ちょうど夏休みに入った頃に入校したので
学生が多くて予約が取りにくいかと思ったら
意外と空いている
普通車もさほど込んでいない
都内での車の必要性も低いし
少子化？エコ化？
ここの教習所は東京都内において
全ての運転免許が取得できる唯一の教習所らしいし
クレーンやフォークリフトの資格が取れる
東京クレーン学校
も併設されているので
今は就職難なんだから若い子は普通免許だけでなく
まずはそういう資格も取っといたほうが．．．
なんて考えるのはヤボというものか
っというか、自分も明日は我が身なんだから取ろうかな．．．
ということで初技能講習から3日後にまた予約を取った
今度は日曜日の早朝に2時間連続での乗車
内容は周回コース数周し、Ｓ字、スラローム、クランク、1本橋
1本橋で安定せず、ニーグリップをしっかりするよう言われた
大排気量車の大きくて重い車体は安定度が高く
普通に走っていれば止まるような速度でも安定できるのだが
いざ、幅30センチ高さ5センチ長さ15メートルの台に乗ると
緊張して肩や腰でバランスを取ろうとして失敗する
試験では10秒以上かけて渡るのが基準で
落ちてしまったら即試験中止！
早く渡ってしまっても減点だけなので
「まずはどんな時でも安定して渡りきれるように！」とのこと
ニーグリップをしっかり締めて
肩をリラックスさせるとうまくいった
時間は7～9秒ぐらい
とりあえず、ということで隣の試験コースに移動
坂道発進、踏切通過、急制動も含んだコースを
教官の後をついてグルグルまわり
教官から「これが試験のＡコースです」と言われたが
一回走っただけでは順番はチンプンカンプン
次の時間は連続乗車で少し慣れていたので
手前のコースではスラロームとクランク
あと低速走行と8の字少しやってすぐに試験コースに移動
試験のＡコースを教官について一回まわり
続いて先頭で走らされた
最後のほうでちょっとコースを間違えたが
教官に優しく「こっちですよ～」と指摘され戻った
走り終えた後も
「一箇所だけ、クランクで後ろのバンパーがパイロンに少し触れました」
と言われた
これも試験では即試験中止と言われ
今まであまり気にせず走っていたが
後になってクランクでは少しビビリがちになった
4時限目を終え、ハンコもすんなりもらった
その時試験でのコース図をもらった
「ＡとＢコースがあるから覚えておいて下さい」
と言われたが、走ってないＢコースはもちろん
Ａコースだってうる覚えなのに
紙のコース図で覚えるの？
自分では今だにバイク自体に慣れるのに精一杯なのに
ここまであまり指導や指摘もなくすんなりきてしまい
残り乗車時間は８時間
それまでにコース覚えて卒検？
いや、道はここから険しくなるんだ！と
自分に言い聞かせながらも
補習無しの一発合格の夢と不安を抱きながら教習所を後にした
つづく