上信電鉄150形151F(元西武鉄道401系407F)5月25日引退(しました) | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

5月25日。
上信電鉄150形151Fが、前身の西武鉄道時代から53年に渡る活躍に幕を下ろしました。

…えぇ。
西山名から高崎までという、なんとも中途半端な形での終わりじゃちょっと寂しいじゃないのよ。
子供の頃の記憶に刻まれた懐かしの車両とのお別れを、そんなんで済ませていいの??

…そんな熱い気持ちが、21日に我が身体を再び高崎に動かしまして。
それも、東武1800系の記念乗車券を買った後に動くという、半ば強行なスケジュールで。
もちろん、事前にTwitterでダイヤを把握していたからこそだけど。

21日、13:30頃。
高崎駅構内で一休みしていた151Fは、再び動き出して0番ホームに入線。

前回訪問時と違って、発車前の落ちついた雰囲気で撮影する時間が取れた。

車内は基本的に西武時代と大差なくも、上信電鉄での運用に合わせてチューンナップされた箇所も。

クモハ152は無くなっていてドキリとしたメーカープレートも、クモハ151には健在。
老朽化で欠落したのか、誰か手を出したのか、どちらだ?

鉄道むすめも、お見送り。

できれば黄色一色にして欲しかったが、まぁしょうがないね。

結局、下仁田まで全線を1往復しました。
懐かしい走行音を、心ゆくまで堪能して。
西武時代と遜色ない速さを出す区間もあり、28年前の記憶がふと蘇りました。

それでも、確実に時間は流れている。
それでも、ここまで走ってくれたことに感謝。

…下仁田に着く直前、車内に蜂が迷い込んでいて一時騒然!
しんみりしていた気持ちが破れちゃいましたけど(笑)

気持ちを立て直して、最後の旅。

同じ西武鉄道から来た後輩、旧101系の500形。

若干クモハ151側の放送機器の不調(アンプによるものらしい)が気になったが、無事に1往復走り抜く。

旗による停止位置指示を受けて、高崎駅に到着。

なにもしないままで朽ちていくよりも、現役のまま走り切ったほうがよっぽどいい。
それを体現して、また四半世紀余りも走ってくれたのは素晴らしかった。

ここでの走りを見守っていた、高崎駅の木製ベンチ。
この風景も見納めに。

スクロールのタイミングで少し上から目線だった(笑)運賃表示器。

…そして、もう少しお別れの旅をした。
時間を勘案して、高崎商科大学前駅まで乗車。
これで、151Fとのお別れとなった。

…が。
なんか、さよなら運転が計画されているらしいね。
とりあえず詳細待ちだけど、どうなるか?

あと、記念乗車券が発売されたらしいね。
21日の時には無かったからなぁ。

てか、いつ行けるんやか(笑)

ま、ゆっくり乗れたから満足。
雰囲気も落ち着いていたし。
(そもそも、平日だからほとんど同業者はいなかったし)

続く、のかな?