こんにちは。
取引先の「サカグチトレーディング」が
「坂道トレーニング」にしか聞こえなくなったとあこです。
まさかこんな副作用があろうとは。(;´Д`)
…となった経緯を、前置き省いて長々と書いていこうと思います。
いや本当に長いですからね。
今回、本っ当に長いですから。
(二回言った)
関西なるぽん会の皆さま方は、過ぎ去ったGW並みの速さで
すでにこの楽しかった一日の記事をアップし終えておりますので
中にはもうご存知の方も多々おられることでしょうが
GW真っ只中の5月4日、合同練習会がありました。
支部長いっちゃんのホーム・高槻を走るというその楽しげな企画に
サプライズゲストとしてお誘いいただいた私。(///∇//)
同じく東海地方住みの四さんも、ゲストとして召喚されていました。
(参考:四さんと初めて会った名古屋ウィメンズの応援)
サプライズというには華に欠けてると内心申し訳なく思いながら
始発電車に乗り、張り切って大阪へ向けて出発。
8時半の大阪駅ホームで、なるぽんと無事に再会です。
集合時間が9時ということで、かなり際どい時間帯。
高槻駅で電車から降りたなるぽん、さっと両手を広げて
「ここでいなまん兄貴に会うたら台無しですから!」と
私を背に隠し、絵に描いたような警戒ぶりで横歩き。
サプライズ成功に向けてVIPな警備を受けた私ですが
電車の中でなるぽんから聞いた計画はこうでした。
「支部長と話し合うたんですけど、高槻の南口で集合なんですよ。
で、とあこさんと四さんには北口で待機してもろて」
うんうん。
「あたしと支部長も何食わぬ顔で集合して、その後
『そや、とあこさん呼んだら来ぉへんかな』言うて電話するんで」
うんうん…
「あたしはとあこさん、支部長は四さんに電話したら
そのタイミングで2人登場してください」
うん…
…
……
………
…え?(゚Д゚)
一度冷静になって頭の中で計画を反芻してみたものの、
やはり耐え切れず問いかける。
「…それ、サプライズ?」
「サプライズです」
自信満々に言い切るなるぽんは、すでに
「緊張するわ~。学芸会みたいな演技なったらどないしよ~」
などと、己の演技の心配で頭が一杯の様子。
腑には落ちませんが、かと言って代案も浮かばないので
それ以上はツッコまないまま、いっちゃんと四さんが待つ
地下通路みたいな高槻駅西口で一旦合流。
通天閣いっちゃんの姿を見た途端、挨拶もそこそこに
「計画、これで本当にいいんですか?」
飲み込んでいた言葉が口を衝いて出てしまいましたが
これに対していっちゃん
「関西やからベタでええんです」
「関西だから」…なんと有無を言わさぬ迫力…。( ̄▽ ̄;)
ここで、四さんはこのまま西口で待機し
メンバーが通りがかったところにキン肉マスクで現れる、という
二段構えのサプライズで行こうと変更になりました。
いざ、北口階段で待機する私になるぽんからの電話が鳴り
行き交う人に隠れながら、円陣になっているなるぽん会の元へ…
途中でふっきーさんと目が合う→ふっきーさん逸らす
さらにしゅうさんと目が合う→しゅうさん逸らす
2人に気を使わせながら、tommyさんの横に入り込んでご挨拶。
tommyさん→「ホンマに来はったわ」SO COOL!(°∀°)b
サプライズを受けたメンバーと私、
果たしてどちらの心拍数が高かったんだろうと考えつつ
一向はメインイベントのランニングへ。
いっちゃんが「キロ6くらいで行こか」などとのたまうのに
「LSDちゃいますやん」「それ、もはやレースペースなんですけど」
猛抗議する私となるぽんのため、6分半に下方修正してもらいました。
6分半でも私にとってはLSDではありませんが。
dokidoki(←)のサプライズから始まり、
キロ6の刑に処されかけたことで、私、相当テンパってたようで
後ろを振り返って、キン肉マンがいることに驚く。∑(゚Д゚)
数十分前に会った四さんのことを完全に失念していた不安な脳。
tommyさんのお尻から足首にかけての完璧なランナーラインを
変態のように見つめながら後ろをくっついていた私は
振り返ってキン肉四さんを見たtommyさんが
「今日はなんかややこしな」
とCOOLに呟いたのを。∑(゚Д゚)
実はtommyさん、大の四さんファンだそうで
それはもう四さんの色紙を部屋に飾るほどなんですが
この時は、6分半と言いながらキロ7を超えようとしていたペースが
気になって仕方なかったと後で白状されていました。
四さん(大ファン)<キロ7
立派なランナー脳をお持ちです。(注:褒めてます)
なお、後の打ち上げでは
憧れの四さんを前に頬を赤らめていたtommyさんです。( ̄▽+ ̄*)
さて、いっちゃん監修高槻コースは街中を抜けて住宅街へ。
小高い丘の高級住宅地、そこそこのアップダウンはありますが
ここまではまだ良かったんです。
なるぽんとおしゃべりしながら最後尾を走っているところに現れた
「摂津峡」と書かれた青看板。
見るとその先は行き止まりになっており、右手は川、左手は山。
右へ行けと口々に言いながら念を送る私たちの思い空しく、
先行く軽快なランナー集団は、談笑しながら左折…。(TωT)
ここからが地獄のサカグチトレーディング坂道トレーニング。
高槻が地元の、なるぽんの会社の先輩Yさん。
20km以上走るのは3回目と言いながら
「とりあえずこの坂1km以上は続くんですよ」
と解説しながら、平気な顔でひょいひょい上って行きます。
なんというポテンシャル…。
「1kmも…続くんですか…」
対して私、100mで息も絶え絶え。
「前、自転車で上ったんですけど、しんどかったですよ」
「ああ…走るより…自転車の方が…しんどいかも…」
「そうですね~、走る方がまだ楽かも」
なんとか会話を成立させようと頑張ってはみましたが
「この坂……しゃべれます!?(:.;゚;Д;゚;.:)」
300mもちませんでした。
「あ!気が利かなくてすみません」
いえ、フルマラソン5回も走ってるくせに不甲斐ないだけです。
むしろ謝らせてほんとすみません。
前方黒いTシャツ、気を使って先に上って行ったYさん。
ここまできても鼻呼吸の四さん。ありえない。
私のリクエストに応えて、おかしなステップを踏みながら
ZARDの「負けないで」を歌ってくれるいなまんさん。
先頭を行くいっちゃんとtommyさんはすでに姿なし。
なるぽんはヘロヘロになりながら「サライ」を要求。
いやいやなるぽん、「サライ」はゴール手前1km、
もしくはゴールできないまま番組が終わる時しか歌わないから!
その後ろのしゅうさんとふっきーさんはまだ余裕です。
自販機ひとつないコースを、
水分も持たないくせにカメラは持って走った私ですが
この頃から、決してブログのためではなく
ただ休むため、ただそれだけのために写真を撮り始める。
カメラ持ってきた自分、でかした!!
やせ我慢して、走りながら撮るとこうなります。
もうカメラの手ブレ補正機能などなんの役にも立たない。
いつの間にか後ろに下がり、なるぽんに付いていた四さん。
走るの速いだけでなく、こういうところもカッコいい。
と思いきや、実はこの時四さんのポカリを巡ってコントしていたようで
打ち上げで打ち明けられた(シャレか)話がツボでした。
詳細はなるぽんが書いてくれることでしょう。
こんな高圧電線場(?)があるような山です。
この向かい側は関西大学でした。毎日がトレッキングだな。
カーブで後ろを振り返って、なるぽんと四さんの位置を確認した
いっちゃんとtommyさん。
「あれ、とあこさんは?」
「ここにいます」
再び坂で振り落された時のために追いついたことは黙っていようと
(どんな保険かけてるんだ)
ひっそり走っていたのが速攻でバレてしまいましたが
引き換えに、しゅうさん並みに気配を消す術を会得できたようです。
「さすが坂に強いな」
とんでもない。(:.;゚;Д;゚;.:)
勘違いされているようですが、追いついたのは坂ではありません。
皆さん、影も踏めないほど先を走っていたので知らないんです。
私の上り坂でのあの千切られっぷりを。
どうです、この堂々たる山。
いやもう、このコースどないなってんねん。(関西弁)
この坂の途中で、お尻と脚の境目の筋が張りつめて
どうにもこうにも痛くなってしまい、歩きに切り替えました。
第一歩行者となった私を後ろで見ていたなるぽん、
ガッツポーズが出るほど嬉しかったそうです。
その気持ち、痛いほどわかるわ!(;゚∀゚)=3
ラスボス(最大勾配の上り坂)を前にしばし休憩する一同。
とりあえず、ここに至るまでの10数kmで
もう「坂道好き」だなんて言わないよ絶対(マッキー登場)
と、固く心に誓ったとあこ。
噂のラスボス。
距離は短い、とか言いながら、
その短い坂の途中で写真撮って(=休憩して)ますから。
一度上り切ったいっちゃんが、
「頑張れ~」と応援しながら下りてきました。
好き好んでこの坂、二回も上るの?( ̄□ ̄;)!
そりゃ速くなるってもんです。
なるぽんを迎えに行き、
好き好んで二度目のラスボスを上ってくるいっちゃん。
異常にデカない?( ゚Å゚;)!!?
(関西弁)
このハードなお山コースを、山とも思わず走っていたという
偉大なるいっちゃんへの尊敬の念が、私に虚像を見せているのか。
皆さんの目にも、いっちゃんは巨人に見えていますか。
いっちゃん監修ハーフも半分を超えて、帰路へ。
ガードレールの下の水を張った田んぼがお風呂に見えるという
よもや前後編になるとは…。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル