博物館明治村 | 本日も一日一歩

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仕事の合間に、街歩きや読書をしています。見たこと、感じたこと、考えたことを少しづつでも綴っていきたいと思います。

2020年2月8日、愛知県犬山市の博物館明治村に行きました。

 

明治村は、明治時代の建築物を主体とする野外博物館です。

学生時代の僚友だった建築家の谷口吉郎と名古屋鉄道社長の土川元夫により発議され、昭和43年に開村されました。

 

 

園内を蒸気機関車が走っています。

 

 

帝国ホテル中央玄関です。

アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトが設計しました。

 

ロビーは、吹き抜けになっており、開放感があります。

 

 

日露戦争の終結させるために明治38年(1905)年、アメリカのニューハンプシャー州ポーツマスで開かれた日露講和会議で使用された大テーブルが展示されていました。

このテーブルをはさんで、日本の小村寿太郎、ロシアのウィッテら両国代表で1ヶ月近く交渉を重ね、ポーツマス講和条約が調印されました。

 

 

明治村は広大な敷地に、いろいろな建築物が点在しています。

 

 

聖ザビエル天主堂です。

京都市の河原町三条に、明治23年に建築されたものです。

 

 

ステンドグラスが綺麗です。

 

 

現在の東京文京区本郷にあった床屋「喜之床」です。

この2階2間を間借りして、妻・子・母の一家4人で生活していたのが歌人石川啄木です。

 

 

明治村第四代村長は、阿川佐和子さんです。

 

 

西郷従道別邸の洋間に、陶器の有名メーカー「ノリタケ」の美しい食器が置かれていました。

 

 

その他、多くの建築物がありました。

いくつかの所には、ガイドさんがいて解説してくれていました。

建築が好きな人は、一日中飽きずに見ていられると思います。