新型車両の導入によって、去就が俄然注目されてきている東急電鉄のオールドランナーたち。
8500系8606F
4月25日 渋谷にて
田園都市線で一番の注目は、8500系でもやはりこの8606Fだろうか。
今や同系列唯一の方向幕装備車となり、中央林間〜押上間のみ、東武線に乗り入れない運用に就いている。
メーカープレートも幸い健在。
5月1日 渋谷にて
もともとTOQ-BOX名残の青帯のところ、最近Bunkamuraの広告車となり扉に色が追加。
華やかさを増した印象だ。
8090(8590)系8695F
10両編成2本が残り、マルKマークを貼り付けて8606F同様の限定運用に就く。
8500系のほとんどの車両よりも車齢は新しいほうだが、この路線では少数派のためにタイミングによっては
先に運用離脱、なんてこともあるかもしれない。
ちなみにやはり少数派な部類の2000系は、先頃一部が更新工事を受けたらしい。
1000N系
さらに1500系への更新によって、急激に数を減らしているようだ。
そんなグループのうちの1020Fも、前照灯は大井町線9000系と同じようにLED化されている。
カラーも往年の黄色と紺色のツートン。
7705F&7703F
4月25日 蒲田駅
日本初のオールステンレスカー7000系の残党として、更新されながら生き永らえてきた7700系。
先頃、新7000系と入れ替わりにいよいよ今年度限りとの話が聞こえてきた。
日中、お目にかかる姿も減ってきている。
すでに7000系としてより7700系としての車歴が長くなり、半世紀余りよく動いてきたと思う。
最後まで事故の無いように、悔いなく見送っていきたい。