こんにちは子育て中の視覚障害者、きの子です。
以前の記事で視覚障碍者に使いやすい調理器具として、IHクッキングヒーターについて熱く語らせていただきました。
でもでも視覚障碍者にとって使いやすい調理器具ってIHだけじゃないですよねってことで。
今回からは視覚障碍者に使いやすい調理器具シリーズとして、電子レンジ、電気調理なべ、深型ホットプレート、オーブン、蒸し器などについて紹介していこうと思います。
①電子レンジ
まずはやっぱり電子レンジ!
安全という意味ではナンバーワンじゃないでしょうか。
私も日々お世話になっています。
ジャガイモやかぼちゃの下茹でに使うのはもちろん、蒸し鶏を作ったり、ホワイトソースを作ったり、焼きうどんやら、カレーなんかも作れちゃうんですよ。
電子レンジ調理のレシピはネット上でもたくさん見つかりますが、サピエ図書館からもレシピ本をダウンロードすることができます。
また最近は電子レンジ用の調理器具も充実していて、
スパゲティをレンジでゆでられるシリコンスチーマーや、魚を入れてレンジ加熱すれば焼き魚になる調理器具、電子レンジでお米を炊くための耐熱容器などなど、上げればきりがありません。
私は生活訓練で初めて電子レンジ調理に挑戦しましたが、その時に先生に勧められた蓋つきの耐熱ガラス容器を15年以上愛用しています。
フタはラップで代用加納とはいえ、なんども開け閉めするのには向きませんし、フタつきのものはやっぱり便利です。
電子レンジ調理では、加熱後ふたをとって混ぜてもう一度加熱、という工程がよく出てくるので。大き目で深さのある耐熱容器があれば、不羈こぼれもなく、混ぜるときもこぼれにくくて、シチューやカレーなどレパートリーも広がりますよ。
YOUTUBEで視覚障碍者向けに電子レンジ調理のレシピを紹介してくれているチャンネルもあります。
アクセシブルキッチンでは、生活訓練の先生をしている方が視覚障碍者のための電子レンジ調理のレシピだけをアップしてくれています。2025年5月現在、60本ものレシピが見られますよ。
また、本数は少な目ですが名古屋ライトハウスのチャンネルでも電子レンジ調理のレシピが上がっています。
参考にしてみてください。
次回は電気調理なべとホットプレートについてです。
*追記
以前に書いた電子レンジ関連の記事も、参考までに貼っておきます。
