母がひとりでコンビニへ買い物 | うるとら母くもりのち晴れ・自己免疫性肝炎と穏やかに

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2013年12月、国の難病指定の自己免疫性肝炎と診断されました。他に慢性甲状腺炎などの自己免疫疾患があります。ふたりの息子は家を離れていますが様子も時々書いています。持病のことやコスメのこと、何気ない日常などを綴っていきます♡

今年89才になる母は近くに住んでいますがひとり暮らしをしています。


血圧の薬や眠剤を処方されている病院の診察を受ける時にその話をすると先生たちはだいたい驚かれます。


たしかにひとりでごはん作って花も植えたり草むしりを趣味にしている母はすごいと思います。


ただ、今年の夏も猛暑になることが予想されるし、薬は飲み忘れも度々あり心配は尽きません。薬は朝飲んだかどうか電話してチェックしています。

 

幸い車で5分くらいのところなので、ほぼ毎日様子を見に行っています。


昨日のことです。テーブルにコンビニのレシートがありました。弟が来て何か買ってきたのだろうと思いました。ところが自分で買い物に行ってきたと言い出しました。


病院に行っても駐車場から歩きたくないから入り口で降ろすし、買い物に行こうと言っても億劫だという母が私でも10分はかかる距離のコンビニに1人で行ってきたと言うのです。


家で座ってばかりいても足腰が悪くなるからと言うけど、すでに私の肩を借りたり杖をつかなきゃ歩けないのに。


腰もだいぶ曲がっています。

スーパーでたまに買い物するとカート🛒を押すと楽だと言いながらすぐ座りたがります。


そんな母がひとりで買い物に行ったなんて。しかも一番近いところから歩道を歩くとなると、まず信号も横断歩道もないところを渡らないとならないんです。


私でもちょっと怖さを感じます。そこを渡ったというのでぞっとしました。


途中いつもいく病院の入り口にセメントのへいがあってそこに座っていたら中年の男の人が立つ時に手を貸してくれた。優しい人に出会ったと喜んでいました。そのことをさっき電話で聞きました。


私は、何もなかったから良かったけどこんなことは絶対しないで。散歩したかったらまず私に連絡してくれたら一緒にしよう。とキツく言いました。


もう絶対しない、と言いましたが、電話を切った後なんか空しく悲しい気持ちになってしまいました。


昔は外出するのが好きだった母、昼でも夜でも誘われたらおしゃれして出かけていた母、つい2、3年前、コロナ禍になる前にはバスに乗って駅前に行き月一の同級生の集まりにも出かけていました。


お天気のいい中、コンビニにひとりで行けて、途中優しい人柄にも触れて、きっと自信がついてまだまだ自分は大丈夫だと思ったのでしょう。


それを頭からダメだと否定してしまったことを後悔しました。少し褒めてあげれば良かった。


昨日、孫(私の息子たち)の話をしていて愛おしくて、と涙ぐんでいた母。そんな母にキツいことを言ってしまった。


夜の電話(一日朝晩電話しています)で少し優しい言葉をかけてあげよう。


ちなみにコンビニで買ってきたものは『お茶、コーラ、豆大福、まんじゅう、来客用ビールなど』でした。リュックで行ったそう。だいぶ重かったのではチュー


今日は雨模様☂️だったので母のところには行かなかったけど明日美味しいもの買って持っていこうと思います。


では

今夜も穏やかに過ごせますようにニコニコ




​トロピカルシャーベットが咲きました