2023年最後の鶴見線。
最後の訪問地は、またも扇町駅。
やはり冬休み期間だったからか、平日の昼間の割には多い下車があった。
その下車の目的の多くは…
やっぱり扇町駅名物の猫!
この時は1匹しか見掛けなかったが…
朝と同じく、いつものように構内でまったり過ごしていた。
自分は猫アレルギー持ちだから家では飼えないけど、こういう所の猫はやはり好きなのである。
日中もやっぱり折り返しの時間は短く、ゆっくり滞在できないのは残念。
特に日中はこの時でも1時間20分後、最大で2時間開く時間帯がある。
まぁ、駅の外に出れば川崎鶴見臨港バスが日中でも10分間隔で川崎駅に走っている。
ここでは完全に主従逆転の現象になってしまっているのが、避けがたい実状なのであった。
この扇町駅の利用も朝夕以外は大幅に減っており、いつ大川支線のようになってしまうのかー?
という懸念が拭えない、今回までの記録行脚になっていた。
新型車両こそ入ってはきたが、その先行きはなかなかに厳しいものが見えてきたのである。
そんな気難しさを孕みながら、2023年最後の鶴見線205系乗車は…
浜川崎でついに降りて、ようやくの締めとなったのだった。
なかなか自分でも意外だった鶴見線記録行脚は、2024年に更に持ち越すことになっていく。
そしてこの12月29日は、南武支線205系W4編成の終日運用日でもあった。
それを掴んでいた鉄道ファンの姿も、それなりに見られたのであるがー。
なんでこのために、咳払いとかも気をつけなければならないのかとか少し居心地が悪い。
…まぁ、小田栄、川崎新町と乗車が多く、立ち客で相当数埋まった時に堪らず撤収していたが。
こと南武支線は年末の日中にも関わらず、日常利用もそれなりにいたのは驚いたことであった。
現状南武支線の日中は1編成で40分間隔運転を回しているが、30分間隔でもイケるのでは??と
少しばかり今後への期待も感じた南武支線への乗車であった。
小田栄駅の開業以降、特に南武線で川崎市北部方面に向かう需要を掴んでいるのであろうか。
川崎駅に向かうのに相変わらず不便なのは致し方ないことではあるが、そのあたりは小田栄駅を
通っているバスとも、なんとなくうまいこと棲み分けができているようである。
そんな期待感を持ちながら、まず尻手駅まで通し乗車をしてー。
尻手駅の新しいLED発車案内表示と205系。
4ドア表示は行先・発車時刻と同色表示。
20年以上南武支線を走ってきて、側を走る貨物列車の電気機関車もすっかり代替わりした。
EF65が走ってくる姿も相当見かけなくなってきているが、先に引退するのはどちらだろう?
まだもうしばらく、E127系と共に4.1kmを細々往復する時間が続きそうではあるがー。
ここ最近の他形式、他社局の傾向を見るといつ急に、との可能性も消えない。
この2024年も、もうしばらく情勢を注視していくことを続けていくことになる。
そしてこの日は、京急線経由で押上に向かうため八丁畷で全ての締めとなった。
まぁ、この八丁畷駅でも幾度となく撮っているんだけど。
きっちり発車を見送って、2023年はお別れ。
これが2023年、205系の全てにおけるラストカットとなった。
この記録は、今年もまだまだ(もう少し)続いていく。
当分は機があるごとに出てくるであろうが、自分の記憶保持の観点もありご了承願いたい。
《完》