日が傾いてきたころに、大金に到着。
またまた交換の撮影のため、混雑をかいくぐって移動。
自分にとってはこれが最後になる、宇都宮地域…烏山線色。
今見れば比較的シンプルなデザインだけど、この地域の風土に合っていたな。
それはACCUMにも引き継がれ、これからも栃木の街並みを走っていく。
…でも、構内踏切脇にいたらこれだけスレスレだった^^;
通過するまで、実は内心ひやひやだったのである。
並んだ瞬間、一斉にカメラの放列が。
この並びも、これで最後。
混雑はしていたが、会心のカットを押さえることができた。
感傷に浸り続けるとまた乗れなくなるので、早足で列車に戻る。
乗りながら撮るというのは、毎回ヒヤヒヤものだ。
子供達の無邪気な見送りを受けて、最後の旅へ。
鴻野山にて。
一足早く春を告げた、駅の側の梅の木とお別れ。
キハ40の二段窓を額縁にして。
下野花岡では、沿線住民が見送り。
ふと外を見ると…
あれ?!Σ(゚д゚lll)
なんと烏山駅で自作プラカードを持参していたあの女性が( ゚д゚)
お互いに目が合って、ビックリしてお互いに手を振る。
なんと、車で追いかけてきたらしい。
…そこまで遅い烏山線って…(@_@)
そんなビックリエピソードがありながらも、
宝積寺にて
力を振り絞って、東北本線上を疾走。
宝積寺〜岡本間で、最終運行になるキハ40とすれ違う。
こちらは日常の姿のまま、滞りなく運行を終えたそうである。
岡本にて
…そして。
新たな出番を待つACCUMを運転所内に見ながら、さよなら放送が流れ宇都宮駅へ。
17時36分。
この編成は、宇都宮駅で営業用の務めを無事に果たし終えた。
列車から降りた人も、駅で待ち構えていた人も一斉にシャッターを切る。