西武9000系9108編成、多摩湖線再デビュー | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

じわりじわり廃車が始まり、2000系や4000系、はては新101系よりも早い淘汰の開始にその去就が
にわかに注目されてきた西武鉄道の9000系電車。

ところが去年、横瀬に廃車回送されたはずの9108編成のうち4両がわざわざ武蔵丘に差し戻し。
いったいどうなるのかと思いきや、ようやく7月末にL-Trainの地色のままに出場。
以来、各所で試運転をしていた。
さまざまに憶測が飛ぶ中、数日前から一部の駅にこんなポスターが。

あぁ、やっぱり多摩湖線に行くんか!

いよいよ、3扉の新101系が淘汰される時が来たのか。
さまざまに感慨深いものも去来するが、これはこれでワクワクはする。
まぁ、春に新2000系が代走運転もしていたから、新鮮味は薄かったけどね。

そんな中、昨夜は東大和市に用事があったので、空き時間に萩山に立ち寄ってみた。
そこで少し多摩湖線の電車を待ってみると…
おぉ…

早速運用入り!

情報を整理すると、昨日の夕方から運用に入ったらしい。
今は20000系L-Trainカラーがすっかり定着こそしたが、それでも4両編成でこの色は違和感がある。
そして「国分寺」の方向幕も。
まさかラッピングだけ外した地色のままで出てくるとは思わなかった。
パッと見ると、相鉄のネイビーブルーが西武線を走っているみたいだw

そして、やはりこの9000系の運用入りは注目を集めていたのか、同目的の撮り鉄がちらほら。
だが、ホーム真ん中、点字ブロック外側で三脚を立てているのはどうなのだろうか。それも二人も。
3番ホーム側の立番駅員も気付いているだろうに、構内マイクで注意喚起しないのも如何なものか。

さて、駅では9000系(4ドア)の運用に合わせた表示対策を実施。
変わりつつあることを実感させる一コマ。

そして、国分寺から帰ってきた9108編成を、再び萩山で迎撃。

ここで、側面の車号表記に変化を発見。
クハ・モハの記号と旧社章が撤去されていた。
しかし、新101系や2000系の更新車のようなプレート化はされておらず、異彩を放つポイントに。
車内も一部フリースペース化以外はアコモもそのままで、簡易的な改造に留まっている様子。

そして、来年には見納めになる「西武遊園地」の方向幕。
既に新駅名「多摩湖」も準備済みで、この組み合わせは今のうちに。

キビキビした基本動作、特に敬礼の美しさは特筆もの。
そんな敬礼に見送られて、9108編成は走り去っていった。

すでに第2編成となるであろう9105編成も、6月に武蔵丘に入場済み。
ここからじわりじわりと交代劇は始まる。
次は何色で出てくるだろうか?
後悔のないように、記録に加速をつけていく。

昨日夜には、この編成も運用に。
オールM、牽引車兼用の263編成。
オールMならではの加速力と力強い走りも今のうちに!