隣のE7系の屋根を見下ろしながら、定刻で発車。
なんだかんだありながら、結局乗車率は5割くらいだっただろうか。
自分が席を確保したま9号車二階席も、各座席に1〜2人座っているくらい。
下りというのもあろうし、日曜というのもあろうし、E4系の収容力の凄さかもしれないし。
これがもしE7系だったら、結構な利用率に映るかもしれない。
まして16両編成だから、なおのことかもしれない。
秋葉原駅を過ぎてトンネルに突入。
少しだけの地下鉄気分。
上野駅は19番線、8:09着。
それなりに乗客は待ち構えていたが、二階建ての威力はなかなかであっという間に吸い込まれる。
前後の確認も怠らず、1分の停車ですぐに発車。
やはり見送り目当ての人もそれなりにホームに。
それでも、穏やかに見送る空気が流れていたのは幸いだった。
10年前の仙台の時はそんなに気にしていなかった車窓も、今回は気にしながら旅するw
埼京線を走るりんかい線70-000形との併走も。
しかし、こちらは最高速度130km/hであり、捕らえたと思ったらあっという間に抜き去る。
大宮に着く直前、久々にまじまじとデッキの「ジャンプシート」を眺めた。
引き出してみると、結構くたびれている様子が垣間見えた。
これまでに多くの通勤客の腰を支えてきたのだろう。
それにしても結構な強いバネ感で、押さえていないとすぐに跳ね戻る仕様。
押さえている指が結構しんどかったのは後日談であるw
8:28、大宮到着。
結構なギャラリーがいたが、これはE4系に乗っていた人もそれなりに居た様子。
東京駅で一喝した学生も降りたから、短区間でお別れ乗車という人がそれなりにいたのだろう。
もっとも自分も、これまでだったらそれで終わりにしていたかもしれない。
寧ろ、200系や300系、400系、700系の時はそれすらしていなかったんだけど。
元秋田新幹線のE3系もうやむやなままになりそうだし、これから先はE2系や山形新幹線のE3系に
なるんだろうけど、山形新幹線は新塗装のセンスがなあ…w
そして、大宮も1分停車ですぐ発車。
E5系とエールを交わし、ニューシャトルと併走して、東北新幹線と分かれる。
あっという間に速度は240km/h近くなり、引退を感じさせない安定の走りっぷりを見せていく。