2018年7月10日。
小田急ロマンスカー・LSEことLuxury Super Express7000形が定期運用から引退しました。
自分は8日に引き続いて最終日も乗車・撮影を敢行しましたが、それらの報告は後に回すことにして…
このブログを読み返してみたら、現役バリバリに走り回るLSEを結構撮り残していました。
2012年2月から3月にかけて。
この時の小田急電鉄は、小田急顔とも称された通勤車の5000形と、特急あさぎりの運行体系見直しに伴って
RSEこと20000形、さらにHiSEこと10000形と3形式が同時に引退することになっていた。
今回とは真逆のキツい寒さの中で、何回か小田急線界隈に足を運んではあれこれと撮っていて、その成果を
この当時からブログにちまちまと上げていたのでした。
まぁしかし。
この時の最初のブログにもちゃんと書いていましたね。
LSEが一番お気に入りだ、ってね。
2012.2.8 経堂にて
最初に撮影したのは2012年2月8日、昼休憩を挟んだ後だったみたいだ。
基本寒がりな自分だが、この時もやっぱり寒くてどうにもならなかったんだろうね(笑)
最初は旧塗装に復元されたばかりの編成を撮ったが、前面窓枠が黒でアンバランスだった印象が強い。
それはどうも小田急も分かっていたみたいで、結局しばらくして銀色に復元されて最後を迎えた。
下北沢にて
度々ライブなどで乗り降りしていた下北沢も、鉄道撮影を目的に降りたのはこの時が初めてだったかも。
しかもこの時はあえて狙って、新宿行きの後追い撮影をしていた節がある。
上り勾配に挑む、っていう構図が好きだったからかな。
この時ちょうど来たのが、この2012年の2月19日限りで運用離脱した新塗装の7001編成。
車両更新のタイミングで塗装変更されながら、何故かわずか17年しかもたず旧塗装に復元された幻のカラー。
HiSE引退から先んじて1ヶ月前に、7001編成を廃車、7003編成を旧塗装に復元して消滅していった。
過渡期のシーンをLSEと共に押さえていたのは、我ながら良いセレクトだったかもしれない。
ことに地下線工事が進捗すると以前とは逆に複線島式ホームになっていたのと、少し狭かったが両ホームの
先端でズームを伸ばすと正面がちにいい具合にうまく撮れた場所だったので、この時に撮影に歩いた中では
屈指のお気に入りポイントになり、以降たびたび訪問することになった。
開拓するだけではなくて、こういう定番も押さえておくのは良い。
それでも、この撮影時はそこまで賑やかじゃなかったような。
ことに東北沢は、撮りたい編成をことごとく収めていた。
やりそうでなかなかやらずに、最後にやっとやった一コマ。
すでに上下線間に新ホームが現れ、このようなシーンを撮ることはできない。
それでも、ここからさらに6年持った。
よく走った、と労いたいね。