【折返場点描・第202回】三井埠頭/川崎鶴見臨港バス | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

第202回:三井埠頭(みついふとう)
所在地:神奈川県川崎市川崎区
担当:川崎鶴見臨港バス(塩浜営業所)
発着路線:[川22]川崎駅〜三井埠頭(さつき橋・浜町三丁目・扇橋経由)

実は、ここは行く予定に無かった折返場。

ある夏の前のある日。
JR鶴見線で、数年振りに扇町駅を降りました。

扇町駅名物?の猫と戯れる、バトルロイヤル・ステーション。

実はこの扇町駅を降りる時、本当は川崎市バスの「扇町」に行こうとしていた。
名前からして、扇町駅からすぐ近くにあるものだとこの時まで思い込んでいたからだ。
それでささっと取材して、川崎駅に戻ろうと思っていた。
扇町駅で地図を確認して、いざ歩いて向かってみたら…

…あれ?

違うバス停に着いちゃった。

なんとそこは、川崎鶴見臨港バスのバス停だった。
実は、川崎市バスの「扇町」はここよりも遥かに東側。
歩いていくには、道路を大幅に迂回しなければならなかったことを知らなかった。
しかも川崎市バスの本数は少なく、行ったところで大幅に時間をロスするので断念した由。

でも、いきなり来てみた割には

いいロケーションじゃねぇ??

やっぱり引きはそれなりに強いらしい。

バス停は道路上に降車専用と、折返場内(といっても、駐車場を欠き取った場所か)に乗車バス停が。

置かれてからかなり長い年月が経っているのか、かなり色褪せがひどい。

運行本数は、かなり高頻度。
平日の日中や土休日でも、1時間あたり5〜6本を確保。
平日の朝ラッシュは4〜6分おきにバスが発着する。

三井埠頭に出入りする車両が多いために、特に発車時は後方から出る車に気をつけて出て行く。

乗車バス停後方の古い倉庫が、存在感を示す。

平日でも数分に1回、ダイナミックに折り返して行く。

敷地の一角には、廃コンテナが。
もはやこの色合いすらも懐かしい、そんな年代になったのだな。


路線データ
運賃:210円(IC206円)均一
所要時間:川崎駅まで約22分