【折返場点描・第181回】こどもの国/小田急バス | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

第181回:こどもの国(こどものくに)

所在地:神奈川県横浜市青葉区

乗り入れ会社:小田急バス(町田営業所)

発着系統

[鶴06]鶴川駅~三菱ケミカル前(緑山スタジオ・日体大経由)平日・土曜の朝夕のみ運行

[鶴07]鶴川駅~奈良北団地(緑山スタジオ経由)

※奈良地区センター前~こどもの国間重複運行

[柿21]柿生駅南口~こどもの国(真福寺・鉄町・日体大経由)一日4本のみ

 

 

第181回は、横浜編。

なかなか手付かずだった横浜市北部に踏み入れました。

 

横浜市最北部にあるこどもの国は、旧日本軍の施設で敗戦後に米軍に接収された田奈弾薬庫の

跡地に、当時の皇太子(今上天皇)の御成婚を記念して、主に国費と森永乳業など民間からの

寄贈により整備、1965(昭和40)年5月5日に開園した施設です。

敷地北側は川崎市麻生区にかかっていますが、正門は横浜市側にあります。

ここまでのアクセスは現在横浜高速鉄道こどもの国線がメインで担っていますが、路線バスの

乗り入れは開園当初から行っています。

 

正門からこどもの国駅側を見ると、駐車場・電車案内と共にバス乗り場の案内が。

 

正門から向かって右側、こどもの国の目立つ電光看板のところに折返場があります。


奈良北団地発着系統は奈良地区センター前~こどもの国間は重複運行のため、北側から進入。

 

客扱いをしたら、180度向きを変えておのおのの目的地に向かいます。


かたや、柿生駅行きは逆から進入。


 

運行時分には余裕を持っているようで、折返場内で小休止。

並行する横浜市バス・東急バスと顔を合わせる場面も見られます。

 

折返場内にバス停は3本、全て小田急バスのもの。

全て白百合型。

北側から順に、鶴川駅行き。

表記が今や珍しい最初期タイプ?

 

やはりこどもの国へのアクセスは電車がメインなのか…

こちらは日常利用に徹している感のダイヤ。

日中は30分間隔の運行です。




続けて、奈良北団地行きと三菱ケミカル前行きは同一ポールに。

こちらは近代仕様の表記。


ここのみ、系統によって行く方向が変わるので注意が…

 

…そんなでもないですね。

三菱ケミカル前行きは、平日・土曜の朝夕のみ運行の通勤路線です。


そして柿生駅行きバス停は、老人ホーム出入口脇に。

 

ここのバス停のみ、三菱ケミカル前のバス停表記が『三菱化学前』のままです。

 

本数は…

10〜13時台に各50分発の一日4本のみ。

直さなくても大勢に影響しない、ということなのでしょうか。

 

なお、折返場の北側には横浜市バス・東急バスのバス停があります。

両社局で横浜市バスタイプのバス停を共用していますが、横浜市バスでは


『こどもの国入口』


と案内されるのに対し、東急バスは


『こどもの国』


と案内されますので注意が必要です。

 

近くの看板には昔日のままの表記が…



運賃:各路線220円(IC216円)均一


【予告】

取材が順調に進んでいるため、6月以降の折返場点描は久しぶりに週2回更新の予定です。

あとは自分の体力次第…ですが(笑)

長らく一都三県から抜け出せなかった折返場点描、ようやく重い腰を上げて…?