1月10日土曜日、天候快晴。
この日、銚子電鉄で20年余りに渡り活躍を続けてきた『デハ1002』が引退する。
首都圏でも、銚子はうちの地元から片道4時間もかかるなかなかな遠隔地。
昨年暮れのひたちなかに行かなかった負い目もあったのと、19時頃までに新宿に戻らないと
いけないというタイトなスケジュールもありギリギリまで迷っていたのだが、自分の鉄活動に
多大な影響を与えた『鉄子の旅』の旧デザインカラー車というのもあり、参戦を決めた。
1月10日、午前8時32分。
この日朝に錦糸町駅で発生した人身事故の影響を全く受けず、無事に銚子駅に到着。
それも、デハ1002号車の鉄子カラーが終了する時のお別れイベント以来。
この日、臨時運行されるデハ1001との『協調運転号』の乗車整理券販売列へ。
発売まで約1時間半もあり、かつ銚子電鉄の待合室が風の吹抜け口になっているのか強い風が
吹き付けてかなり寒かったが、すぐ前の列の人との会話が盛り上がり、案外時間の流れが早く
かつそこまで極端な寒い思いをしなくて済んだのは幸いだった。
2000形2001編成だ。
入線時に比べると、左窓上にあった車号表記が消えてより京王時代の原型に近くなった。
入っているカバンにより写真や絵柄が違うため、偶然だったとのことだ。
さて、この9時47分発を皮切りに、計7往復の臨時運行がスタート。
実はこの列車から乗車したかったが、整理券およびグッズ販売に予想外の時間を費やしたため
ここでは断念し、まずは10時23分発の定期列車に乗り途中で迎撃…のプランを決める。
こちらは各列車1枚ずつ購入。
ところが、グッズ販売列が想像以上に流れず、10時23分発の定期列車の乗車もできず。