そろそろ伊豆急下田に戻る時間…
という時に、また雨が降り始めた。
それもかなり強い勢いで。
米米CLUB・君がいるだけで
が脳内をジャーンと流れるのは、平成初期にJ-POPにハマった世代ならではかw
「素顔のままで」
1992年4月13日〜6月29日、毎週月曜21:00〜にフジテレビ系で放送されたドラマ
出演:安田成美・中森明菜・東幹久・的場浩司ほか
大らかかつバブリーな名残のある良い時代だったのかなと思う。
実際この100系も、ローカル用にしては国鉄急行型にも劣らないデラックスな名車だったが。
往路のように窓も開けられなくなり、のんびりとした旅が続く。
3人ずつ1分半の区切りで、こちらでも思う存分最後の撮影をする。
誰もいない状態で、スッキリと撮れるのもこれで最後。
昭和を思わせる懐かしいアイテムが、また一つ記憶の彼方へと消えていく。
全てが全て、撮り逃せなかった貴重なシーンの連続に感慨を深くした。
ここでまた、豪雨予報アラームが鳴る程の強い雨の中で停車。
この時点で既に下田側のサボは外されていて。
…そして昨日、7月7日で引退。
穏やかに全てのイベントを終え、深夜に伊豆高原に回送されたそうだ。
奇跡の復活からわずか8年。
寂しくはあるが、その奮闘は間違いなく記憶に刻まれた。
その獅子奮迅の活躍ぶりに感謝したい。
この後の処遇はまだ決まっていない。
何処かで保存されるのか、それとも。
色んな希望的観測も聞こえてくる。
でもそれは、自分は敢えてしない。
鉄道趣味人の妄言に近い戯言と受けとられかねないからだ。
だから自分は、適切に、とだけ言っておこう。
ちゃんと最後に行けた。
ちゃんと最後に乗れた。
ちゃんと最後に撮れた。
そのことを善として、締めとする。
…また振り返りや、そのほかの事も書きますけどね。
お読みいただき、ありがとうございました。
憧れのハワイアンブルーよ、永遠に!