映像演技職業訓練所と映像演技哲学研究所について | 映画監督笠原悠暉のかんながら日記

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私の馬鹿馬鹿しくてゆかいな日々をお届けします。





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映像演技哲学研究所
週1で行っている上級者専用クラス。


現在月1で映像演技職業訓練所をやっておりそちらは参加費3000円、研究所の方は参加費500円。



なぜ500円なのか。
答えは



教えないから。




俳優というのは失業している時間が長い職業。
こちらの研究所の目的は演技上級者の方が失業中に仕事の感覚を忘れずに、さらに演技力をますます向上させるための演技研究所となっております。


だから現場に仕事をしに来る感覚で来てね。

と伝えてあります。




現場では教えてもらうことなんて一切ありません。

できなかったら放置され、役を変えられて次からは使われなくなります。




現在定期的に通ってくれているメンバーに教えてもらおうと思ってきている人は一人もいません。



作品を作りに来る感覚できてくれてます。
そんな俳優さんからお金をもらうことはできません。




むしろ将来的に研究所に来てもらってお金を払おうと思ってます。



だから会場代事務代のみの500円になっております。





教えてほしい!
500円のワークショップ安い!




なんていってる人はお話にならないのわかるよね?


ここは教わる場ではないから。



でもどうしても参加したい!
と思うなら勇気をだして門を叩くのもとっても大事。
その代わり参加する「責任」ってものが生まれます。
そして実力がない場合は3000円の方をおすすめします。

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【教わりたい人は職業訓練所】
映像演技職業訓練所の方は受講料3000円
こちらは誰でも参加可能。
もうほんとに自分でもいうのもなんだけど、一回3万円くらいの
価値があると思ってる!



演出、監督は基本
「こう見えるようにして」
といった感じで結果を求めてきます。
それに対して俳優は、結果に導くアプローチを考えなければなりません。



ところがアプローチの方法がわからず結果が出せない人が多い。

だから俳優と監督両方やってる笠原がアプローチの仕方を教えています。




その他にも
俳優としての立ち振舞い
考え方
周りへの配慮の仕方
そもそも俳優の仕事とは何か
映像作品での表現の仕方
など



現場で働けるためのアドバイスをしているので職業訓練所という名前になっております。

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教える境地にこれたのは長い間ずっと苦しんで探して学んで失敗して挑戦した結果です。



すべての経験や感情が私の血と肉とになりこの境地へたどり着きました。



無料で教えてもらうということは血と肉を奪い取るということ。

泥棒と同等だと思うのよね。
わたしなら絶対に奪いたくない。

ものの価値と見合ったエネルギーやお金を相手に返したい。
それは自分のためにね。




そしてこれはどんな職業の人に対しても思うことなんだよね。

誰かが身につけたスキルをただでもらってはいかん。

ただで奪い取ったもので身に付いたり成功なんて絶対にしない。

お金を払うことで自分の中で価値が生まれ身に付く。


だから自分のためなの。
お金を払うのは自分のため。