E217系Y-15編成廃車回送〜止まぬ真夏の喧騒 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

ここのところ、255系を記録するついでにそれとなく記録を続けてきたE217系。

そうしている間にも、廃車は着々と進んでいる。


編成本数の多さもあり、多い時には月2回以上廃車回送が行われることもあり…

編成長の問題もあり基本編成と付属編成は別々に回送され、付属編成は2本まとめられたりも。

これまで平日実施だったり一時期は深夜帯運転などとなかなかタイミングが合わず、しまいには

情報を掴むのが遅れ撮り逃す、なんてこともあった。


そんな中、今日は基本編成のY-15編成の廃車回送が大船→長野間で実施された。

珍しく情報を早めに掴んだので、満を持して?出撃してみることに。

(代わりに中央線E233系サロや台湾向け機関車の甲種輸送は情報捕捉し損ねたが)


大船発車はさまざま錯綜せれど、いずれにせよ昼という情報だったので合わせて出撃。


構内到着は発車7分ほど前、成田エクスプレスの発着の合間というところだった。


京葉線での205・255系の時と同様、最徐行でゆっくりと入ってくる。

長野行きの牽引は定番のEF64 1030号機。


今回のY-15編成の廃車で、3次車は全廃。

そして基本編成も残り10本、トータル残存率20%程度となるらしい。


入線は6番線となるので、先頭は7・8番ホームからは撮影が不可能となる。

後方は駅舎下で暗い上に回送入庫待ちのE259系がいたりと、よく考えられているw

そして、手早く東海道線(上野東京ライン)に乗って…


横浜へ。


まぁ…この横浜が酷かった。

到着時点で50人超、再三の駅員の注意喚起にも関わらず相変わらずのマナー崩壊ぶり。

加えて後方から罵声が飛び、その声主が更にはみ出す悪態ぶり。

工事の影響でホーム先端が一部仕切られていたのもあったが、あまりの酷さに頭を抱えた。


それでも、ギリギリトリミングすればどうにか及第点、というところだったか。


前も後ろも滅茶苦茶だったが、どうにか凌いだ。

また希少なシーンの東海道線ホームを高速通過。


…そして、南武線経由は時間が読みづらく、考えた結果横浜線経由での先回りを決断。

ちょうど桜木町始発の直通快速があり、八王子経由で先回りを仕掛けた結果…


豊田へ。


ここもまた通過直前に一気に撮影者が膨れ上がったが、ホーム延伸後の構造の変化を見た一部が

後ろに構え直した結果、まだ横浜よりは穏やかに推移。


ここもうまくトリミングで誤魔化しながら、また八王子に戻っていくが…


また八王子も、横浜同様に…


まぁ、まだ後ろから中程は良かったが…


前に向かうに従って、喧騒は増してくる。


ざっと見ただけで、100人くらいには膨れ上がっていただろうか?

久しぶりの喧騒ぶりに、またまた頭を抱える。


ここでも点々に罵声の類が聞こえ、雰囲気は宜しくなかった。

久しぶりに、長居するのも憚られるほどのものだったのである。

比較的大人しい、というかそもそもそんなに居なかった千葉界隈に慣れ過ぎたからだろうか?


また、学生の夏休み中はやはりキツいわなぁ…とも。

着々とE235系が製造されて置き換えが進み、そんなに疎開できる場所もない。

(それでなくとも中央線E233系サロが幕張車両センターに多数疎開されてもいるし)

でも、近年の荒みっぷりは改めて見てもつくづく異常過ぎるものがある。

そうなると、再び深夜帯の運転に戻すとかしか方法が減ってしまう。

まだ残り十数回は廃車回送があるんだろうけど、対策考えないと厳しいかなぁ…と。

一部は東京総合車両センターでも解体したようだけど、首都圏内の場所変更は妙案かもね。


…ここで「あずさ29号」に乗り、一気に甲府へ移動。

甲府で迎撃しようと考えたが、思い直し少し東京寄りに戻り…

春日居町へ。


小さな無人駅であるが、やはり同じことを考えていた先客が数人ホームに居たので移動。

それでも、横浜や八王子に比べたら遥かに良かったけど…

結局甲府寄りの春日居踏切で、一人で迎撃した。


これが、Y-15編成とは最後の別れ。


思いの外、障害物検知装置が目につくのは誤算だったが。

(同時に、駅前の足湯が廃止されていたのも)

ここで見送り、今回の記録を終了した。


残り、あと何回記録できる機会があるだろうか?

まだ気持ち的には余裕があるので、沿線などいろいろ思案を巡らせてみたいかなと。

その時には、今日のような滅茶苦茶ぶりは見たくないものではあるが。