2018-10-28 西武鉄道001系新型特急電車「Laview」甲種輸送 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

10月28日。
26日に山口県下松市の日立製作所から出場した西武鉄道の新型特急電車の甲種輸送が、無事上京。
ダイヤは事前に公開されていませんでしたが、Twitterに逐一情報が上がるものだからそれをひたすら頼りに
状況を見極めて、車を走らせてこちらの撮影地にやって来ました。

武蔵野線北府中〜西国分寺間にある、泉町陸橋の上。
かつて何度もここで撮っているし、オフィスからも車で10分かからない馴染みある場所。
近くのコインパーキングに悠々と車を止めて、陸橋上へ。

ネタがネタだけに人が多いことを覚悟済みだったが、意外なことに自分含めて3人のみ。
それも、うち1人とあれこれ話をしながら待つ。
聞いてやはりと思ったが武蔵野線各駅は激パだったみたいで、ギリギリ回避して正解だったみたい。

そして、8:39頃。
その姿を、ついに現しました。
ブルーシートからもわかる、その頭の球面っぷり!
しかも牽引機関車は、国鉄特急色に戻されたEF65 2101が登場。


要所要所でサービス警笛(駅では本当、注意喚起なんだろうが…)を鳴らしながら通過していきました。

…これからおよそ1時間後、新秋津駅。
すでにEF65は切り離され、西武線内に入る準備が進んでいました。

新101系263Fもスタンバイ完了。

…改札を出て向かう間に、連結作業が終わっていました。

仮設の連結器が、やけにものものしい。

実運用時の連結器は、スカート収納になるのかな?
等々、そこにいた人達と会話が尽きぬ。

ここに愛称が描かれるのだろうということは、なんとなく想像ついていた。

池袋側になるほうに回り込んできました。

やはりブルーシートでぐるぐる巻きにされてはいるものの、その特徴的な前面はよくわかります。

そして、側窓の大きさも。 
JR東海のワイドビューシリーズよりも凄い。
そして、

レオがいた!

相鉄20000系の時と同様、代表キャラクターの車掌?役を得て長駆走ってきました。

できることなら、日本シリーズ進出を祝いつつ出迎えたかったよね。

そんないちライオンズファンの、複雑な気持ちを乗せながら。

さっきまで牽引してきたEF65 2101が帰っていくのを合図に、撮影を終えました。

…本当はせめて所沢までは見送りたかったのですが、この日は池袋線がダイヤが乱れていた関係だったのか
タイムリミットまでこの場所を動くことが無く、仕方なく撤収した次第でした。

さて、今日、報道発表がありましたが。

形式は001系
愛称は「Laview(ラビュー)」

と正式に明かされました。
正直な話、形式は意外な流れになりました。
周りが50000系と先走りで書いていたけど、違和感があってTwitterでは形式を書いてこなかった。

そして、昨夜の段階で「50000系はない」とも聞かされてはいた。

結果、初代レッドアローで××1系から脱却したと思いきや、今回まさかの回帰。
これからの100年を意識して付けられた、との由。
JR東日本のクルーズトレイン「四季島」も意識したのだろうか?

営業開始は来年3月。
レッドアローの世代交代完了からはや23年、その移り変わりをまた見る時が来た。
新たな魅力を加えた秩父路を駆け抜ける日が、今から待ち遠しい。