2020年、東京五輪開催決定に寄せて | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。


たいちょうの心のつぶやきVer.2
2020年東京五輪、開催決定-


いち東京都民、そしていち日本国民として、待ちに待った吉報が届いた朝になった。
まずは素直におめでとう、良かったと今は申し上げたい。


ほとんどは素直におめでとう、という言葉でTLは溢れ返っているが、その一方で未だくすぶり続ける
東北、なかんずく福島第一原発の問題に懸念を抱く向きがあるのもわかる。

あの災害が起こったことは紛れもない事実であり、今後末代に至る迄消すことなどできない。

しかし、ただ悲観し、不安視しているだけではいけない。
それをバネに、今回の東京五輪の開催決定が、東北の復興や日本の経済的にはもちろん、日本人を
精神的に成長させる絶好の好機とせねばならない。


日々周囲を見ていると、ネガティブ、批判的な言葉で溢れ返っている。
政治、経済、国際情勢…
果ては芸能、友達間、知り合い同士のなんでもないことまで。
それはかくいう、自分自身だってそうだ。
それでどれだけの人を困らせ、傷つけてきたことだろうか。
それを考えるとやむにやまれぬ思いに苛まれるのである。


2020年まで「まだ」7年もある。
その時、順調に生きていれば自分は41歳だ。
その時までに、日本は、東京は、そして自分は、何が出来るのであろう。


楽しむのは良いことだ。
それは一切否定しない。
自分の生き方にも通ずる。
しかしそれ以上の深みを、重みを背に感じながら、先に進んでいかないといけない。
なすべき課題を解決し、胸を張って世界の人々を迎え入れる態勢を整えて欲しい。


それをどれだけの日本人が理解し、心得え、共に前を向いて行動できるだろうか。
その真価が問われる、2020年の東京五輪になるであろう。


さぁ、ここからが本当のスタートだ。
振り返れば1998年、真冬の長野オリンピック。
あの感動はいまも、我が胸に刻まれ、熱く蘇る。
それを今度は東京で!
日々嫌な事もある。投げ出したくもなる。
周囲も、自分自身も、時間が流れる以上いまこの時も確実に変化している。
それに悪戯に翻弄されず、笑顔で、その時を迎えられたらと思う。

2020年7月24日、いまこれを読んでくれた全員が笑顔で集いあえますように。

Let's Future 2020 Enjoy TOKYO!!