このブログは安全運転をテーマにしていますが
僕は、人生や考え方と同じだと捉えています。
ある意味、安全運転とはスキルとも言えるでしょうから
免許取りたてのドライバーに比べて
ベテランドライバーは事故率が低いのはデータで証明されています。
30年も事故を起こしていない人の性格と
よく事故をする人の性格を比べると、
明らかに何か違う点があるでしょう。
トラックドライバーのように毎日運転をしているドライバーと
レジャー目的でしか運転をしないドライバーとでは
危険予知能力も、運転技術も、意識も、スキルも段違いに違います。
そんなプロドライバーと言われる僕が安全運転を意識している中で
最も何に気を付ているのかと聞かれたら
間違いなく【車間距離をとること】だと答えます。
交通安全の啓発ビデオなどでも車間距離の重要性は伝えられていますから
今回は、安全運転講座、第一回ということで
車間距離について考えてみたいと思います。
【走行中の適正な車間距離とは?】
まず最初に
一般的に、乾燥していて舗装されている道路であれば
「速度計の走行速度 - 15(m)」
が適切とされています。

例えば40km/hなら25m以上の車間距離となります。
但し、一般道でも60km/hを超える速度で走行している場合は
速度と同じだけの車間距離を取るのが良いとされていますから
高速道路で80km/hで走っているなら80mです。

道路交通法第26条では
車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、
その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため
必要な距離を、これから保たなければならない。
と定められています。
つまり
「前の車が急停車した場合でも追突しないための距離を確保する」
これが車間距離の目的です。
距離で測るのが難しい方には、
僕がやっているように時間で測る方法もあります。
先行車が標識などの目印となりやすいものを通過した瞬間から、
自分がその目印を過するまでの時間を計測することで、
車間距離が適切かどうか判断する方法です。
例えば電柱を先行車が通過した瞬間を「0」とすると、
自分が電柱を通り過ぎる際に2秒以上経過していれば安全な車間距離を維持できていると判断できます。
路上が混雑している場合は2秒程度、スムーズに流れていれば2秒以上、
停止距離が比較的長い大型車は3秒以上を目安にするのが良いといわれています。
全国の警察署でも2秒ルールに基づいた安全運動が実施されている地域もあるため、
距離で測る方法と併せて取り入れてみると良いでしょう。
埼玉県警の「0102運動」においては、
2秒を数える際に「0、1、0、2」と数えることでより正確な秒数を測れると指導しています。
【停車中の車間距離にも注意】
車間距離に注意するのは走行中だけではありません
停車中も車間距離を確保することはとても大切です。
特に一般車のドライバーは
割り込みされるのを嫌って前の車にギリギリまで近づいていますが
実は、その行為が自分の身を危険に晒している事を知らないドライバーが多いです。
トラックの場合は
前の車が乗用車なら、威圧的にならない配慮から車間距離を開けたり
前の車を守る意味で車間距離を開けたりしています。
特に、前の車を守る意味で車間距離を取っているなんて
一般車のドライバーは殆ど気付かないと思いますが
交通安全意識の高いトラックドライバーはこれを実践しています。
例えば、この場面!
綾人サロン様の動画のキャプチャーです。
高速道路上で渋滞が始まった際に
前方走る軽自動車を守る為に十分な車間距離を開けています。

渋滞でよくある追突事故を想定して
万が一、自分が運転するトラックが後ろから追突されても
前の軽自動車を押しつぶさないような距離を確保しながら徐行し
停止する時も、同じように十分な車間距離を確保しています。
つまり、自分が運転するトラックを盾にして
前方の車両に乗っている人を守っているという事なんです。
こちらの動画も同じように、
自分の大型トラックを盾にして前方のセレナを守っています。
この運転をされている方が
僕がいつも拝見せて頂いている【綾人】さんなんですが
一般車のドライバーはこういった事は知らないでしょうね。

【トラックは重量があるから危険】
万が一乗用車が大型トラックに追突さたら
こんな悲惨な死亡事故になってしまいます。

高速道路上で渋滞のため停止していた4トントラックに
後方から大型のトラックが追突した為
4トントラックが前の乗用車を押し潰してしまったという死亡事故です。
状況から見て、スピードは出ていませんが
重量のある大型トラックが突っ込む破壊力は、見ての通りとても恐ろしいです。

追突した大型トラックも、4トントラックも原型が解る程度で軽傷でしたが
乗用車は原型が解らないほど潰れてしまっています。
こちらの動画もご覧頂いて、更なる安全運転に生かしてもらえれば幸いです。