【折返場点描・第133回】佐知川原/西武バス | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

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第133回:佐知川原(さちがわはら)
所在地:埼玉県さいたま市西区
乗り入れ会社(担当営業所):西武バス(大宮営業所)
発着系統:[大25]大宮駅西口〜佐知川原(稲荷坂上・青葉園経由)

第133回は、大宮の西武バス編。
大宮界隈といえば、以前に東武バスを集中取材しました。
ところが実は、西武バスにも趣のある折返場が多くあります。
それは今なお取材継続中ですが、まずは『佐知川原』といういかにもそれらしい場所へ。

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大宮駅西口からさらに西に10分ほど、三橋総合公園南口からは狭隘区間に。
特に大宮屈指の規模の墓地・青葉園の南側は行き違い困難な難所。
ゆっくり慎重にすれ違いながら、終点を目指します。

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…と、住宅地に戻りしばらく走ると、唐突に右に入って降車扱い。
そこが、佐知川原です。

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そして、降車扱いが終わるとすぐに転回。

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逆側にバスをつけ、乗車扱いへ。

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降車バス停は向かって左側に。
旧型ダルマポールを二つ組み合わせ、運転士向け注意看板に改造。

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発車バス停は屋根にベンチ付き、ターミナル仕様。
背後には乗務員詰所・トイレもあり、多少の休憩にも配慮されています。
ただ詰所は、西武バスで取材してきた中では屈指の年代物と推察されます。

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バス停にはゼンリンのものを加工したとみられる周辺地図が掲示。
しかしこれ、いつの情報なのだろう??
あと、近年の個人情報の観点から見ると不安も多少…

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通勤需要に配慮して初発は早めですが、1時間あたり3〜5本と本数はそこそこ。
青葉園あたりの狭隘区間の兼ね合いもあってこれ以上の増発も難しかろうし、周辺の環境から
そこまで爆発的な需要を獲得するまでには至っていないようです。

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それでも、折返場の一部を駐輪スペースに開放しているのは最近のステータス。
ここはまた利用率が高い様子が伺えます。

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そういえば、折返場の入口、乗車バス停脇に謎の石碑が…
残念ながらまったく解読不可能で、時間の関係もあって調査も断念したのですが。

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生活路線として、まだまだ路線的には安泰か。
それでも、大宮界隈とは思えぬのどかさを備えた好ロケーションだったのでした。


路線データ
大宮駅西口まで
運賃:200円(IC195円)
所要時間:約15分