2014秋・中部鉄旅④近鉄最後のナローゲージ内部・八王子線【11月1日】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

リニア・鉄道館を辞し、あおなみ線~近鉄名古屋線を乗り継ぎ一路南へ。
と、近鉄四日市で一旦下車。
{CF0D0413-ED25-4E80-892F-9CCB8DAEE974:01}

{A28888A6-F7F3-4F92-B4FC-8599BAFF9BAC:01}

{DAF763AE-2E58-4304-82DC-ED100817FD55:01}
高架下のかなり隅の隅にある、小さなホーム。
近鉄最後のナローゲージとして知られる内部・八王子線へ。

{33BE19BD-1456-42BB-995F-837F0DD95143:01}
三岐鉄道北勢線には10年半前に乗車していますが、こちらはようやくの初訪問。
近鉄四日市→内部→日永→西日野→近鉄四日市と効率良く巡りました。
車両は三岐鉄道北勢線も元近鉄線で共通なため、実質久々の対面になります。

{AA21F7DE-6AC6-4089-B585-3331D5E70B3C:01}
こちらでも、営業電車を使っての夕刊輸送が行われ、日永で下ろされて行きます。
しかしまぁ、とにかく車両サイズが小さいので新聞束がでかく見える…(笑)

{6972AA86-C26D-46A1-A13E-772B6B2135AD:01}
内部線の終点、内部駅には車庫があります。
ここで車体の検査修繕も行う重要な場所です。
(全般検査などの際、機器類は塩浜検修車庫に搬出して整備する)

{153AD7D4-E344-4D96-922F-DD13F45752E9:01}

{61A645F8-83B6-4DC1-9C2D-30CB405780D0:01}
とにかく、車両はなにからなにまでミニサイズ。
ロングシートに至っては、少し足を伸ばすと向かいの人に当たってしまうほど。
もちろん屋根も低く、自分ですら天井に手が届きそうなサイズ。

{9AF6A833-A3AB-4BCB-B425-DB35162E2675:01}
他の近鉄線と切り離され、切符の販売機も一部を除く各駅に完備されているせいか、運賃箱は
かつての東急世田谷線に近い、いたってシンプルな箱だけというスタイル。
内部・西日野側の車両にはゲームセンターにあるような両替機が別付けで装備されていますが
乗車中に使っている人を見ることは、一度もありませんでした。

{137FD661-BAF9-4054-9410-23569DDC0CA0:01}
日永駅で、内部線と八王子線が分岐。
内部からの電車が西日野行きに、西日野からの電車が内部行きにここで接続するパターン。

{4B295A70-B396-4689-AC8B-8873DB104889:01}
八王子線西日野駅。
昔はここから近鉄八王子まで伸びていたそうですが、水害で廃止に。
どうにか日永~西日野間の一駅区間が生き永らえ、今に至る。

しかし、ここ数年この内部・八王子線も存廃問題が浮上。
二年近くの議論の末、来年春から『四日市あすなろう鉄道』という新会社へ移行とのこと。
ひとまずは存続が決まったが、安閑としていられないのが最近のローカル線の厳しさ。
この日も特に内部線は同好の士のほうが多く見られるほどで、先行きに不安が残る。
より地域に密着し、永く愛される鉄道として残ることを願ってやまない。

{8D6FB29A-F82B-4FA4-BFBE-0BF4BABC0BFE:01}
そして、早々に四日市を離れ、次の街へ。

{2C4ED053-A8C5-4E4D-BFF7-7C996FD97C91:01}
時間の関係上、一旦松阪まで出て、そこから引き返す。

{6B50BBA9-77F4-426E-B89F-C493E70EEBE2:01}
大渋滞の国道を横目に、ひたすら歩いた先にあるものは…?