こんにちは。
手すりを使わないと階段が下りられません。
福岡以降、毎日がお年寄りとスピード競争のとあこです。
福岡マラソンの振り返りです。
写真がないので、大阪ほど長いレポにはなりません。
言えばスタートからゴールまでずっと辛かったので
ネガティブな発言が多くなる予感がします。
…となると、これ、入れとくべきだろうか。∑(゚Д゚)
【閲覧注意】
(え?)
では始めます。(`Δ´)
マラソンだけでなく、グルメも堪能するつもりで飛んだ福岡。
昼食は、あらかじめチェックしていたこちらへ。
天ぷら ひらお。
ちょうど昼時に重なったのと、テレビ効果で大行列。
地元の人と思われる方々はみんな、
行列を見て「えっ」と目を剥き踵を返して行きました。
が、観光客は頑張ります。(;´Д`)
こちらのお店、事前食券制なので
天ぷら屋さんにしては回転がいい方だと思います。
それでも1時間待って、ようやく着席。
テレビで観た通り、最初に配膳されるごはんと
あらかじめテーブルに置かれているセルフのおかずで
有名なのは、右奥のいか塩辛だそうです。(・∀・)
あとは大根の煮物、安納芋の煮物、もやしのナムル(?)。
奥でせっせと天ぷらを揚げ続ける店員さん。
ウマ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
具はあらかじめ選んだ定食によって内容が違います。
ごはんは普通の店だと大盛りレベルの量でしたが
カーボカーボ、と呪文を唱えて完食しました。(´∀`○)
道理で「ごはん小盛」の食券があったわけだ。
ホテルのチェックインまで少し時間があったのでお茶。
酒は節制しませんでしたが、カフェインは節制してました。
ホテルにチェックインしてから受付へ。
この頃から雨が降ってきて、明日の天気に絶望する。
さらに、雨のせいで動きがとりづらく
中洲まで行く気力が失せてしまったので(宿は天神)
血迷ってホテルの近くの北海道居酒屋に入店。┐(´д`)┌
店自体は決してハズレじゃなかったんですけど
福岡まではるばる来て北海道って…。
今思えばこの時点で、翌日の苦難を暗示していた気がします。
カメラから写真送るの忘れてたので
気が向いたら後から貼ります。
…え、要らない?そうだよね、福岡で北海道ってねえ…。
私のようなせっかちの貧乏性には
1泊2日の遠征はダメだと、今回つくづく思いました。
日程に余裕がないのであちこち行こうとしちゃうし、
あちこち行こうと思うから気が急くし、
結局ムダな動きが多くなって、ものすごく疲れました。
気が焦っているためか興奮気味で、夜もよく寝れず
おまけに丈夫なお腹が自慢の私が
夜中にOPPで飛び起きるなんて初体験までしちゃう始末。
(※北海道居酒屋のせいではありません)
今後はどんな理由があろうが、遠征は余裕を持とうと思います。
そんないまいちパッとしない夜が明け、レース当日。
起きざますぐにカーテンを開けて、覗いた外の天気は曇り。
このまま一日もってくれないかなと呟きながらニュースを観ると、
やっぱり予報は変わらず、曇り一時雨。
しかも、ちょうど走ってる9時から12時の時間帯は
雨雲がしっかり福岡にかぶさって、どう見ても雨は免れなさそう。
ため息をついて支度を始めます。 ε=(‐ω‐ )
気温は24℃あるようなので、冷たい雨にはならなさそうだけど
4時間も5時間も濡れれば体が冷えるのは確実なので
ワセリンを塗りたくってファイントラックを着込み
短パンの下には短いスパッツを履いて、
さらにお腹の冷え防止に(今回はOPPに襲われたので特に慎重)
いつもは持たないポーチを腹側に装着。
頭はサンバイザーではなくキャップをチョイス。
もちろんポンチョもそうびひんに入れました。
これで冷え対策はバッチリ!!(・ω・)/
ホテルから歩くこと5分ほどで
あっという間にスタート地点に到着。
朝7時の時点で、半袖でも全然寒さを感じない気温。
ただし雨予報が出ているだけあって、湿度は高い感じです。
私のブロックはCだったんですが
見ていると周辺にはAからCのゼッケンの人しかおらず
もしや福岡はCブロックまでしかないのかとパンフレットを開いたら、
DからHブロックのスタートは天神駅を挟んで真逆の場所でした。
たまたま合ってたから良かったようなものの、
これが正反対にあるDからHブロックのスタート地点にいたらと思うと
自分の事前準備の至らなさに呆れます。(´-ω-`)
福岡マラソンのスタート地点は、
荷物預けから徹底してランナーしか入れないようになっており
同行者と早々と別れなければいけないのは寂しいかもしれませんが
行き交う人を避けて歩いて走る前から疲れる、
ポーチがあるので容量に余裕はあるものの
基本的にはできるだけ軽い装備で走りたいので、
ケータイとカメラのどっちかを選ぶのに散々迷った挙げ句
今回はカメラを選択しました。
ケータイのカメラ機能がもう少し良ければ、ケータイだけで済むのに。
※なお、ここからの写真はスタート前の様子をただ写したもので
本文との関係はほぼございません。(`・ω・´)
すでにポンチョを装着していましたが、どうにも暑い。
この調子だとスタート直後から脱ぎたくなること必至なので
今のうちに脱いで、ポーチにしまいます。
雨が降ってきたら着ようと思っていましたが、
これ以降、存在すら一度たりとも思い出しませんでした。
あろうことか、並んでいる間に早々オールスポーツ登場!
ランナーに声をかけて写真を撮りながら、
私の並んでいる右端を一歩ずつ近寄ってくるではありませんか!
なんということだ!ここに逃げ場はない!・゚・(;´゚д゚)ゞ・゚・ぁゎゎ
横から来てる相手に対し、右端の私に隠れる術もない…。
「笑顔お願いしまーす、頑張ってくださいねー!」
カメラマンのおばちゃんと、そのレンズに目を合わさぬよう
ピースサインのランナーの中じっと下を向くデブが
一番手前で大写りしてて、皆さんには本当に申し訳ない。
事前にわかってれば左端に並びましたものを。
VS オールスポーツ、スタート前から一敗…。(_ _。)
セレモニーはコンパクトで、わずか10分程度のものでした。
空…晴れてるよねえ…。('ェ';)
上空には新聞社のものと思われるヘリが数機。
福岡マラソンは、全体を通してメディアの多さが目を引きました。
力を入れている一大イベントであることは間違いがないようです。
スタートロスはわずか2分足らず(だったらしい)。
大阪のLブロックを思うと、心の準備が足りないくらいです。
どこもそうですが、スタート地点は
自衛隊の音楽隊とか、偉いおじさんとか(二回目)で
そういえば福岡にはタレントがいなかったな。
歌手の川嶋あいさんが、マラソン走ったみたいですが。
と、100mほど走ったところで肩を叩かれる。
「なるぽん会の方ですか?お名前は?」
「と「もしかして、とあこさんですか?」」
「そ、そうです~」
「わたし、きんぐです~!はじめまして~」
ランナーあるある、コース上での初対面を果たし
「昨日は飲まれたんですか」
「ああはい、そこそこ飲ませていただきました」
など、一言二言会話を交わし
「じゃあ、頑張りましょう!」
(真ん中のリボンの女性です)
サブ4狙うってブログに書いてあったけど
あのスピードに付いていける気がしない…と、
自分も30kmまではサブ4ペースで走るつもりだったにも関わらず
1mたりとも追うことなくさっさと諦めるとあこ。
…さて、ここから写真はありません。
私の拙筆でどこまで想像していただけるかわかりませんが
私も頑張るからアナタも頑張れ!!(どんな物言いだ)
まだ始まったばかりでこんなこと言うのも気が引けますが、
まったく調子が出ない。
沿道にもたくさんの人が応援してくれているのに
どういうわけか、気分も乗ってこない。
大阪からたった2週間、生意気にも応援に慣れてしまったのか。
だから感動もアドレナリンも少ないというのか。
いえ、違います。(-д`-。)ゞ
アドレナリンの分泌はどうも少なかったようですが
沿道の応援には最初からずっと感激していました。
なんならありがたさで、今にも涙すら出そうだわ。
でもしんどいんです。
足も重いし、胃も重いし、呼吸も苦しい。
もしかすると、まだ体が慣れていないだけで
3kmも走れば楽になってくるかもしれないと希望を持つも
5km走っても変わらない。
これは間違いなく調子良くはない。
そして暑い。
太陽すら出て来てるけど、雨予報はどうした気象庁!
しまったなあ、サングラス置いてきちゃったよ。
困った時の沿道頼みでずっと左側を走っていたせいか
ヤフオクドームや福岡市博物館、福岡タワーも見逃す。
マリーナシティの観覧車は見たような気がするけど、記憶が曖昧。
すでに朦朧としているのは多分、ずっと眠かったから。
走っている時に眠気に襲われるってたまに聞きますが
私は一度もそんな事態に陥ったことはありません。
それが、まさかのフルマラソン中に恐ろしいほどの眠気…。
ハイタッチしてても、声援に応えてても
給水しても景色を見ても、何しててもとにかく眠い!
睡眠時間が少ない?(´エ`;)
…いや、大阪も同じようなものだった。
サングラスがないから眩しいだけ?(´エ`;)
…確かに私は極度の眩しがりだけど、
眩しくて目を細めてるのと眠気を間違えるってことはない。
これまで何万回も寝てるし、経験値に不足なし!(←)
いっそ歩道に入って一旦寝ようと何度も思いましたが
いくらなんでもそれはどうかと、目をこすりながら耐え続けます。
走るのも辛いけど、眠いのもかなり辛い。
なんなのこの二重苦。(ノω<;)
ところで福岡の人って、どちらかというとシャイですか?
大阪のグイグイ感の記憶がまだ鮮明に残っているので
それに比べるとハイタッチもだいぶ少ないように感じました。
名古屋と似たような感じです。
まあ比較対象が大阪じゃ、積極性はどこも霞むでしょうが。(^▽^;)
でも決して応援が少なかったわけじゃないんですよ。
むしろどこの区間でも沿道は笑顔で迎えてくれて
何度も言いますが、温かくて涙が出そうでした。
そんなハイタッチの拍子に、ガーミンが止まってしまっていて
10km過ぎて自分のペースがわからなくなりました。
サブ4狙いの勝負レースじゃないので、
5‘40ベースで走ればいいやと切り替えて再開しましたが
一度止まったらストップウォッチも止まるんですよね。
1kmごとは5‘40ベースで走ればいいですけど
5kmごとの通過時間が読めなくなったので、公式時計が頼り。
ただ、公式時計だと自分のロスを引かないといけない。
…そういえばスタートロスが何分か見てなかった。
もういいや、適当で…。(´-ω-`;)
大丈夫、近々サブ4ペースも全然関係なくなるから>自分。
写真がある部分で粘った甲斐あって、②へと続く。