

愛媛マラソン、私はあまり仮装の人を見かけませんでした。

Eブロックがゴール予想時間4時間くらいの人だとしたら

サブ4いけるかいけないかという

ガチなランナーが多かったのかもしれません。



最初の給水エイド。

愛媛マラソンのエイドはほとんど学生さんでした。

監督として大人が付いてる感じで

主体は中・高校生だったように思います。

どこのエイドも元気が良くて、とても力になりました。



今年の愛媛マラソンは、出走ランナーも最多、

それを支えるボランティアも最多人数だったそうです。

とか書いてるだけで、感激屋のデブはうっすら涙目です。



応援の人たち、ほら見てこんなに!!

寒い中、終始温かい笑顔と声援をくれて

思い出すだけで涙腺の弱いデブは(以下略)



今まで走った大会で、一番応援が多かったのは大阪ですが

人口の割合を考えると、愛媛が一番かもしれません。

しかも、愛媛県民はほどよく人懐っこいようで

大阪みたいに遠慮のない感じではなく(私は大阪好きですよ!)

愛知みたいに知らない人は見てるだけ、でもなく

いい温度で躊躇なく声をかけてくれます。(T▽T)

今までの中で、断トツ「ありがとう」を言った大会になりました。







愛媛の土地勘がないので、どこが何kmとか

写真を見てもはっきり思い出せず

若干のずれはあると思いますが、その辺りは見逃してください。


ということで、長くなったので続きます。

(やっぱり15km区切りなんて到底無理)