2024.1.14 【西武】新宿線乗務員考案!山の主で行く新宿線大冒険ツアー【前】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

ああ、もう1ヶ月経っちゃうのか!

ただでさえここんところ、時間の経つのが早いというのに。

溜まる一方の記録出しには、もう少し猶予が…


てことで。

今度は1月14日、日曜日に巻き戻し。


この日は本当は、特段予定を組んでいなかった。

前日の13日こそ今年最初の墨田へ赴き、久しぶりの再会と爆笑の連続で大いに心を満たされたが

既に1月26日の野岩鉄道遠征の手配に着手していたこともあり、休養の腹積りでいたと思う。


そんな中で、ふとテレビで見たグルメにさらに心を動かされ、物は試しにとSNS予約してみたら

予約OKとの返事が入り、指定された時間までに動くことになった。


そのお店の場所は、新宿区小滝橋。

駅でいうと東京メトロ東西線の落合駅あたり。


事前にリサーチして、落合のほかにも高田馬場や下落合など、割といくつかの降車駅候補が。

さらには、都営バス小滝橋自動車営業所の近くとも出て、土地勘がありすぐに目星はついた。


だが、予約の時間は13時。


それまで時間が空いて、お腹も空くなぁ…と考えていたところで、ふと。


西武4000系が、新宿線にいる?


おやと思って検索をしてみると、新宿線内を4000系のミステリーツアーが走っているらしい。

新宿線内は「52席の至福」が入線することはあるものの、原型の走行は非常に珍しい。


加えて。


この1月11日に、4015Fが横瀬に廃車回送された。

製造・運転開始から36年が経過し、初めての廃車が発生。

そもそも101系初期車からの機器流用車ではあるが、遂に大きな牙城が崩れ始めた。

既に「サステナ車両」の導入も予告されており、その先は間違いなく見えてきている。

それもあり、空き時間を狙って西武新宿線にアプローチを仕掛けることとした。


さて、1月14日はとにかく行動開始が遅く、家を出たのは10時半。

テレビを9時過ぎに見て、予約メールを飛ばして、その返事を確かめてからの始動だった。

既にツアーは新所沢から動き始めていたが、その動きはこれまで以上になかなかにミステリーで

まず南大塚まで行って折り返し、さらに南入曽で再度折り返して改めて本川越へ行っていた。

そんな難解っぷりが、逆にまだ新宿線内へのアプローチは楽なものにはなったが。


そんな情報を確認しながら移動中、国分寺線鷹の台駅でふと2番線を見ると、発車案内表示には


臨時


の文字が見えた。

この時点で、


ああ、やがて鷹の台までは4000系が来るな


と確信した。

以前「52席の至福」が特別運転で当駅で折り返した前例があることを知っていたからだ。


ただ、時間的に待ってはいられない。

当該はまだ新宿線内、それも所沢方面にいる。

走り方を聞いていると、国分寺線にやってくるのは昼過ぎになってしまうのでは?

だとすると、食事の予約には到底間に合わない!

それだけ断片的な情報を掴んでいたので、勘を頼りにそのまま向かったのは


小平


であった。

小川経由でアプローチを仕掛けたが、とにかく情報がない故にほとんど撮影者がいない。

しかも、思っていたよりもこちらの到着が早かったらしく、結局10分強も待つ羽目になった。

これだったら久米川に転戦すれば良かったかなとも考えたが、それはもう後の祭りだった。


やむなくそのまま待って…11:52。


普段西武秩父線界隈でしか見ないライオンズカラーを、遂に捉えた!

定期の池袋乗り入れがあった頃の所沢では、撮ったり乗ったりもしていたのだが…

純粋な新宿線内での4000系の撮影は、何回か機会があったはずなのに今回が初めてだった。


…だがそういえば、定期池袋乗り入れ時代でも池袋線内、とりわけ所沢以東は全く手付かず!

東武6050系に比べて本数が物理的にも運用的にも少なく、まだ致し方ない部分があったにせよ

アプローチ的には圧倒的にこちらの方面が格段に楽だったはずで、今まで何をしてきたのか?と

改めて2024年の初めになって、自らの行動パターンを恥じることとなった。


…まぁ、乗車的には1995年以降から、折々に秩父方面への移動で仕掛けてはいたけれども…


さて4000系は、かつての西武ライオンズのユニフォームデザインで使用され、広く一般的にも

ライオンズカラーと呼び慣わされ、球団歌でも松崎しげる氏が


空青く風白く地は緑炎の色


と高らかに謳われていたカラーリングが、山口線8500系と共に未だ健在である。

グループ会社の伊豆箱根バスや近江鉄道でもよく見られたカラーリングだが、意外に西武鉄道や

西武バスでは珍しいカラーリングであり、普通鉄道線では後にも先にも4000系のみ。


今回のツアーに使用されたのは4005F。

本線を4両で走るのはなんとも寂しくもあるが、普段走らない路線を走るのは新鮮そのもの。


自分を含めてうまく居合わせた人は、こごぞとばかりにシャッターを切るが…


停車時間、わずか1分!


先頭に回り込む暇はなく、すぐに発車してしまった。

しかも、引き上げ線へ入ることなくそのまま新宿線を東へ向かってしまった。

困ったな、このまま昼食に向かうことになるのか…


と思っていたら、


東伏見で追い越したぞ?!w


2年くらい前の旧2000系2007Fのツアーを彷彿とさせる、追い抜き劇が今回も。

結果的に、上石神井まで先行し…


12:15。

2・3番線に入ってくるところを激写!


下り1・2番ホーム側にはずいぶん撮り鉄が集まり始めていたが…

こちら側にほとんどいなかったのは、影を嫌っているゆえなのか?


それにしても、この期に及んで今もなおこの場所に4000系か居るのはとても新鮮。


ここでは2分ほど停車し、西武新宿方面に向けて発車…と思ったら、


上石神井車両基地に入庫!


ここでしばらく停車し、また西方面に戻っていったそうだ。

いやはや、なんとも読めないダイヤだったこと!


…そして自分は、ここで一時離脱。

満を持して向かったのは、


ここでした。


角煮丼屋くろしろ


この日の朝のシューイチで見て、即予約!

最初だったので、まずは普通に…


角煮丼定食、1,700円也!

(写真はご飯大盛り)


とにかく1本(およそ200g)のボリュームがハンパない!


そして柔らかい!

旨い!!


ここで確信した。


自分が好きな角煮の究極型、見つけた!


思いつきで行動、してみるものである。


…なお後日再訪し、今度は特上にして戴きましたとさ。


書いている今も、また食べに行きたい!


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