【折返場点描・第168回】東大構内/東京都交通局 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

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第168回:東大構内(とうだいこうない)
所在地:東京都文京区
乗り入れ会社(担当営業所):東京都交通局(巣鴨自動車営業所)
発着系統
[学01]上野駅〜東大構内(御徒町駅・竜岡門経由)
【停車停留所】上野駅〜御徒町(→上野松坂屋→/←上野広小路←)竜岡門〜東大病院〜東大構内
[学07]御茶ノ水駅〜東大構内(竜岡門経由)
※御茶ノ水駅の始発は聖橋口、終着は西口。御茶ノ水駅〜竜岡門間は無停車

第168回、日本の最高学府へ!

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東京大学。
言わずと知れた、東京はおろか日本でも屈指の最高学府。
その大元、文京区にある本郷キャンパス内のほぼ中心にある都営バスの折返場です。
その歴史は古く、1949(昭和24)年7月には50・51系統として運行が始められ、以降構内で
幾度か変遷があったものの、1972(昭和47)年頃には現行の体系に落ち着いたようです。
学バスの元祖的な存在の両系統ですが、実情としてはひとつ手前の東大病院までの利用が多く
客層も高齢者が多数で、ここまで利用してくる学生はそんなに多くはないとのことです。

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折返場は安田講堂より若干東側、理1号館群と第2食堂の付近にあります。

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降車場は2ヶ所ありますが、そのうちの前側には『臨時』と書かれたポールが。
通常は工事などの仮移設用に出てくるポールが、なぜここにあるのかは不明。

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乗客を降ろし終わったバスは、第2食堂前のロータリーで転回。

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3台分スペースが確保された乗り場。
向かって左から上野駅行き、御茶ノ水駅行きと並び、一番右は食入による留置用。

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バス停は路面にペイントがされるのみで、ノンステップバスをしても若干バリアは否めず。

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但し点字ブロックがルートに沿って設置されており、視覚障害者に一定の配慮が。

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第2食堂に隣接した場所に、詰所を設置。

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正式名称は『東大構内操車所』。
誘導員が1名常駐していますが、ピーク時以外は穏やかな時間が流れているようです。

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このように3台並ぶタイミングはなかなかありません。
日中は上野駅行き、御茶ノ水駅行きどちらかが発車を待っているような感じですが、利用者が
少ない時間帯はギリギリまで扉を開けずに留置されています。

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バス停はどちらもオリジナルデザイン。
かつての富士急バスのものをベースにしていて、状態から比較的近年に交換された様子。

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運行本数は御茶ノ水駅行きのほうが優勢。
波動は大きめですが、不便に感じるほどではありません。
依然収支は厳しいものがあるようですが、貴重な大学アクセス線として存続を期待します。

路線データ まで
運賃:180円(IC175円)均一
所要時間:上野駅、御茶ノ水駅まで約10分

【お知らせ】
ここのところの業務量の都合上、この折返場点描シリーズは当面の間

毎週土曜日または日曜日

に変更させていただきます。