【2024鉄道の日】中央線新時代到来す!二階建てグリーン車、遂に“4年ぶり”の運転開始 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

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遂に、新たな時代がやってきた。


およそ70年に及ぶ“10両編成”の時代からの、大きな前進。

今日10月13日、遂に中央快速線・青梅線での“二階建てグリーン車”の運用が4年ぶりに始まった。


…4年ぶりと敢えて書いたのは、215系による「ホリデー快速ビューやまなし号」以来だから。

不定期でも延べ30年近くも走っていたことを皆さん、覚えてました??


とはいえ、さっそく目新しい「12両」の文字。


そしていよいよ…(前面に特段の表示はない)


営業列車初見参!


鉄道趣味者のみならず、居合わせた一般客の多くがスマホやカメラを向けている。

このことが、沿線での注目度の高さを窺わせる。


ということで、今日の出掛け先に向かう前に早速試し乗り。

初日の割には本数も多く出ていたようで、早速高尾以西や青梅線にも入線しているとの由。


やはり運転開始初日、かつ来年春までお試し期間とのことで利用客は多い。

本数も増えて、かつ本サービスが開始されればまた状況も変わってくるだろう。


今日は国立→高尾→新宿間で初乗りを敢行。


両開き扉になって、広くなったデッキと…


久しぶりの二階席からの車窓。


沿線も最大の期待をもって、迎えたと思う。


それは、今後も順次入ってくる車両たちにもエールを。


この日に限っては、E653系による秋の行楽臨時列車も影が薄いw

(ただ、うっかり忘れていただけ)


車内仕様的には、E235系を踏襲。


高尾駅でも、ハイキング客の混雑とはまた違う熱気が、二階建てグリーン車の周囲にあった。


…ただ、その熱さは、あまり過熱しては欲しくないかなという懸念も見え隠れする。


上りは三鷹あたりから、日曜の8時台に関わらず二階席にも立ち客が発生する事態に。

グリーン料金不要というお手軽さが、帰省ラッシュ時の新幹線のような様相を呈していた。


そして10両編成混在による乗車位置の相違の不慣れも、混雑に拍車を掛けた。

日中はJR東日本アプリの列車位置情報のどの列車を見ても満員の盛況で、遅延も生じていた様子。

それもあったからなのか、朝は数本走っていたが帰る頃には1本を残して入庫してしまった。

慣れるまでしばらくは、ある程度の覚悟も講じて乗る必要がありそうである。


そして真価は、お試し期間明けの本運用開始を待つことに…

有料になり、ダイヤも変われば、また雰囲気も変わっていくことだろう。