2000〜04年に京王電鉄バスに導入されてきた日野レインボー『HR』が今月限りで引退するため
それを記念したありがとうイベントが京王バス南・多摩営業所で行われた。
そもそも、今回最後まで残ったHRは京王電鉄バス八王子営業所配置車だったのだが…
何故開催場所が多摩営業所でなのか不思議だったのだが、どうやら八王子営業所構内の工事の
都合から、こういう形になったようだ。
…と、気になる色のバスが構内に?!
ちなみに左の貸切車は、新宿から運行されたツアーバス。
京王電鉄バスに残った最後の一台で、最近は平山工業団地循環増発用や代車運用が主だったが
この23日をもって、ついに車籍が抹消されることが決定。
このC21701号車は、C20207号車の代替で既に17日には豊田界隈での運行を確認。
西東京バスの同型車・BK20399号車。
実は車歴を紐解けば、同車はもと京王電鉄バスC20316号車で、20317号車と同時落成。
2003年の長房地域路線の西東京バス移管に伴い、グループ間移籍したという経緯がある。
このため、会社移籍ながら車検登録ナンバーは京王時代と変更なく、連番のままだ。
中には既に廃止になった『本沢ダム』『大平』も表示されたが、何故かC21701号車にも同じ
表示がなされ、なんで?!とギャラリーが一時騒然となる一幕が(笑)
充当されたのはJ40530号車。
良い思い出ばかりかと思いきや、次から次に出るぶっちゃけ話に爆笑続出(笑)
方向幕収集を趣味とする知人も、無事に欲しい方向幕を獲得できたみたいです。
まぁどうしても限られた場所で、限られたネタを基にイベントをやるのは苦労があります。
ワンパターンになってきたり、予測を見誤って時間が押してしまったり。
今回も度々タイムテーブル変更や時間押しがあり、結局イベント終了は14時20分。
それらを踏まえて、つまらなかったと断を下して早く帰ってしまった知人もいたみたいです。
それでも自分は、走り育ててきた現業の方々の愛着の発露から、このような企画を立ち上げて
実行に移してくれた京王電鉄バスの皆様の奮闘に感謝したい。
かつてのことを考えると、このようなイベントも立ち上げやすくなった周囲の雰囲気もあるし。
これからも穏やかな雰囲気を維持しながら、少しでも楽しめるようにしていきたいもの。
そのためには、我々ファンもさることながら、現業、その他関連する人達が知恵を出し合って
気をつけ合って立ち振る舞っていかないとならないだろう。
狭い世間、誰が見ているかなんてなかなかわからないのだから。
帰り。
それを待っていると、イベントを終えたBK20399号車がバス待ち列前を回送で通過(笑)
一緒になったバス好きの友人達とゲラゲラ笑いながら、特発臨時便一本見送ってまで撮影(笑)
最後まで居たからこその、収穫高い時間になったのでした。
最後まで居たからこその、収穫高い時間になったのでした。
さて自分は、最近は豊田界隈で見かけることも多く、割合馴染みのある車両でした。
もっとも先述の通り増発便対応として、豊田駅で予備待機し遅延時に特発していく運用が主で
乗る機会はほとんどなかったのですがね。
…そんな日常の記録の一端は、また除籍日にでも出そうと思います。