武蔵野線205系M33編成、海外輸出 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

本日。
29編成目となる武蔵野線205系の海外輸出に向けた回送が新習志野→蘇我→千葉貨物間で行われました。
今日回送されたのは京葉車両センター所属M33編成で、方向幕がLED化されていた異端編成。
2020年最初の離脱編成となりましたが、今年はさらに置き換えが加速しそうです。

14:40頃、新習志野駅2番線に入線
京葉車両センターから、蘇我まで牽引する電気機関車に推進されて、無動状態でゆっくり入線。
昨年12月から搬出が千葉港に変更となり、行き先方向が逆になったための措置。
それでもエアーは生きているため、警笛を鳴らしながらの進入となりました。

正直言って、これを迎える撮り鉄のマナーは良いものではなかった。
分かり切っていることなのだが、どうしてホーム端に出ていくのだろうか。
電車到着・発車・通過の時こそ一旦退くが、通過した途端また前に出ていく繰り返し。
あともう少し前のめりになったら転落事故が起きてしまうのではないかと肝を冷やしていた。

新習志野駅は警備が緩いほうであるが、その厚意を身勝手な解釈をしていないだろうか。
このような事態が続くなら、いつ撮影が全面規制されてもおかしくない状況になってきている。
まだ罵声がない、三脚・脚立を使っていないからいい、事故が無かったからいいではない。
規制されるのが嫌だったら、先手を講じ安全を守っていくようにしていかなければ先行きは厳しかろう。

蘇我までは配給輸送扱い。
牽引機は長岡車両センターのEF81 140。

今日は天候の回復が思ったより遅かったですが、新習志野駅到着くらいから回復。

機関車次位のクハ205の窓には、何故か換気ダクト?が。

今回のM33編成には、サハ205にゾロ目の111番が。
この輸出により、姿を消します。

またまたJRマークが消され、寂しい佇まい。

今回は2番ホームに上がってみました。
すると、なんと発車案内LEDには

ありがとう205系M33

の文字が!

現業はこうして厚意と愛情を持って送り出そうとしています。
それでも良い写真を撮りたいために、マナー違反を続けるのでしょうか?
新しい年になったことだし、他路線、鉄道会社での情勢も他人事に捉えずに考え直す必要があるのでは。

東京側クハ204のほうに再度回ってきました。

方向幕は京葉車両センターオリジナルシリーズ。
今回は富士山と丹頂鶴が描かれました。

そして14:50。

警笛一声、蘇我に向けて回送。

そんな蘇我へ後から追っかけると…
なんかEF81の解放に手こずっていたようですが、しばらくして無事解放完了。

ここで約3時間留置し、京葉臨海鉄道のDLの迎えを待ちます。

やがてジャカルタで共演?するかもしれないと噂のE217系との並びを押さえて、

EF81の回送発車を見届けて、今回は撮影を終わりにしました。

今日発売の鉄道ダイヤ情報誌によれば、来月までにあと2回同様の設定があるとの由。
いよいよ最終段階に向けて、慌ただしくなっていきそうです。