登場40周年!京王電鉄のオールラウンダー7000系③ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

平成から令和に変わるのに前後して、コルゲートを持つステンレス車は減少している。

東急電鉄からは、7000系を改造した7700系はおろか8500系まで全て姿を消し…

古い車両を永く維持する東武鉄道でも、10000系や9000系9101Fも姿を消している。


京王電鉄でも、7000系は少しずつ減り始めている。
もともと各停用を置き換えた経緯から、初代5000系や6000系に比べ地味に捉えられがちだが…
今は京王ライナー以外で満遍なく走り、支線でも主力を堅持している。
界磁チョッパの唸りはもう聴けないが、そのオールマイティな走りを早めに堪能しておきたい。


2023年度最後の記録・3月20日


そして2024年度最初の記録・4月6日

さて、7000系でコルゲート車体を持つ初期車の大きな特徴。

それは方向幕を全車、堅持していることである。

もっとも、方向幕自体は「準特急」が設定された頃に英字入りに交換されている。

「特急」の地色は濃いピンクとなったが、京王電鉄のコーポレートカラーと同じである。


しかし、車号表記はオリジナルのものと交換されたものがある。

これは10両編成化など、折々の組み替えに際して改番されているためで…

現時点では延べ110回もの改番が行われている特異な系列でもある。


現時点での最新系列・新5000系との並び。

しかし10両固定編成も2020年に7729Fが廃車されており、決して安閑としていられない。

7726〜28Fも種車が一部を除き1986(昭和61)年製と京王電鉄史上でも稀な長寿になった。

いくら機器更新を受けているといえど、次に新車が入るとまた勢力図は変わりそうだ。


そうなる前に


見かけたら撮る


を再徹底!


4桁とも同じ数字の“ゾロ目”の車両は、実は京王電鉄ではとても珍しい部類。

あとは、井の頭線にデハ1111が存在するのみとなっている。


そして高田馬場界隈で昼食を取り、再び記録再開!

狙うはやはりコルゲート車体を持つ、初期編成である。



迎撃した7704Fは1984(昭和59)年製と最古参の部類。


各停に乗ると、桜上水、八幡山…と優等列車の待避が多い。

どちらもまだホームドア化が及んでおらず、通過列車に十分気をつけて記録に動いていきたい。


14年前の今頃は、廃車間近だった6000系6717Fを追っていたものだったが…

あれから随分経って、ようやく7000系もその先が見え始めてきた…のか?


気になったら、動くしかない!


それは30代の頃から、変わらぬスタンス。


まずは、この分割編成が優先順位高め。

状況によっては、また大幅に組み替えなんてこともあるのだろうか?


安全確保に目配せしながら、14年のブランクを取り戻すべく悪戦苦闘中。


ただ、JR東日本255系よりまだ切迫感はないので、長い目で見守っていくこととしたい。


そうこうしているうちに、通過側も7000系が…


頑張れば、こうした並びもまだあちこちで記録できる。

減りに減ってから慌てふためく前に、いざ!