さらば・哀愁のツリカケランナー「サンナナ」2019.6.6④小涌谷にて着実に、発電ブレーキを効かせて慎重に山を下る。紫陽花の時期には早かったが、気持ちいい緑の中を走り抜けていけたのは癒されたな。久々にゆっくり吊り掛けサウンドを堪能して、大充実のある午後。また2両、味わい深い車両が消えていく。大平台にて塔ノ沢にてそして、旅は終わる。定刻通り、箱根湯本に帰ってきた。まだ一ヶ月近くある。もう一度、ゆっくり乗れる時は来るだろうか。それは、カルダン駆動に更新済みの在来車にも。気がつけば、片手で数えられるほどの残存数。後悔のないうちに、また乗りに巡りたい。