【折返場点描・第204回】浮島バスターミナル/川崎鶴見臨港バス ほか | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

第204回:浮島バスターミナル(うきしまばすたーみなる)
所在地:神奈川県川崎市川崎区
担当
川崎鶴見臨港バス(塩浜営業所)
京浜急行バス(新子安営業所)
日東交通(木更津営業所)
小湊鐵道バス(木更津営業所)
東京ベイサービス(木更津営業所)
発着路線
臨港[産01]産業道路駅〜浮島バスターミナル(殿町・小島町経由
臨港[快速]産業道路駅〜浮島バスターミナル(江川一丁目・小島町経由)平日朝のみ運行
※殿町小学校前・大師河原・県営埋立地入口停留所は通過
臨港[川03]川崎駅〜浮島バスターミナル(藤崎一丁目・四ッ谷下町・江川一丁目・小島町経由)
臨港[川03]塩浜二丁目〜浮島バスターミナル(観音橋・江川一丁目・小島町経由
[アクアライン高速バス]川崎駅〜木更津駅東口
※5社共同運行、川崎駅行きは降車のみ可。
海ほたる・木更津金田バスターミナル・袖ヶ浦バスターミナルに停車
※朝9:00までは海ほたる・木更津金田バスターミナルを通過
※平日17:35、土休日20:10以降は海ほたるを通過

204回。
海辺のバスターミナル編。

東京湾を一直線に横断する東京湾アクアライン。
その川崎側の結節点に、バスターミナルがひっそりとあります。

てっきりすぐ側は海だと思っていましたが、高速のインターチェンジと太陽光発電所があるらしい。
その他も周りはひたすらに工業地帯。人家は無し。
基本ビジネス的な用事がない限りはまず行かない場所で、自分もこの取材が無ければ絶対に行かない(笑)
それでもここにあり続けるバスターミナルとは?

そんなバスターミナルに、なかなか少なくない本数のバスが出入りしています。

ターミナルの真ん中に、これこそバスターミナルだ!と言わんばかりに鎮座する建物が。
但し待合室のみの機能としてあり、高速バスなどの切符は販売されていません。
取材時は夏前で暑かったので、暑さ凌ぎにはなりました(笑)

最低でも1時間に一回、高速バスと一般路線バスの競演が見られます。
高速バスは臨港バスを始め5社共同運行で、バラエティに富んだ高速バスのカラーが見られます。
木更津方面への乗り換えポイントとして機能しており、一般路線バスから乗り継ぐ人もいるようです。

バスターミナルに接して設けられているのが、高速バスが発着する1番乗り場。
なお川崎駅行きは降車のみの取り扱いで、後述する臨港バスの一般路線の利用が案内されています。

ここから木更津駅まで、早ければ30分あまりで着きます。
本数も1時間に1〜3本と高速バスとしては高頻度。
値段もリーズナブルなので、小旅行にも良いかもしれない。

かたや、臨港バスの一般路線バス停は少し離れたところに2番乗り場を設置。
ベンチは屋根にかかっておらず、雨の時には座れなくなるのが不便…(/ _ ; )

バス停は臨港標準仕様。
ただ、スポットライトみたいなのがついていて、夜は点灯するのかな?

川崎駅行きの運行本数は1時間あたり5〜9本とそれなりに。
一部ある塩浜二丁目行きは出入庫便。
産業道路駅行きは平日朝に運行が偏っており、昼に3時間ぽっかり空いて夕方に運行が終わる。
快速は平日朝のみの運行で、大師線からの通勤輸送に特化したものと考えられます。

羽田空港からも距離が近く、飛行機との競演が見られることも。


と、川崎市交通局の話は出てこなかったのに敷地の看板にはあるが…
実は2013年4月30日までは[川03]は共同運行で、その名残がまだ残っていたのでした。


路線データ
川崎駅まで約38分210円(IC206円)
木更津駅東口まで33〜45分1,180円